薬学研究科

薬科学専攻(博士後期課程・3年制)

主に薬科学分野において極めて高度な専門性と豊かな学識を有する
人材の育成を目指します。


医薬品、香粧品、生活消費化学品、機能性食品を研究・開発・評価するために必要な学識と専門性を養い、きわめて高度な専門職業人の育成を目標とします。そのため、薬学分野と食品・栄養分野を融合させたPharma-Nutritionという学際分野の視点を積極的に導入・展開し、生命科学の最新成果を取り入れた、グローバルでより高度な薬科学の修得を目指します。

3つの研究分野

医薬品・香粧品機能分野

薬粧品動態制御学、皮膚生理学を基盤として、医薬品と香粧品機能の解明に関わる基礎から応用の領域までを研究・教育の対象としています。これらの情報を活用することによって、生活者の視点に立って生活にゆとりを与え、かつ安全性を保障できる医薬品・香粧品の研究・開発、製造、情報伝達を行うことができる能力の養成を目指しています。

薬粧品動態制御学講座

未病と健康に寄与する医薬品・化粧品の機能評価ならびに送達システムに関する研究

皮膚生理学講座

皮膚疾患の解析や化粧品開発を目的とした皮膚の脂質と構造に関する研究

食品機能分野

食品機能学と栄養生理学を基盤として、化学的視点と栄養生理学的視点から、食品の生体調節機能、疾病リスク低減効果、疾病治療効果の解明に関わる基礎から応用の領域までを研究・教育の対象としています。これらの情報を活用することによって、疾病予防や治療補助に有効な機能性食品の設計・開発・製造ができる能力の養成を目指しています。

食品機能学講座

食品・食品成分の生体機能修復作用の解明および評価疾病予防・治療補助効果を有する食品の設計と評価研究

機能性食品科学講座

機能性成分の生体機能与える影響と機能性食品の安全性・効能評価に関する研究

臨床薬効解析学講座

栄養素の供給を阻害することによる新規癌治療法の開発

食毒性分野

生体防御学、臨床栄養学、病態解析学、薬物療法学、分子栄養学、生物有機化学、食毒性学を基盤として、食品、食品の組み合わせ、食品と医薬品の組み合わせを生理学的、薬動力学的、毒性学的に評価する基礎から応用の領域までを研究・教育の対象としています。これらの情報を活用することによって、疾病の発症や栄養機能応答性の違いなどの情報を発信できる能力を目指しています。

生体防御学講座

食毒性に起因する身体の酸化ストレス度評価ならびに食毒性回避のための食品・医薬品評価研究

生物有機化学講座

生体分子間相互作用に基づく生理機能調節の探索および機能発現機構の解明

病態解析学講座

食品と各種病態との相互作用ならびに食品成分による蛋白質糖化への影響研究

薬物療法学講座

食品と医薬品の相互作用ならびに栄養状態と医薬品の相互作用研究

分子栄養学講座

脂質代謝・骨代謝に及ぼす多価不飽和脂肪酸・フラボノイドの作用と分子機構研究

食毒性学講座

食品成分とその有害作用(食毒性)評価および食毒性を制御する食品構成・薬物治療の検討

臨床栄養学講座

生活習慣病に対する各種栄養素の影響とメタボリック症候群の効果的な栄養治療の確立研究

有機薬科学講座

糖鎖の生命現象解明のためのポローブや、創薬につながる機能性糖鎖誘導体の設計・合成及び生物評価

人材養成の目標

薬科学専攻は、下記いずれかの素養を身につけた高度な専門職業人の育成を目指します。
  1. 安全性を考慮した医薬品・香粧品の開発・研究・製造・情報提供ができる
  2. 安全性を考慮した機能食品の開発・研究・製造・情報提供ができる
  3. 食品、食品の組み合わせ、食品と医薬品の組み合わせを生理学的、薬動力学的、毒性学的に評価する研究・情報提供ができる

修了後に予想される進路

多くの企業、研究機関から有望な人材として期待されています。
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