研究者・高度技術者の養成

学部での研鑽をさらに深めたい学生や、スキルアップをめざす社会人のために、充実した大学院教育が用意されています。学部での学習・研究分野とリンクさせたカリキュラム編成により、学生は効率的・段階的に知識や能力を高めていくことができます。 また、両専攻共に「TA(ティーチングアシスタント)制度」が導入されており、教員のアシスタントとして学部生への学習サポートやアドバイスを行います。
理学研究科 /数学専攻(修士課程)
本学大学院理学研究科修士課程数学専攻は、建学の精神「学問による人間形成」を踏まえ「広い視野に立って精深な学識を授け、専門分野における研究の能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養う」ことを目的に設立されました。 大学院理学研究科修士課程数学専攻は本学数学科を基礎としており、設置目的にあるように、例えば、数学研究者、高度の数学的能力を持つ数学教育者、及び数理技術者などのいろいろなニーズに応えられるような人材の育成をしております。専門分野は純粋数学と応用数学とからなり、純粋数学としては「代数」、「幾何」、「解析」の3分野があり、応用数学としては「数理科学」の1分野があります。必修科目は論文研修I、II各8単位、計16単位であり、選択科目は、代数学特論I〜V、 幾何学特論I〜IV、解析学特論I〜V、数理科学特論I〜IV、各2単位36単位、及び数学特別講義I〜VIの各2単位で12単位です。院生は上記必修科目の論文研修I(1年次)、II(2年次)、16単位の他、これら選択科目から7科目14単位を取得すれば修士課程終了に必要な30単位を充足することになります。

数学専攻の研究分野と講義科目
- 代数学分野/代数学特論 I〜V
- 幾何学分野/幾何学特論 I〜IV
- 解析学分野/解析学特論 I〜V
- 数理科学分野/数理科学特論 I〜IV
- 数学論文研修 I・II
- 数学特別講義 I〜VI
理学研究科 /物質科学専攻(修士課程)
情報科学、ナノサイエンス、有機電導体・磁性体の分子設計を重点とする物質科学専攻開設
高度専門技術者としての就職のために
本専攻は2004年4月に開設しました。近年、一般企業や大学で技術職として活躍するには大学院修了が条件となってきました。特に、化学工業関連企業ではそのような傾向が強く、化学科の卒業生は、就職するために他大学の大学院へ進学するケースが多く見られましたが、物質科学専攻が開設されたことで、化学科で学習・研究した専門分野をスムーズな形で深めることができ、就職面で大きなアドバンテージとなるはずです。
ITによる化学教育・研究を推進
物質科学専攻は、「情報科学部門」「分子物性光学部門」「物質機能部門」「分子設計部門」の4部門で構成されています。21世紀の科学技術に則した構成で、コンピュータ、ナノサイエンス、有機電導体、磁性体の分子設計に重点を置いています。カリキュラム面では「情報科学部門」の比重が大きく、コンピュータを駆使して教育・研究が行われます。これは物質科学とITとの密接な融合を目的としたもので、他大学院には見られない大きな特色です。
物質科学専攻の研究部門と講義科目

情報科学部門
- 情報科学特論
- コンピュータ言語特論
- 計算機代数特論 多変量解析特論
- 量子化学特論 計測統計学特論
分子物性光学部門
- 分子分光学特論
- 反応動力学特論
物質機能部門
- 物質機能科学特論
- 分子集合体論特論
- 材料設計特論
分子設計部門
- 合成有機化学特論
- 物理有機化学特論
- 天然物有機化学特論
- 有機物質設計特論
専攻共通
- 物質科学特別演習 I・II
- 物質科学特別研究
物質科学専攻の先端的教育・研究分野構成
コンピュータ化された未来の巨大な可能性を先見的に見通し、 徹底的に情報科学部門とリンクして教育・研究をおこないます。
4部門8研究室
部門名の下の記載が研究室名です。

