大学案内|城西大学の教育方針

I 城西大学の建学の精神と目標

城西大学は、建学の精神「学問による人間形成」に基づき、「社会が発展するために必要とされる人材を育成することによって、人類の福祉に貢献すること」を大学の理念として発展してきました。この理念は今も生き続けており、広い知識と深い専門性を学ぶことを通して、グローバルな社会で必要とされる知的、道徳的能力を身につけた、実社会に貢献できる人材の育成を目標にしています。すなわち、専門的な知識と広い教養をともに持った好奇心あふれる人材、国際社会でも活躍できる広い視野を持つ創造的な人材、知識だけでなく人として適切な判断力を持つ責任感のある人材など、これからの未来社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

II 城西大学の教育方針

本学は、建学の精神「学問による人間形成」に基づいた教育を実践するために、当該学部の教育目的と求める人物像を理解し、その者に求められる資質と能力を有する次のような人材を求め、その育成を図ります。

  1. 教養を広め、専門知識の向上、資格取得のため自ら積極的に学ぶ主体性と意欲をもつ人。
  2. 物事の課題や問題点を考え、解決するために意欲的に努力する人。
  3. 学業、社会貢献、文化・芸術やスポーツなどの分野で活動歴があり、本学でさらにその分野の可能性を伸ばしていきたい人。
  4. 国際的視野に立って、自らに課せられた社会的使命の達成に努力したい人。

III 学部の教育方針

1.経済学部

(1)教育目的
経済学部は、経済学および経済学周辺領域の専門性と思考力を備えて現実を分析・判断する能力を有し、社会の各分野において活躍できる人材の育成を目指します。
(2)求める人物像
本学部は、創立者水田三喜男先生の「社会に有為な人材を供給する」という考え方を基に、創立以来の教育を実践してきました。具体的には、日本国内あるいはグローバルな舞台で活躍するビジネス人、また国の機関や地方自治体などに勤務する人、さらに専門的職業人、教育職や研究職として活躍する人材を育成することを目指しています。そのために経済社会の動向に関心をもち、かつ本学部で学ぶために必要な基礎的知識と意欲を備えている人が求める人物像です。
(3)高等学校において学んできてほしいこと
本学部志望者には、高等学校の課程全般にわたる基礎的な学力を身につけた上で、社会に関心を持ち、社会科学を学ぶ意欲のある人を期待しています。また、高等学校における学習などを通じて英語、簿記、情報処理などの資格を取得した人はより望ましいといえます。

2.現代政策学部

(1)教育目的
現代政策学部は、現代社会が抱える諸問題を、幅広い社会科学の視点から解決するために必要となる問題発見、意思決定、説明責任などの能力が高く、公共的なマインドを持つ人材の育成を目指します。
(2)求める人物像
将来の日本社会に必要となる仕事に強い職業人の育成を具体的な目標とし、特定の分野(公共政策、医療福祉、ビジネス法、地域イノベーション)に特化した人材育成を行っています。したがって、入学後にそれらに取り組むにあたり充分な基礎学力を有し知的好奇心が旺盛で学習意欲のある者、社会の仕組みに関心が深く常に問題意識を持って主体的に学習をすすめられる起業家精神にあふれる者が対象となります。
(3)高等学校において学んできてほしいこと
本学部志望者には、高等学校において、目的意識をもって主体的に学び、基礎学力と論理的思考力を身につけ、豊かな人間性、創造性および健やかな身体を養う必要があります。このため、国語、数学、英語、社会系の科目、情報などの科目を中心に幅広く履修することが望まれます。

3.経営学部

(1)教育目的
経営学部は、グローバルな視角とローカルな視点をもち、新しい社会と産業を創造できるマネジメントの専門家の育成を目指します。
(2)求める人物像
企業マネジメント、行政マネジメント、環境マネジメント、健康スポーツマネジメント、グローバルマネジメントの5つの分野のいずれかにおいて、将来自分が就職または起業したいと考えている意欲のある人物を求めています。例えば、公認会計士、ベンチャー経営者、商品開発・営業プロフェッショナル、環境部門担当者、IT専門家、まちづくり政策担当公務員、健康ビジネス・スペシャリスト、スポーツマネジメント・リーダー、グローカルな視野をもった実践型リーダーなど学部に入って将来の具体的な目標を見つけたい人が対象になります。
(3)高等学校において学んできてほしいこと
本学部志望者には、高等学校において、英語、国語、数学などの必修科目をはじめ社会系の選択科目を学び、基礎学力と論理的思考力を身につけ、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の基礎など、幅広く修得することが望まれます。

4.理学部

理学部は、理学の本質を論理的・実証的に解析・考察する能力をもち、複雑な社会情勢に適用できる人材の育成を目指します。

(1)数学科
1)教育目的
数学科は、綿密な論理構成と数学的な思考法を社会に応用できる人材の育成を目指します。
2)求める人物像
数学の好きな人、そして、(1)中学、高校で生徒たちに情熱をもって数学を教えてあげたいと思っている人。 (2)社会の先端で活躍するために、現代数学のツールを身につけようと考えている人。 社会の先端で活躍するために、現代数学のツールを身につけようと考えている人。
3)高等学校において何を学んできてほしいこと
本学科志望者は、高等学校において、基本的な数学の思考方法を学び、論理的な考え方を身につけ、確かな計算力を習得していること、科目としては数学I、II、III、A、Bを履修していることが望まれます。
(2)化学科
1)教育目的
化学科は、化学的思考力と実験技術を併せもち、社会に貢献できる人材の育成を目指します。
2)求める人物像
化学科は、現在社会を支える科学的基礎を物質科学に置き、新しい物質の創造と問題解決能力と化学的感性を育成する目的で、(1)高校で学ぶ基礎・基本を身につけていること (2)理科が好きであること (3)自然科学、情報科学、社会科学に対して好奇心が旺盛である人物を求めます。
3)高等学校において何を学んできてほしいこと
本学科志望者には、高等学校において、自然科学を学び、化学的思考法を身につけ、問題解決法を習得し、高等学校での化学科目・実験技術及び自然科学全般を履修することが望まれます。

5.薬学部

薬学部は、人々が生活と人生の質を高く維持し、健康のより良い状態を目指すことを支援できる人材の育成を目指します。

(1)薬学科
1)教育目的
薬学科は、人々の健康増進を支援する薬剤師の育成を目指します。
2)求める人物像
国民一人ひとりの主観的QOL(quality of life:生活と人生の質)の改善とヘルスプロモーションを直接的・間接的に支援する努力を惜しまない人を求めます。具体的に以下に示します。
  1. 将来、薬剤師として社会、地域、医療現場に貢献したいと考えている人。
  2. 将来、食と栄養に強い薬剤師になりたいと考えている人。
  3. 医療に興味のある人。
  4. 体の仕組みや働きを詳しく知りたいと思っている人。
  5. 薬の効果と効き方に興味のある人。
  6. 人と協力しながら、チャレンジすることが好きな人。
3)高等学校において学んできてほしいこと
本学科志望者には、高等学校において、目的意識をもって学び、入学後専門知識・技能を学習するに必要な基礎学力を身につけておく必要があります。
この基礎知識習得のため、英語、数学、化学、生物の教科を履修することが望まれます。
(2)薬科学科
1)教育目的
薬科学科は、人々の生活の安全確保と健康増進を支援する薬科学技術者の育成を目指します。
2)求める人物像
生活者の立場に立って、医薬品・機能性食品・化粧品の有効性・安全性に関わり、一人ひとりのQOL(quality of life:生活と人生の質)を高め、健康のより良い状態になるように支援する努力を惜しまない人を求めます。具体的に以下に示します。
  1. 将来、生命科学関連の研究者になりたいと考えている人。
  2. 将来、機能性食品や化粧品などの研究者になりたいと考えている人。
  3. 化学実験や生物実験が好きな人。
  4. 自然観察が好きな人。
  5. 数学が得意な人。
  6. 医薬品の研究開発に興味のある人。
  7. 化粧品の開発に興味のある人。
  8. 健康食品に興味のある人。
3)高等学校において学んできてほしこと
本学科志望者には、高等学校において、目的意識をもって学び、入学後専門知識・技能を学習するのに必要な基礎学力を身につけておく必要があります。
この基礎知識習得のため、英語、数学、化学、生物の教科を履修することが望まれます。
(3)医療栄養学科
1)教育目的
医療栄養学科は、人々の健康増進を支援する管理栄養士の育成を目指します。
2)求める人物像
一人ひとりがQOL(quality of life:生活と人生の質)を高めることを目指すことを直接的・間接的に支援できる人材になりたい人、健康のより良い状態を目指すために努力を惜しまない人を求めます。具体的に以下に示します。
  1. 個人を、人間を、みることができる管理栄養士を目指している人。
  2. 薬と病気と最新の栄養学を学ぼうとしている人。
  3. 「食毒性」を理解し、それを食事設計に反映したい人。
  4. チーム医療に参加したいと考えている人。
  5. 福祉と医療の統合を考えている人。
  6. 遺伝子などのバイオサイエンスに強い管理栄養士を考えている人。
  7. 機能性食品・サプリメントを安全で効果的に扱える管理栄養士を目指している人。
  8. 傷病者や相手の立場で考えることができる人。
  9. 高齢者、要介護者のヘルスケアーマネジメントを身につけたい人。
  10. 栄養治療に必要な医薬品の知識を身につけたい人。
3)高等学校において学んできてほしいこと
本学科志望者には、高等学校において目的意識を持って学び、将来必要となる知識に必須な基礎学力を身につけておく必要があります。このため、基礎知識の習得のため、特に英語、生物、化学の教科を履修することが望まれます。

IV 大学院の教育方針

経済学研究科経済政策専攻(修士課程)

理念
経済学を真剣に学修し、深く研究することを通じて、創造的な研究者または専門的な職業人を目指し、グローバル化した現代における人類社会の発展と調和に寄与する有為な人材を育成すること。
教育方針
経済学研究科は、1978年に全国でも数少ない「経済政策専攻」として設立された。経済学の理論的観点を踏まえながら、現実の経済の動向を分析する能力を有し、経済社会を担う人材、研究者や専門的な職業人の育成を目指すことを方針としている。その際、設立当初から現実の経済の動向を認識し、深く分析することを教育方針としているが、もう一つの大きな特色は、「経済の国際化」を全体として強く意識したカリキュラム編成としたことで、現在の国際化(グローバル化)時代を先取りしたものといえる。修了者(学位取得者)の進路としては、理論的なアプローチで学習・研究に取り組む学生は、大学教員、高校教諭、シンクタンクなどの研究員などを目指す。他方、実践的なアプローチを行う学生は、税理士や起業家その他、ビジネスシーンで活躍できる人材を目指す。
アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)
本研究科は、本学の建学の精神である「学問による人間形成」に基づいた教育を実践するために、経済学の高度な専門領域において学問的に深く探求し、それを通じて社会に有為な人材を供給することを目的とする。具体的には、以下に該当する人材を求め、受け入れる。
  1. 経済学を真剣に学び、現実の社会が抱えている諸問題の解決策を求めて努力する人。
  2. 国際的視野に立って、日本における経済の現状と海外におけるそれとを意欲的に比較し、研究遂行能力の向上に努力する人。
  3. 高度な専門的能力の修得に強い意欲を持つ人。
  4. 自らの社会人経験を、経済学の学習と関連づけたいという希望を持つ人。
これらいずれの場合にも、経済の現実に関心を持ち、これまでの研究成果をさらに飛躍させようという意欲と強い学問的探求心が必要である。なお、税理士などの資格取得を目指す人は、大学院における研究活動とそれらの資格取得のための勉強とを両立させる強い意志があることが条件となる。また、外国人留学生の場合は、日本語に対する理解力とコミュニケーション能力が特に問われる。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
本研究科は経済政策専攻であるが、高度な専門的知識の修得と研究遂行能力の育成や、現実の経済・社会が直面する様々な問題に対する問題解決能力を有する人材の養成を目的として、経済学の基礎から応用まで、幅広い科目を提供している。具体的には、理論経済学、国際経済論、経済史、経済政策学、産業経済論、地域開発論、財政学、金融論、統計学、社会政策学など経済学の分野毎に複数科目を配置するというカリキュラム体系となっている。それらの科目の履修を通じて、グローバル経済の現実を解明するために必要な高度な専門的知識の修得や研究遂行能力の向上が可能となる。税理士などの資格取得に対しては税法などの科目を設置し対応している。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本研究科においては、経済学に関する高度な専門的知識を修得し、十分な研究遂行能力と問題解決能力を有すると判断されたものに修士(経済学)の学位を授与する。そのためには、本研究科が定める期間在学し、所定の単位を取得することが条件となるが、その間、単に指導教員やその他教員による授業を通じた指導のみではなく、修士論文発表会(現在2回開催、1回は駿河台大学経済学研究科との共同開催)など様々な機会において複数の教員等から指摘を受けた問題点を修正した上で作成された修士論文を提出し、当該分野において十分な研究水準に到達しており、幅広い学識を有するという基準による審査を受け、最終の口頭試問に合格することが必要である。

経営学研究科ビジネス・イノベーション専攻(修士課程)

理念
経営学研究科は、国際的視野に立ち、創造的ビジネスを推進するイノベーターの人材、研究者や起業家などの高度専門職業人の育成を目指します。
教育方針
本研究科では、少数精鋭のビジネス専門教育を実施すると同時に、日本人・外国人留学生別にきめの細かい進路・就職指導を行なうことにより、世界に通用する高度専門職業人を育成することに力を注ぎます。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
本研究科では、以下の意欲や学力を有する人を受入れます。
  1. ビジネス・イノベーションに対する強い関心と興味を持ち、自らが高度専門職業人となる意欲と学問的探究心がある人。
  2. 教職(専修免許状)や税理士・公認会計士等を目指す者は、通常の大学院での研究活動に加え、資格取得のための学習にも積極的に取組む意欲がある人。
  3. ベンチャービジネスを起業し、新しいビジネスモデルを創造し実践する意欲がある人。
  4. 海外姉妹校との交換留学プロギラムに積極的に参加する意欲がある人。
  5. 一定の英語能力や、外国人留学生にあっては日本語能力試験で一級レベルを取得している人。
以上のように高度職業人に求められる資質は、専門的基礎知識や語学力に加えて、グローバルな見識から内外の環境変化に対処する適応力、事態を分析・洞察して新しい価値創造や新しいビジネスモデルを作り上げる創造力、さらには問題解決に向けて革新的戦略計画を立案し実施する指導力(リーダーシップ)などが必要です。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
本研究科では、2008年度に新カリキュラムを導入し、修士課程の修了要件として従来の30単位を40単位に改定するなかで、必修科目(「特論」「企業研究」)を増やすなど、本研究科の理念・目的の実現に努力しています。そのため、本研究科に「グローバルビジネス・イノベーション特論」や「マネジメントアカウンティング・イノベーション特論」科目を新設すると同時に、4プラス2(経営学部・経営学研究科)の一貫教育を推進し、税理士・公認会計士や企業家の育成に取組んでいます。
また国内外での「インターンシップ」を課すことにより、ビジネス・イノベーションを実証的に解明するカリキュラムとなっています。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本研究科のカリキュラムにおいて所定の単位を修得し、提出した修士論文が内規に則って審査され合格と判定された者には、修士(経営学)の学位が授与されます。なお修士論文の形式は、@従来の修士論文Aインターンシップ研究Bプロジェクト研究の3種類の中から選ぶことを可能としています。
また姉妹校である海外大学(韓国東西大学大学院、中国大連理工大学管理学院)との交換留学生(MBAデュアル・ディグリー、1プラス1制度)に選抜され留学し所定の成績を収めた者には、本研究科と留学先の大学の二つの修士(経営学)の学位が授与されます。

理学研究科数学専攻(修士課程)

理念
数学専攻は、「高度の数学的能力を持つ数理技術者」、「幅広い知識を活かす数学教育者・研究者」の育成を目指す。
教育方針
本学の建学の精神「学問による人間形成」を踏まえ、「広い視野に立って精深な学識を授け、専門分野における研究の能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養う」ことを目的としている。具体的には、高度の数学的能力を持つ数学教育者及び高度な専門的知識を備えた数理技術者の養成を目指している。
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
数学に興味を持ち、学部での研鑽をさらに深めたい学生や、スキルアップを目指す社会人を求めている。
大学卒業時に中学校教諭T種免許、高等学校教諭T種免許を取得し大学院修了時にさらに上級の資格である専修免許状の取得を目指す学生や、統計数学、計算数学をベースとした社会現象の数理的な解析などに関心を持っている人材を求めている。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
数学専攻では、理学部数学科で修得した数学の一般知識を前提として担当教員が各専門の研究指導を行うとともに、高度の専門職業人の養成のための応用につながる講義科目を配置している。カリキュラムは「代数学」「幾何学」「解析学」「社会数理」の4分野から構成されている。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
数学専攻では、所定の単位を修得し、必要な研究指導を受け、修士論文の審査および最終試験に合格した者は、以下の能力を身につけていると判断され、修士(理学)の学位が授与される。
  1. 数学を体系的に勉強できる。
  2. 研究結果を修士論文としてまとめ、口頭発表できる。
  3. 中学校・高等学校の教員として、高度な専門的知識を身につけて教育・指導ができる。または、統計数学・計算数学をベースとして、社会現象の数理的な解析ができる。

理学研究科物質科学専攻(修士課程)

理念
自然の本質を論理的・実証的に解析・考察でき,グローバルで高度な知識を有して,高度の専門性を要する職業に対して必要な能力に優れたスペシャリストの育成を目指す。
教育方針
コンピュータ化された未来の可能性を見通し,物質科学の諸分野において研究・教育を担う人材の育成,特に,産業界に向けた有為な高度専門職業人の育成を目的としているが、より高い目標は建学の精神「学問による人間形成」にある。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
物質科学専攻では、研究に対する熱意を持ち、物質科学専攻の教育方針に沿って積極的に努力する人を受入れる。また、高度な知識をもった理科教員や上級の資格である専修免許の取得を目指す学生を求めている。
カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)
物質科学専攻では、高度に専門的なコンピュータスキルをもつ物質科学技術者を目指す特色あるカリキュラムポリシーを設定している。
  1. 全院生がコンピュータに精通することを前提とし、情報科学部門の6科目のうち4科目を必修にしている。これにより、進路の可能性を拡げ、有為な高度専門職業人として活躍できる道を創る。
  2. 修士論文研究と特論科目では、それぞれが専門とする分野においてスペシャリストとして高度な知識と技能の修得を目指す。
  3. 技術者としての視野をひろげる、サイエンスビジネスセミナーが必修科目に置かれている。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
物質科学専攻では、提出した修士論文と最終試験に合格し、物質科学専攻のカリキュラムにおいて必要単位を修得した者は修士(理学)の学位が授与される。
修士論文審査は研究テーマの妥当性、意義、方法、展開、結果、論文の記載等に関して定められた基準に基づいて行なわれ、合否を決定する。
最終試験は論文発表と質疑応答により合否を決定する。

薬学研究科薬学専攻(博士課程)

理念
薬学分野の高度な学術的基盤を身に付け、主に医療薬学分野において極めて高度の専門性と豊かな学識を有する人材の育成を目指す。
教育方針
本学の建学の精神である「学問による人間形成」を希求するうえで、自らを超える視点を持つ知性の醸成と、学ぶために必要な姿勢と価値を見出すことが建学の精神の根幹を成している。本研究科の博士課程薬学専攻では、建学の精神に立って、医療人教育として学んだ薬学分野の学問的基盤をさらに充実させて、保健・医療の高度化を推進し、国民一人一人が主観的な生活と生命の質を高く維持し、健康のより良い状態を目指すことを直接的または間接的に支援できる専門性の極めて高い能力と豊かな学識を有する高度医療職業人を養成することを目的とする。
アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)
本研究科博士課程薬学専攻では、薬探索、生体防御および医療の各領域において、以下の学力や意欲を有する人を受入れます。
  1. 薬学の専門知識を国民個々人の主観的な生活と生命の質を高く維持することに活用しようとする強い意欲のある者
  2. 先進の探求的研究に広く興味を持ち、専門性の高い問題解決能力を身につける意欲と医療に貢献するための新たな研究を発掘しようとする意志のある者
  3. 有機化学、物理化学、生化学、生理学および薬理学の確かな学力を有する者
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
本研究科博士課程薬学専攻では、それぞれの専門分野において、生命科学の全体像を学んだ、広い視野を有する医療薬学分野の豊かな学識と極めて高度の専門性を有する専門職業人を養成することを目的とするため、以下のカリキュラム・ポリシーを設定しています。
  1. 先端生命科学特論、先端医療薬学特論、レギュラトリーサイエンス特論およびドライリサーチ特論を必修科目とし、豊かな学識の涵養を図り、ジェネラリストとして自らの研究領域を俯瞰できる能力を養成します。
  2. 特論演習では、自立した研究能力を有するスペシャリストを目指すために、各領域それぞれが専門とする教育・研究を対象として知識と技能の修得を目指します。
  3. チームによる集団指導体制を入学時から導入し、主指導教員との綿密な協議に基づいて策定された研究方針を、副研究指導教員も加えた定期的なディスカッションを通して形成的評価を繰り返します。最終的に博士論文として完成させることにより極めて高度な研究能力を養成します。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本研究科博士課程薬学専攻では、カリキュラムにおいて所定の単位を修得し、提出した博士論文が専攻内規に則って審査され合格と判断された者は、以下に掲げる能力を身につけていると判断され、博士(薬学)の学位が授与されます。
  1. 最近の生命科学の進展の成果を基礎として、医薬品、食品成分、環境化学物質、毒物等の化学物質の生体作用を、遺伝情報の発現・制御(ゲノミクス)、タンパク質の機能発現・制御(プロテオミクス)、代謝物の変動の制御(メタボノミクス)の情報に基づいて議論することができる能力
  2. @安全性を考慮した医薬品の開発・研究・情報提供、A生体障害因子から健康を衛るための研究・情報提供、あるいは、B医薬関連情報からエビデンスを引き出すための研究・情報提供のいずれかの能力
  3. 薬学の基礎科学的探究のみならず、先進の探求的研究を統合的に理解して、医療にどのような帰結をもたらすかを評価し議論できる能力

薬学研究科薬学専攻(博士後期課程)

理念
薬学分野の高度な学術的基盤を身に付け、主に薬科学分野において極めて高度の専門性と豊かな学識を有する人材の育成を目指す。
 
教育方針
本学の建学の精神である「学問による人間形成」を希求するうえで、自らを超える視点を持つ知性の醸成と、学ぶために必要な姿勢と価値を見出すことが建学の精神の根幹を成している。本研究科の博士後期課程では、建学の精神に立って博士前期課程が掲げる目的をさらに向上させるため、薬学分野の高度な学問的基盤を身につけ、おもに薬科学分野において国民一人一人が主観的な生活と生命の質を高く維持し、健康のより良い状態を目指すことを直接的または間接的に支援できる極めて高い専門性と豊かな学識を有する高度専門職業人を養成することを目的とする。
アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)
本研究科博士後期課程薬科学専攻では、医薬品・香粧品、食品機能、食毒性の各分野において、以下の学力や意欲を有する人を受入れます。
  1. 自然科学における確かな知識と高度な研究推進能力を有する者
  2. 薬学の学問的深化を追及する中で、医療との関係に興味と問題意識を持ち、統合的かつ専門性の高い問題解決能力を身につけたいと思う意欲のある者
  3. 薬学分野と食品・栄養分野の中間に位置するPharma-Nutrition分野を薬学的な視点で発展させたいと思う意欲のある者
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
本研究科博士後期課程薬科学専攻では、それぞれの専門分野において、広い視野を有する極めて高度の専門性と豊かな学識を有する研究者、専門職業人を養成することを目的とするため、以下のカリキュラムポリシーを設定しています。
  1. 高度先端薬科学特論、レギュラトリーサイエンス特論、ドライリサーチ特論を必修科目とし、広い視野に立った学識の涵養を図り、ジェネラリストとして自らの研究領域を俯瞰できる能力を養成します。
  2. 論演習では、各分野でそれぞれが専門とする教育・研究を対象としてスペシャリストとして高度な知識と技能の修得を目指します。
  3. 主研究指導教員との綿密な協議に基づいて研究方針を策定し、副研究指導教員も加えて形成的な評価に耐えうる定期的なディスカッションを通して課題研究を遂行し、最終的に博士論文として完成させることにより極めて高度な研究能力を養成します。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本研究科博士後期課程のカリキュラムにおいて所定の単位を修得し、提出した博士論文が専攻内規に則って審査され合格と判断された者は、以下に掲げる能力を身につけていると判断され、博士(薬科学)の学位が授与されます。
  1. 最近の生命科学の進展の成果を基礎として、医薬品、食品成分、環境化学物質、毒物等の化学物質の生体作用を、遺伝情報の発現・制御(ゲノミクス)、タンパク質の機能発現・制御(プロテオミクス)、代謝物の変動の制御(メタボノミクス)の情報に基づいて議論することができる能力
  2. @安全性を考慮した医薬品・香粧品の開発・研究・情報提供、A安全性を考慮した機能性食品の開発・研究・製造・情報提供、あるいは、B食品、食品の組合せ、食品と医薬品の組合せを生理学的、薬動力学的、毒性学的に評価する研究・情報提供のいずれかができる能力
  3. 薬科学の基礎科学的探究のみならず、先進の探求的研究を統合的に理解して、国民の健康増進にどのような帰結をもたらすかを評価し議論できる能力

薬学研究科薬学専攻(博士前期課程)

理念
薬学分野の学問的基盤に立脚した、専門性の高い能力と広い視野を有する研究者、高度専門職業人を養成することを目指す。
教育方針
本学の建学の精神である「学問による人間形成」を希求するうえで、自らを超える視点を持つ知性の醸成と、学ぶために必要な姿勢と価値を見出すことが建学の精神の根幹を成している。本研究科の博士前期課程薬科学専攻では、建学の精神に立って薬学を学問的基盤として、とくに安全性を考慮した医薬品、香粧品、機能性食品、生活消費化学品の分野において国民一人一人が主観的な生活と生命の質を高く維持し、健康のより良い状態を目指すことを直接的または間接的に支援して国民の健康増進に寄与することができる薬科学の素養を身につけた高度専門職業人を育成することを目的とする。
アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)
本研究科博士前期課程薬科学専攻では、香粧品機能分野、食品機能分野と医薬品安全性分野において、以下の学力や意欲を有する人を受入れます。
  1. 薬学分野のみならず薬学分野と食品・栄養分野の中間に位置するPharma-Nutrition分野にも立脚した薬科学の学問領域を発展させたいと思う意欲のある者
  2. 薬学的視点に立って安全性を考慮した医薬品、香粧品、機能性食品、生活消費化学品の開発、製造、研究、情報解析に関する専門性の高い問題解決能力を身につけたいと思う意欲のある者
  3. 自然科学における基本的な知識*)を有しており、研究推進能力を身につけたいと思う意欲のある者(*有機化学、物理化学、生化学、生理学、栄養学、薬理学など)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
本研究科博士前期課程薬科学専攻では、それぞれの専門分野において、広い視野を有し高い専門性を身につけた高度専門職業人を養成することを目的とするため、以下のカリキュラム・ポリシーを設定しています。
  1. 先端薬科学特論、総合薬科学演習を含む各分野の特論・演習を選択・必修科目として、広い視野に立った学識の涵養を図り、ジェネラリストとして自らの研究領域を俯瞰できる能力を養成します。
  2. 特論演習では、それぞれが専門とする分野においてスペシャリストとして高度な知識と技能の修得を目指します。
  3. 主研究指導教員との綿密な協議に基づいて研究方針を策定し、副研究指導教員も加えて形成的な評価を目的とした定期的なディスカッションを通して課題研究を遂行し、最終的に修士論文として完成させることにより高度な研究能力を養成します。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本研究科博士前期課程薬科学専攻のカリキュラムにおいて所定の単位を修得し、提出した修士論文が専攻内規に則って審査され合格と判定された者は、以下に掲げる能力を身につけていると判断され、修士(薬科学)の学位が授与されます。
  1. 医薬品、香粧品成分、食品成分、生活消費化学品による生体作用を、最新の生命科学の進展の成果に基づいて議論することができる能力
  2. @安全性を考慮した医薬品の開発・研究・情報提供ができる、A安全性を考慮した香粧品の開発・研究・情報提供ができる、B安全性を考慮した機能性食品の開発・研究・情報提供ができる、C安全性を考慮した生活消費化学品の開発・研究・情報提供ができる、のいずれかの能力
  3. 薬科学の基礎科学的探究のみならず、先進の探求的研究を統合的に理解して、国民の健康増進にどのような帰結をもたらすかを評価し議論できる能力

医療栄養学専攻(博士前期課程)

理念
栄養管理の高度化を推進し、専門性の高い能力と広い視野を有する人材の育成を目指す。
教育方針
本学の建学の精神である「学問による人間形成」を希求するうえで、自らを超える視点を持つ知性の醸成と、学ぶために必要な姿勢と価値を見出すことが建学の精神の根幹を成している。本研究科の博士前期課程 医療栄養学専攻では、建学の精神に立って薬学的な視点で薬学分野と食品・栄養分野の中間に位置する学際分野(Pharma-Nutrition分野)を独立した分野として確立し、この分野において国民一人一人が主観的な生活と生命の質を高く維持し、健康のより良い状態を目指すことを直接的または間接的に支援して国民の健康増進に寄与することができる薬学、栄養学、医学の素養を身につけた高度専門職業人を育成することを目的とする。
アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)
本研究科博士前期課程 医療栄養学専攻では、医療栄養分野と食毒性分野において、以下の学力や意欲を有する人を受入れます。
  1. 薬学分野と食品・栄養分野の中間に位置するPharma-Nutrition分野を、独立した分野として発展させたいと思う意欲のある者
  2. 栄養学と医療、特に薬学との関係に興味と問題意識を持ち、専門性の高い問題解決能力を身につけたいと思う意欲のある者
  3. 自然科学における基本的な知識*)を有しており、研究推進能力を身につけたいと思う意欲のある者(*有機化学、物理化学、生化学、生理学、栄養学、薬理学など)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
本研究科博士前期課程 医療栄養学専攻では、それぞれの専門分野において、広い視野を有し高い専門性を身につけた高度専門職業人を養成することを目的とするため、以下のカリキュラム・ポリシーを設定しています。
  1. 先端医療栄養学特論、総合医療栄養学演習、病院・保険薬局実習を含む各分野の特論を選択・必修科目として、広い視野に立った学識の涵養を図り、ジェネラリストとして自らの研究領域を俯瞰できる能力を養成します。
  2. 特論演習では、それぞれが専門とする分野においてスペシャリストとして高度な知識と技能の修得を目指します。
  3. 主研究指導教員との綿密な協議に基づいて研究方針を策定し、副研究指導教員も加えて形成的な評価を目的とした定期的なディスカッションを通して課題研究を遂行し、最終的に修士論文として完成させることにより高度な研究能力を養成します。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
本研究科博士前期課程 医療栄養学専攻のカリキュラムにおいて所定の単位を修得し、提出した修士論文が専攻内規に則って審査され合格と判定された者は、以下に掲げる能力を身につけていると判断され、修士(医療栄養学)の学位が授与されます。
  1. 最近の生命科学の進展の成果を基礎として、食、薬、毒の生体作用を、物質によって引き起こされるものとして同列に議論することができる能力
  2. @食品と薬の相互作用を念頭に置き食毒性を考慮した高度な栄養管理、栄養教育の実践、A食品を生理学的、薬力学的、毒性学的に評価し、これらがヒト恒常性に与える影響を分子のレベルで理解する、のいずれかができる能力
  3. 医療栄養学の基礎科学的探究のみならず、先進の探求的研究を統合的に理解して、国民の健康増進にどのような帰結をもたらすかを評価し議論できる能力
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