広がるニーズに応えるために専門性を深化させつつ、
国民のヘルスプロモーションを支援できる人材を養成します
薬学・栄養学の専門家として、今、社会から求められるものは、ますます深く広くなっています。 そのため、4年間の学部教育で修得できる専門知識だけでは、 問題に対応するにはもはや充分でないと言わざるを得ない現実が散見されるようになってきました。 本研究科では、充実した講義・演習・実習を通して、専門性を深化させることはもちろん、 専門以外にも幅広い視野を持つバランスの取れた専門家の育成をめざします。 そして、創薬、香粧品開発、機能性食品開発、医療等、それぞれの現場において専門家として貢献できる、 そんな人材を養成していきます。
医療現場で活躍する力を身につける!

本学では学部での学習・研究をさらに深めたい学生や、スキルアップをめざす社会人のために大学院を用意しています。 カリキュラムは講義とそれに対応した演習、学生個々の課題とそれに関する共同調査、口頭発表から編成され、 1年及び2年前期までは教員個人の指導と複数指導教員制を併用し、大学院生の能力向上をめざしています。 また、薬学専攻博士後期課程では「TA(ティーチングアシスタント)制度」が導入されています。
薬学専攻(修士課程)(平成22年度在学生の修了をもって廃止)
専門分野以外の幅広い視野を育成
薬学にかかわる医療分野で高度な問題解決能力を発揮できる専門技術者・研究者を養成することを目的としています。 そのためには、専門知識だけではなく、さまざまな状況に対応できるように、しっかりとした基礎知識を基盤として幅広い視野で専門以外の知識・技術を学ぶことが必要となります。 これを実現するために、1年次の前期には自分が専攻する分野以外の2つの分野で実習・演習を履修した後に自分が専攻する分野で修士論文研究を始めます。 修士論文の主査となる1名の教員だけが研究の指導にあたるという、従来から多くの大学で行われてきた閉鎖的な指導体制ではなく、 主査と2名の副査が大学院生一人一人に対応した指導のためのチームをつくり、修士論文研究の開始から修士論文の発表まで、一貫して協同で指導にあたります。 研究分野として、創薬化学、物性・物理化学、生理活性・毒性、薬剤学の4つが設定され、演習・実習を充実した科目構成でより高度な専門知識を磨きます。 さらに深く研究したい人は、修了後に薬学専攻博士後期課程へ進学します。
薬学専攻(修士課程)の4研究分野

- 創薬化学分野
- 物性・物理化学分野
- 生理活性・毒性分野
- 薬剤学分野
医療薬学専攻(修士課程) (平成22年度在学生の修了をもって廃止)
医療現場での学習に重点
1年目は、問題指向型学習(PBL)に基づく授業科目の履修と、病院と薬局の医療現場での実務学習を行います。 なおPBL授業では、教員からの受動的一方向授業ではなく能動的双方向型をめざし、教員と2年目学生によるチュートリアル学習を多用します。 また、前期と後期にそれぞれ3ヶ月程度の実務実習を配置し、大学での学習と医療現場での学習を相互に行い、医療薬学の理論と実際に関して理解を深めるよう工夫しました。 なお、前期のおける実務実習では主に調剤を中心とし、薬局、病院のどちらでも実習ができるようになっています。 また、後期の実務実習では病棟実習など臨床薬剤師としての知識・技術・態度の修得を目標としています。 2年目には、コミュニケーション能力の向上をめざして、学習することの難しさ・大変さを体感するため1年次生のPBL学習に参加、実際に指導を行う取り組みがあります。 また、1年目に修得した医療現場での実務学習に基づいてさらに調査研究等を行うなど、それぞれの学生に応じた教育プログラムを用意しています。
さらに深く学習・研究をしたい人は、修了後に薬学専攻博士後期課程への進学の道も開けています。
医療薬学専攻(修士課程)の5研究分野

- 基礎薬学分野
- 生体防御分野
- 香粧品機能分野
- 食品機能分野
- 医療薬学分野
薬科学専攻(博士前期課程)
香粧品・食品機能の研究者、高度な実務薬剤師を養成
各自の専門性を深めることができる5分野を基本にしたカリキュラム
高度な専門職業人を育成するために、広い視野に立って各自の専門性を深めることができるようにカリキュラムを工夫しています。 総合薬科学演習を全分野共通の必修科目とした上で、「基礎薬学分野」「生体防御分野」「香粧品機能分野」「食品機能分野」「医療薬学分野」の5分野を基本に構成されています。履修科目の選択により、 (1)安全性を考慮した医薬品の開発・研究・情報提供、(2)生体障害因子から健康を守るための研究・情報提供、(3)安全性を考慮した香粧品の開発・研究・情報提供、 (4)安全性を考慮した機能食品の開発・研究・情報提供、(5)病院・薬局・ドラッグストアーで薬剤師として活躍、といったことができるそれぞれ特徴ある高度専門職業人を養成します。さらに、学生自身が自らの目的に合わせ、カリキュラムを独自に設定することも可能にしています。 たとえば、基礎研究を重視する履修科目を多くすることで「研究職・大学教員」を、応用研究を重視する履修科目を多くすることで「高い問題解決熊力を有する技術者」をめざすコースが設定できます。 また、旧課程において薬剤師資格を取得した方がさらに高度な実務能力を養うために、「薬剤師実務教育型」のコース設定も可能です。
薬科学専攻(博士前期課程)の5つの研究分野

- 臨床薬物学分野
- 臨床生理化学分野
- 医薬品化学分野
- 病院薬学分野
- 医薬品情報学分野
医療栄養学専攻(博士前期課程)
栄養・食品機能の研究者・実務者を養成
薬、食、毒の生体作用を、遺伝情報の発現・制御(ゲノミックス)、タンパク質機能の発現・制御(プロテオミックス)ならびに代謝物変動の制御(メタボノミックス)の情報に基づいて、 物質によって引き起こされるものとして同列に議論することができる人材を育成することに主眼をおいています。 また、総合医療栄養演習を全ての分野に共通の必修科目とした上で、それぞれ履修科目の選択により、「医療の中で活躍できる」、「高度に機能を有する食品を設計できる」、 「食毒性を評価できる」を目標にしたカリキュラムを設置。さらに、柔軟な履修システムも用意しました。 つまり、将来活躍できる分野を想定し、そのために必要な知識・技術を身につけるためのカリキュラムを履修科目の組み合わせによって大学院生自身が独自に設定することが可能となっています。 たとえば、提携病院における実務実習を多く選択することにより医療スタッフとしての認識が芽生える実務教育型コース、 基礎研究を重視する履修科目を多く選択することによって研究職・大学教員を目指すコースなど、さまざまなコース設定が実現可能です。
さらに深く学習・研究をしたい人は、修了後に薬学専攻博士後期課程への進学の道も開けています。
医療栄養学専攻(博士前期課程)の2つの研究分野

- 医療栄養分野
- 食毒性分野
薬学専攻(博士後期課程)
独立した研究者の養成に主眼
薬学専攻修士課程、医療薬学専攻修士課程の修了に沿った形で、博士後期課程が設置されています。博士課程では、独立して研究・教育が行える人材の養成をめざしています。
薬学専攻(博士後期課程)

- 薬学研究系
- 医療薬学研究系
- 医療栄養学研究系
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