学長メッセージ

白幡学長主題

学長メッセージ

城西大学
学長 白幡 晶
 「学問による人間形成」を建学の理念として掲げた城西大学の創立者水田三喜男が第1回目の卒業生に語ったことの中に、「境遇や環境を嘆くなかれ。環境は 自らの責任のもとにつくるもの。不自由さのなかで学んだことこそ成長の糧になる」という内容の言葉がありました。設備や環境が十分に整わない建学間もない 頃のことです。 
 その頃に比べれば、現在の学生はより多くのチャンスに恵まれています。しかし学生の皆さんには、今こそあえて厳しい道へ飛び込 んでいくようなチャレンジ精神を持つよう呼びかけたいのです。そして、チャレンジした者だけが得られる充実感を、学生時代に存分に味わって欲しいと思いま す。城西大学では、そうした意識を高めると同時に、チャンスの場を最大限に提供していきたいと考えています。


 
 私は、インターンシップ、海外研修プログラムあるいは地域の中で人々と盛り上げる祭りの企画や環境保全活動などの場で、苦労しながらも様々な刺激を受け、身につけた専門性を基礎に成長し、社会で活躍していく学生の姿を何度となく目にしています。現在自分たちが学んでいることの、社会や世界における役割や意味を実体験することが、知識を得るための勇気や力になり、大きな自信や卒業後の評価につながったのだと思います。
 また学生には、常にグローバルな視点を持つよう促しています。これは単に世界で何が起きているかを知るためだけでなく、世界を意識することが、自らが育った環境の意味を自覚し、確固たる自分の確立に重要だと考えるからです。いろいろな領域で世界と比較して日本について学ぶ「世界の中の日本」は、城西大学の 考え方を的確に示した授業科目だと考えています。 
 さらに、グローバルとローカルは同じ土俵で考えるべきものであることも伝えたいと思います。高齢化の進展に伴う地域コミュニティーの衰退や都市部と農村部の格差などは、どの国にも共通する課題であり、地域のテーマが世界のテーマと同一であることを示しています。
  例えば、多くの海外姉妹校の一つであるブルゴーニュ大学があるフランスのディジョンという街では、文化や歴史的遺産を地域振興につなげる一方、世界的にディジョンマスタードとして知られるグローバル産業が発展しています。このような具体的な例を学生が視察・体験し、日本の地域の課題への応用を考えることは、新しい発想につながるはずです。多くの海外姉妹校とのつながりを通して、地域課題を内外の学生がともに考える機会を増やしたいと考えています。
  一方、海外からの留学生には、地域の行事などに参加する機会を提供しています。坂戸キャンパスの学生と海外から来る留学生が双方向に学びあうこうした取り組みは、地域同士だからこそ成り立つプログラムであり、今後のグローバル教育のモデルケースにもなり得るでしょう。地域をキーワードにして、世界が学び合う環境は、まさに次世代をになう学生であふれる大学だからこそできることではないかと思います。
 城西大学は、今後も地域や世界と連携しながら、社会人としての基礎力を訓練し、このようなプロジェクトを推し進めることで、皆さんに、楽しく生き生きとした毎日と確信に満ちた未来を感じる場を提供したいと考えています。











 
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