薬学部
  • 坂戸キャンパス

「用語解説」

ここでは、食品-医薬品相互作用データベースの内容の理解を助ける用語を解説します。
用語は、順次追加してゆく予定です。

(1)薬物の体内動態に関する用語
AUC、Cmax、Tmax、消失半減期、バイオアベイラビリティなど

AUC(血中濃度-時間曲線下面積、area under the blood concentration-time curve)    図のような薬物の血中濃度と時間の関係を示したグラフにおいて、黄色の領域で示した部分の面積をAUCと呼びます。AUCは薬物の吸収率やバイオアベイラビリティの指標として用いられ、薬物の効果の強弱を反映する一つの目安となります。
消失半減期(t1/2)
  投与され循環血中に入った薬物が代謝・排泄されることにより、はじめの血中濃度の半分になるまでの時間で、血中濃度-時間曲線のどの時点で求めても同じ値になります。このパラメータは、代謝能、排泄能などの生理的な変化でも変動しますが、食品または食品成分と医薬品間で代謝や排泄等のプロセスで相互作用が生じたときにも変動します。
Cmax
   薬物投与後に得られる最高血中濃度のことです。薬理効果の強さと関連したパラメータで、バイオアベイラビリティの指標の一つになります。
Tmax 
  薬物を投与してから最高血中濃度に達するまでの時間のことです。薬理効果発現までの時間と関連するパラメータで、バイオアベイラビリティの指標の一つになります。
バイオアベイラビリティ(生物学的利用性)
 「循環血中に移行した薬物量の投与量に対する比率及びその速度」と定義され、薬物の吸収量と吸収速度に関連したパラメータが指標とされます。バイオアベイラビリティの指標となるパラメータとして、血中濃度-時間曲線下面積(AUC)の他、薬物の最高血中濃度(Cmax)、最高血中濃度に達するまでの時間(Tmax)などが使われます。

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