理事長あいさつ
世界と結び地域社会と連携する
新たな時代に生きる大学に
城西大学は、1965 年に埼玉県坂戸市けやき台の地に開学いたしました。学校法人城西大学の創立者であり、本学の創立者、初代理事長、学長である水田三喜男は、敗戦による荒廃から日本が立ち直る戦後の復興に力を注いだ政治家ですが、日本の真の復興と発展のためには国と社会の将来を担う人材の育成こそが最も大切だと考え、「学問による人間形成」という建学の精神のもと、社会に「有為な人材」の育成を目的として本学を創立しました。創立者のその志に賛同し、実現に力を注いだ教職員、多くの支援者の方々、そして若い大学で学び、社会の荒波の中で人生を切り開き、社会に貢献をしてきた6万人を超える卒業生城西人たちの40年を超える努力の積み重ねが今日の城西大学を礎いてきたのです。この間に本学は、総合大学を視野に入れた学部や短大の設置、国際化時代に対応した改革と城西国際大学の創立、東京紀尾井町に都市型キャンパスを開設するなど、常に時代の流れを捉え社会のニーズに応える教育を提案してまいりました。
まもなく日本社会は、戦後日本社会を築いてきた活気ある世代が新しい生活の場を求める時代を迎え、大学という教育の場も、若い世代を教育する場から、あらゆる世代に応える教育の場へと、また地域社会と共にある大学となるための変革を求められております。本学はこの社会的要請に応えるため、昨年は元気な地域社会づくりと健康づくりに貢献するための「城西健康市民大学」を開学し、本年度には埼玉県と協定を結んで高齢者や団塊の世代を対象としたリカレント教育に大学の講座を開放することといたしました。若い世代を育てる教育もまた、地元公共団体や学校、企業と提携して実施するインターンシップ、地域と連携したさまざまな行事の共催、行政と手を結んでの提案や企画が、大学という場で地域と、また幅広い世代との結びを深めながら展開しております。
また、グローバル化がさらにすすむ社会状況において、昨年には新たに韓国の梨花女子大学、韓国外国語大学、英国の国立BathSpa University、ハンガリー共和国のブタペスト商科大学と学術交流協定を締結しました。今年は、アメリカ合衆国ミシガン州カラマズー市にある州立ウェスタンミシガン大学、中国大連の大連理工大学・北京の中国伝媒大学などと次々に学術交流協定の締結をし、さらに大連理工大学やブタペスト商科大学とは早速に学生交流が開始されるなど、欧米・アジア圏での幅広い教育環境の充実をはかっています。
本学が掲げてきた建学の精神である「学問による人間形成」の実現は、21世紀にはさらに重要な課題となることでしょう。それは城西魂をもった卒業生が充実した人生を切り開いて、社会に貢献し、国境や人種などの多くの境界を越えて平和で豊かな未来の社会と文化を築くために、本学が担うべき大きな使命と考えております。
本学では、若者たち一人一人が独自な可能性と夢を見つけ、個性を磨き、社会に役立つ能力を開発していくために先端的な教育プログラムと教育環境の整備に日々努力を重ねております。ぜひ、一人でも多くの方々が本学の門を叩き、自分自身の人間形成とキャリア形成を通して、“明るい未来の創造”に貢献できる有為な人材に成長してくれることを心から願っております。
- 学校法人 城西大学
- 理事長
- 水田 宗子


