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No植物名・和名植物名・学名植物名・英名生薬名・和名生薬名・学名生薬名・英名科名属名成分組成薬効生育地解説区画写真
1アケビAkebia quinata Decaisne Chocolate vine, Five leaf akebiaモクツウ(木通)(茎) AKEVIAE CAULIS Akebia Stemアケビ科アケビ属アケボシド(サポニン)消炎、利尿、排膿、通経日本各地秋には甘い実をつけ新芽は山菜として知られています。茎はモクツウ(木通)といい、消炎、利尿、排膿、通経等の目的で竜胆瀉肝湯などの漢方薬に配合され、かごなどにも細工されます。アケビの仲間にはミツバアケビ、ゴヨウアケビ(雑種)などがあります。 アケビ
2アセロラMalpighia emarginata DC. Acerola, Barbados cherry   キントラノオ科ヒイラギトラノオ属  中南米、西インド諸島原産果実にはレモンの10倍ものビタミンCが含まれ、ビタミンCの豊富な果物として知られています。傷みやすく輸送が困難なためジュースやジャム、シャーベットなどに加工され、食されています。アセロラは中南米、西インド諸島原産で数種類の木があり、いずれの果実も同様に利用されています。 2
 
アセロラ
3アロエ,キダチアロエAloe ferox Mill.
Aloe arborescens
Cape aloeアロエ(ロカイ:廬薈) ALOE Aloeアロエ科アロエ属バルバロイン(アントロン配糖体)、アロエエモジン(アントラキノン誘導体)健胃、緩下、強壮中国、日本朱紅色の花が咲きます。アロエの仲間は、かつてユリ科に分類されていましたが、今ではアロエ科に分類されることが多く、本植物は約350種あるアロエ属の中の南アフリカ原産の1種です。鑑賞用、薬用として栽培され、民間で緩下薬、火傷等に使用されています。局方生薬のアロエ(廬薈)の基原は本植物ではなく、大型でトゲの多いケープアロエ(Aloe ferox Mill.)とその雑種です。 3キダチアロエ
4イカリソウ,バイカイカリソウEpimedium grandiflorum Horny goat weed, Barrenwortインヨウカク(淫羊藿)(茎葉) EPIMEDII HERBA Epimedium Harbメギ科イカリソウ属イカリイン(フラボノイド)強精、強壮薬日本花の形が船をつなぐ時に使うイカリ(碇、錨)に似ていることからこの名が付いたらしく、別名を三枝九葉草とも言います。茎葉を乾燥したもの(インヨウカク:淫羊藿)は古くから強精、強壮薬として知られ、各種ドリンク剤にも配合されています。生薬は今回、新たに第14改正日本薬局方第2追補に収載されました。我国には約8種類のイカリソウの仲間が自生し、薬草園には花の形が梅の花に似たバイカイカリソウもあります。 5イカリソウ
5イチハツIris tectorum Maxim. Wall Irisエンビコン(鳶尾根)(根茎)  アヤメ科アヤメ属 吐剤、下剤中国、日本一初(いちはつ)とはアヤメ属の中では最初に花が咲くことによります。又、鳶尾(エンビ)とも言われ、茎葉の姿形が鳶(とび)の尾に似ていることによるそうです。根茎を乾したものを鳶尾根(エンビコン)と言い、吐剤、下剤などに用います。本植物は火災を防ぐという俗信があり、よく庭や屋根などに植えられます。 13イチハツ
6イチョウGinkgo biloba L. Ginkgo, Maidenhair Tree   イチョウ科イチョウ属 種子:鎮咳、夜尿症中国、日本外種皮を除き、白い種皮中層に包まれた種子を白果、銀杏といい、食用、薬用(鎮咳、夜尿症)にします。小児が多食することにより中毒を起こすのは、ギンナンに含まれている 8-O-methylpyridoxine が原因です。又、イチョウ(雌雄異株)は約2億年前の恐竜時代からの生き残り植物であり1科1属1種の特殊な  裸子植物です。イチョウの花粉が精子をつくることを発見(1896年)したのは平瀬作五郎氏で、当時、世界の植物関係者を非常に驚かせました。(大学構内)イチョウ
7ウイキョウFoeniculum vulgare Fennelウイキョウ(茴香)(果実) FOENICULI FRUCTUS Fennelセリ科ウイキョウ属アネトール(フエニルプロパノイド)健胃、去痰中国、日本英名をフェンネルと言い、果実は卵状楕円形の双懸果でアネトールなどの精油(3~8%)を含み、芳香性健胃薬として用いられます。又、漢方では安中散などに配合されます。一方、スターアニス(八角)と呼ばれる大茴香は中国に産するシキミ科植物の果実です。 10ウイキョウ
8ウメPrunus mume Japnanese apricotウバイ(烏梅)(果実)  バラ科サクラ属 鎮咳、解熱、整腸薬中国、日本ウメは中国原産の落葉高木で、日本へは弥生時代に渡来したと考えられています。未熟な果実の燻製は烏梅(ウバイ)と言われ、鎮咳、解熱、整腸薬として用いられます。果実はその他、梅干し、  梅酒、梅肉エキスなどに加工され、食品や医薬品として使用されています。 紅梅
9オウレンCoptis japonica Makino オウレン(黄連)(根茎) COPTIDIS RHIZOMA Coptis Rhizomeキンポウゲ科オウレン属ベルベリン(アルカロイド)健胃、抗菌、鎮痙、利胆中国、日本花には雄しべだけのもの、両性花のものがあり、写真は雄しべだけの花です。オウレンには数種類ありますが、一般にはキクバオウレンをオウレンと言い、それらの根茎が生薬の黄連で、苦味健胃薬とします。漢方では実証タイプ  の人の高血圧症などによく使われる黄連解毒湯、三黄瀉心湯などに配合されます。 オウレン
10オケラAtractylodes japonica Japanese atractylodesビャクジュツ(白朮)(根茎) ATRACTYLODIS RHIZOMA Atractylodes Rhizomeキク科オケラ属アトラクチロン(セスキテルペノイド)健胃、整腸、利尿日本、朝鮮半島、中国根茎を白朮と云い健胃、整腸、利尿などの目的で補中益気湯や屠蘇散に用いられます。春の若芽は山菜としても有名です。
本植物は昔から邪気を払うと信じられ、八坂神社(京都)では大晦日~元旦に一年の無病息災を願って行われるおけら詣りという慣わしがあります。
 5オケラ
11カラスウリTrichosanthes cucumeroides オウカコン(王瓜根)(根)  ウリ科カラスウリ属  中国、日本カラスウリは夏の夜、白いレースのカーテンのような花を咲かせる植物です。その種子はまるでカマキリの頭のようです。又、結び文にたとえて玉章(タマヅサ)とも言います。根は王瓜根(オウカコン)
という生薬になります。
 20カラスウリ
12キキョウPlatycodon grandiflorum Balloon flower, Chinese bellflower, Japanese bellflowerキキョウ(桔梗根)(根) PLATYCODI RADIX Platycodon Rootキキョウ科キキョウ属プラチコジン(サポニン)鎮咳、去痰中国、朝鮮、日本青紫色の花が咲きます。
根は桔梗根といい、鎮咳、去痰、排膿薬として、桔梗湯などに配合され、食用にもなります。花は自家受精しないように雄しべから花粉の出ている時期は雌しべは閉じており、その後、自分の花の雌しべが成熟し、雄しべが枯れてから、開くように設計されています。
14キキョウ
13クコLycium chinense Miller Chinese matrimony vine, Chinese wolfberryクコシ(枸杞子)(果実)、(枸杞葉)(葉)、(地骨皮)(根皮) LYCII FRUCTUS Lycium Fruitナス科クコ属ベタイン、ゼアキサンチン果実:滋養強壮、疲労回復、血圧降下中国果実は枸杞子(味:甘、性:平)といい、betaine、zeaxanthin などを含み、滋養強壮、疲労回復、血圧降下などを目的として、杞菊地黄丸などに配合されます。又、果実酒や薬膳料理などに用いられます。その他、葉(枸杞葉)、根皮(地骨皮)も薬用になります。第1薬草園クコ
14クズPueraria lobata Ohwi Japanese kudzu vine, Kudzuカッコン(葛根)(根)、カッカ(葛花)(花) PUERARIAE RADIX Pueraria Rootマメ科クズ属プエラリン(イソフラボノイド)根:鎮痙、解熱、首の後ろや背中がこわばるのを治す
花:二日酔い
中国、韓国、日本根は葛根(カッコン)と言い、でんぷん、イソフラボンなどを含み、熱を冷まし、首の後ろや背中がこわばるのを治す働きがあるとして、葛根湯などの漢方薬に配合されています。植物名は大和の国(現、奈良県)国栖に由来しています。花を乾燥したものは葛花(カッカ)と言い、二日酔いの妙薬とされています。 クズ
15クチナシGardenia jasminoides Ellis Common gardenia, Cape Jasmineサンシシ(山梔子)(果実) GARDENIAE FRUCTUS Gardenia Fruitアカネ科クチナシ属ゲニポシド(イリドイド配糖体)消炎、止血、鎮静作用、利胆中国、韓国、日本果実は山梔子といい、消炎、止血、鎮静作用などがあり、黄連解毒湯などに配合され、きんとんなどにも黄色着色料として使用されています。名の由来は「口無し」で果実が裂開しないことによります。又、果実の形が“梔”という酒器に似ていることから山梔子の名が付いたそうです。 クチナシ
16クリスマスローズ Helleborus Hellebore   キンポウゲ科クリスマスローズ属ヘレブリン(強心配糖体)強心東ヨーロッパ、地中海、中国四川省の奥地
に隔離分布
クリスマスの頃にバラのような花をつける種があることからこの名が付いたらしいのですが、多くは春咲きです。世界で15種が発見され、地中海沿岸地方に14種が確認されています。残る1種 (Helleborus thibetanus)は何と中国四川省の奥地に隔離分布し、長い間、幻の植物と言われていました。
昔から黒い根茎に魔力があると信じられ、霊薬として使用されました。強心配糖体hellebrinを含みます。
 クリスマスローズ
17ゲンノショウコGeranium thunbergii Cranesbillゲンノショウコ(現証拠)(地上部) GERANII HERBA Geranium Herbフウロソウ科フウロソウ属ゲライニン(タンニン)整腸、止瀉日本、韓国ゲンノショウコ(現の証拠)はお神輿の屋根のような形の果実をつけた植物です。葉には20%ものタンニンを含み止瀉整腸薬として古くから知られ、日本を代表する民間薬の一つです。それだけに名前もいろいろあり、ミコシグサ、イシャイラズ、ネコアシグサ、リビョウソウ、ウメズル etc. さて、皆様は何とお呼びでしょうか。
タンニンの主成分はgeraniin(右記構造式)です。
 14ゲンノショウコ
18コブシMagnolia kobus Japanese willow-leaf mangoliaシンイ(辛夷)(花蕾) MAGNOLIAE FLOS Magnolia Flowerモクレン科モクレン属コクラウリン(アルカロイド)鎮静、鎮痛中国、日本春先、枝につけた花蕾を辛夷と云い鎮静、鎮痛などの目的で辛夷清肺湯(鼻炎、蓄膿症)などに用いられます。同じ仲間にタムシバやシデコブシなどがあります。キャンパス内コブシ
19ゴマSesamum indicum L. Benne, Sesameゴマ(胡麻)(種子) SESAMI SEMEN Sesameゴマ科ゴマ属セサミン(リグナン)滋養強壮、解毒インド、エジプト原産ゴマはインド、エジプト原産と言われ、油料作物として世界中で栽培されています。種子(胡麻子)は脂肪油としてオレイン酸、リノール酸などのグリセリド、sesamin などのリグナン化合物を含み、滋養強壮薬、粘滑薬、軟膏基剤として用いられる他、食用としても広く用いられています。 3ゴマ
20ザクロPunica granatum L. Pomegranateザクロヒ、セキリュウヒ(石榴皮)(樹皮、根皮)、セキリュウカヒ(石榴果皮)(果実)  ミソハギ科ザクロ属ペレチエリン(アルカロイド)、プニカラギン(タンニン)駆虫西南アジア、南ヨーロッパ、北アフリカ原産秋には裂けた果実の中の甘酸っぱい種子外皮を生食したりグレナディン・ジュースにしたりします。樹皮、根皮は石榴皮といい、アルカロイドの pelletierine やタンニンを含み駆虫薬として用いられます。 ザクロ
21サンシュユCornus officinalis Dogwood treeサンシュユ(山茱萸)(果実) CORNI FRUCTUS Cornus Fruitミズキ科ミズキ属ロガニン(イリドイド配糖体)止汗、滋養強壮中国、韓国、日本本植物は早春、枝いっぱいに黄色い花をつけることから春黄金花と言われ、又、秋に赤い実をつけることから秋サンゴとも言われています。漢方では偽果の果肉を山茱萸と言い、滋養強壮などの目的で八味地黄丸、六味丸などに配剤されます。 サンシュユ
22シナレンギョウForsythia viridissima Golden bell, Weeping forsythiaレンギョウ(連翹)(果実) FORSYTHIAE FRUCTUS Forsythia Fruitモクセイ科レンギョウ属フォルシチアシド排膿、消炎、利尿、抗菌中国黄色い花が咲きます。果実は生薬名を連翹(レンギョウ)と言い、レンギョウForsythia suspensa Vahl の果実と共に排膿、消炎、利尿薬として荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)などに配合されます。本植物の仲間にはチョウセンレンギョウなどが (大学構内)シナレンギョウ
23シャクヤクPaeonia lactiflora Pall. Chinese peonyシャクヤク(芍薬)(根) PAEONIAE PADIX Peony Rootボタン科ボタン属ペオニフロリン(モノテルペノイド配糖体)収斂、鎮痙、鎮痛中国、朝鮮半島、日本根は古来、補益薬(養血薬)として葛根湯や当帰芍薬散をはじめ、多くの漢方薬に配合されています。又、「立てば芍薬……」で女性の美しい立ち姿の例えとしても良く知られています。本植物の仲間にはボタン、ヤマシャクヤクなどがあります。 15シャクヤク
24シュウメイギク Anemone hupehensis var. japonica Japanese thimbleweed, Japanese anemone   キンポウゲ科イチリンソウ属  中国、日本シュウメイギク(キンポウゲ科)はピンクの花で、菊の花に似ています。  16シュウメイギクとコスモス
25スイカズラLonicera japonica Thunberg Japanese honeysuckle, Honeysuckle, Woodbineニンドウ(忍冬)(葉) LONICERAE FOLIUM CUM CAULIS Lonicera Leaf and Stemスイカズラ科スイカズラ属ロニセリン(フラボノイド配糖体)茎葉・花蕾:  収斂、消炎、解毒、利尿、あせも日本英名を japanese honeysuckle といい、甘い香りを漂わせています。咲き始めは白く、後に黄色くなることから金銀花、葉の一部は冬になっても落葉しないので忍冬とも呼ばれています。茎葉及び花蕾を  収斂、消炎、解毒、利尿薬として服用し、あせもなどに浴湯料として用います。 スイカズラ
26スイセン,ニホンズイセンNarcissus tazetta var. chinensis Narcissusスイセンカ(水仙花)・スイセンコン(水仙根)  ヒガンバナ科スイセン属リコリン(アルカロイド 日本、中国属名はギリシャ神話の美少年ナルキッソスに由来し、ナルシシズム(自己愛)の語源ともされています。  鱗茎は消腫薬等に使われていましたが、有毒成分(lycorine)を含み、食べると嘔吐、腹痛、下痢等を起こします。 7ニホンズイセン
27セツブンソウShibateranthis pinnatifida Maxim.    キンポウゲ科セツブンソウ属  日本本植物は関東以西の石灰岩地帯の樹林内に群生する日本特産種です。白く花弁のように見えるものはがく片で、内側の黄色く先がY字状に2裂しているものが花弁です。秩父郡小鹿野町の自生地は日本一の規模といわれ、毎年3月上旬に開花します。 セツブンソウ
28センブリ Swertia japonica Makino センブリ(当薬)(全草) SWERTIAE HERBA Swertia Herbリンドウ科センブリ属スウェルチアマリン苦味健胃日本白い花が咲きます。植物名は千回振り出しても、まだ苦いことに由来しています。開花期の全草をセンブリ(当薬)といい、swertiamarin などを含み、苦味健胃薬として用いられます。ドクダミ(ジュウヤク) 、ゲンノショウコと共に日本三大民間薬の一つとされ、他に薬用外のムラサキセンブリ、イヌセンブリなどがあります。 センブリ
29トウゴマRicinus communis L. Castor bean   トウダイグサ科トウゴマ属リシニン(アルカロイド)、リシン(タンパク質) 東アフリカ原産種子を圧搾して得た脂肪油はヒマシ油と言い、峻下剤、軟膏基剤として用いられます。30~50%の脂肪油(リシノール酸など)を含んでいます。又、有毒タンパク質の ricin、アルカロイドの ricinine なども含み、毒性が強いので現在では医薬品とするよりも、印刷用インクなど、工業用に多用されています。 18 トウゴマ
30ドクダミHouttuynia cordata Thunberg Chinese lizard tail, Fish mintジュウヤク(十薬、重薬)(全草) HOUTTUYNIAE HERBA Houttuynia Herbドクダミ科ドクダミ属デカノイルアセトアルデヒド利尿、抗菌中国、韓国、日本全草に独特の臭気があり、殺菌、解毒作用があることから「毒痛み」「十薬」と言われ、古くから薬用に用いられてきました。一つの花のように見えるのは集合花で、4枚の白い花弁状のものは総苞片とされてきましたが、最近では、集合花の一番下の花の苞と言われています。花序に並ぶそれぞれの花に花弁は無く、1本の雌しべと3本の雄しべから出来ています。 (大学構内)ドクダミ
31ナンテンNandina domestica
Thunb.
Heavenly bambooナンテンヨウ(南天葉)(葉)、ナンテンジツ(南天実)(果実)  メギ科ナンテン属実:ナンジノシド、ナンジニン(アルカロイド)葉:健胃、解熱、鎮咳
実:鎮咳
中国、日本「難を転ずる」の意味合いから縁起木とされ、乾燥した果実を風邪などの咳止めに用います(南天実:ナンテンジツ)。葉は扁桃炎等のうがい薬にし、太い茎は床柱に利用することもあります。白い実のなる木はシロミナンテンと呼ばれますが、果実の咳止め効果は同じです。 4ナンテン
32ニチニチソウCatharanthus roseus
(L.) G.Don
Madagascar periwinkle   キョウチクトウ科 ニチニチソウ属ビンクリスチン、ビンブラスチン(アルカロイド)抗腫瘍マダガスカル島原産で、熱帯~温帯にかけて広く分布マダガスカル島原産で、熱帯~温帯にかけて広く分布し、栽培されている1年草(温帯)です。花もきれいですが、全草に下に示した構造式で表される抗腫瘍薬のアルカロイドを含みますので重要な薬草です。 4ニチニチソウ
33ニワトコSambucus sieboldiana var. pinnatisecta Japanese red elder   レンプクソウ科 ニワトコ属 鎮痛、消炎、利尿日本、韓国、中国茎、葉、花などを鎮痛、消炎、利尿薬として打撲傷、水腫、腎炎などに使用し、髄は植物実験の際、顕微鏡 観察用の薄い切片を作るときに材料をはさんで切るのに使われます。(大学構内)ニワトコ
34ハシリドコロScopolia Japonica Maxim. ロートコン(莨菪根)(根茎、根) SCOPOLIAE RHIZOMA Scopolia Rhizomeナス科ハシリドコロ属ヒヨスチアミン、アトロピン(トロパンアルカロイド)鎮痛、鎮痙、瞳孔散大中国、韓国、ヨーロッパ、日本有毒植物としても有名です。ナス科植物なので茄子の花によく似た合弁花です。 根茎及び根をロートコン(莨菪根)と言い、アトロピン(dl-hyoscyamine)などのトロパンアルカロイドを多く含みます。副交感神経遮断作用を有し、鎮痛、鎮痙、瞳孔散大薬として用いられています。 ハシリドコロ
35ビワEriobotrya japonica Lindley Loquatビワヨウ(枇杷葉)(葉) ERIOBOTRYAE FOLIUM Loquat Leafバラ科ビワ属ネロリドール(セスキテルペン)健胃、止瀉、消炎、鎮咳、去痰日本、中国果実は翌年の5~6月、黄橙色に熟し、ビタミンAが豊富です。薬用には葉を用い、古くから枇杷葉湯(ビワヨウトウ)として暑気払いに使用され、健胃、止瀉、消炎、鎮咳、去痰作用があるとされています。又、あせも、湿疹には浴湯料としても用いられます。材は弾力性に富み木刀や杖の材料として珍重されています。山菜の誤食にご用心。 20ビワ
36フクジュソウAdonis ramosa Franch. Far East Amur adonis   キンポウゲ科 フクジュソウ属 強心、利尿日本日が当たると、まるでパラボラアンテナが開いたようになり、内部の温度を上げ、虫を誘引します。全草に強心配糖体(cymarinなど)を含みます。芽をフキノトウと間違えて食さないよう、お気をつけ下さい。 フクジュソウ
37ブルーベリーVaccinium Blueberry   ツツジ科スノキ属  アメリカ、オーストラリア、カナダ、アルゼンチン、中国、他白い花が咲きます。果実は生食用や加工用に採取されます。最近では果実の色素(アントシアニン)が視力を回復させるとして注目されています。熟した生の果実はヨーグルトやアイスクリームに混ぜたり、マフィン  やパイなどのお菓子に使ったり、ジャムやシロップなどに加工したりします。 ブルーベリー
38ヘクソカズラPaederia scandens
(Lour.) Merr.
Skunk vine   アカネ科ヘクソカズラ属 果実:ひび、あかぎれ、しもやけ等の皮膚疾患日本、東アジアつる性で全草に異臭があり、別名をヤイトバナ、サオトメバナと言います。全草、根も薬用ですが、果実には抗菌作用のある成分が含まれており、果実をつぶして化粧水を作ったり、ハンドクリームに混ぜたりして、ひび、あかぎれ、しもやけ等の皮膚疾患に使用します。 (大学構内)ヘクソカズラ
39ポドフィルムPodophyllum peltatum Mandrake   メギ科 ミヤオソウ属エトポシド根茎・根:瀉下薬(ポドフィルム根)、駆虫薬北アメリカ東部原産花は白いです。原産地は北アメリカ東部で、根茎及び根をポドフィルム根と言い、先住民達が昔から瀉下薬、駆虫薬として使用していました。第90回薬剤師国家試験 問38に出題された抗癌薬 etoposide は本植物の根茎及び根の成分で、リグナン構造をもつ odophyllotoxin をリード化合物として開発されたものです。 ボドフィルム
40マンリョウ,センリョウ,カラタチバナArdisia crenata(マンリョウ)・Sarcandra glabra(センリョウ)・Ardisia crispa(カラタチバナ) Coral bush(マンリョウ)   ヤブコウジ科(マンリョウ)・センリョウ科(センリョウ)・ヤブコウジ科(カラタチバナ)ヤブコウジ属(マンリョウ)・センリョウ属(センリョウ)・ヤブコウジ属(カラタチバナ) 根:消化不良、膀胱炎 マンリョウ・万両(ヤブコウジ科)です。その他、センリョウ・千両(センリョウ科)、更にカラタチバナ(ヤブコウジ科)は百両と言われ、それぞれ赤い実がなり、お正月の生け花等に使われます。又、十両、一両と言われる植物もあります。
薬用としてはヤブコウジの根を紫金牛と言い、消化不良、膀胱炎等に用います。
 マンリョウ
41ミッキーマウスノキ Ochna serrulata
(Hochst.) Walp.
Mickey-Mouse plant   オクナ科オクナ属  南アフリカ原産原産地は南アフリカですが、愛らしい果実を鑑賞するために栽培されています。英名を Mickey-Mouse plant と言い、和名はこれをそのまま訳したもので、 黒色に熟した果実が数個つく様子が、ミッキーマウスを連想させることに由来しています。 3ミッキーマウスノキ
42ムラサキケマン Corydalis incisa    ケシ科キケマン属 殺虫、解毒日本、中国花の形が仏殿の欄間や仏具などを飾る華鬘(ケマン)に似、色が紫色なのでこの名が付きました。殺虫、解毒等の作用があり、民間では生の全草をでき物などに外用します。本植物の仲間には黄色い花の咲く  ミヤマキケマンや海岸近くに生えるキケマンなどがあります。 D(大学構内)ムラサキケマン
43ヤブカンゾウ,ノカンゾウHemerocallis fulva var. kwanso(ヤブカンゾウ)・Hemerocallis longituba(ノカンゾウ) Orange Daylily,
Tawny Daylily,
Tiger Daylily,
Ditch Daylily
   ススキノキ科ワスレグサ属 花・根:解熱、利尿薬中国、日本花及び根を同属植物のノカンゾウHemerocallis longituba と同様に解熱、利尿薬として用います。憂いを忘れるという意味で「忘れ草」とも云い、ニッコウキスゲやユウスゲ、ヘメロカリスも同じ仲間です。薬用植物・生薬に同音のカンゾウ(甘草)マメ科がありますので誤解のないようご注意下さい。 ノカンゾウ
44ユズ Citrus junos
(Makino) Siebold ex Tanaka
Yuzu   ミカン科ミカン属  日本、中国種を蒔いてから実がなるまで長い年月がかかることから、「柚子の大馬鹿18年」といわれたりします。果汁は酸が多く生食には適しませんが、熱を加えてもその香りが消えないため、広く日本料理に利用されます。又、冬至にユズ風呂に入る風習は今も残っています。 ユズ
45リンドウGentiana scabra Bunge
var. buergeri (Miq.) Maxim.
Japanese gentianリュウタン(竜胆)(根、根茎) GENTIANAE SCABRAE RADIX Japanese Gentianリンドウ科リンドウ属ゲンチオピクロシド苦味健胃日本根及び根茎は非常に苦く、苦味健胃薬として、又、漢方では竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)等に配合されています。秋の野山を彩る代表的な花ですが、中にはフデリンドウのように春に花の咲く種類もあります。 リンドウ
46ロウバイ,ソシンロウバイChimonanthus praecox   ロウバイ(蝋梅)  ロウバイ科ロウバイ属 花蕾:解熱、鎮咳、鎮痛薬日本、中国園芸品種のソシンロウバイ・素心蝋梅もありますヨ。名のいわれは陰暦12月(臘月)に花が咲くからとか、花が蝋細工のようであるからと言われています。長瀞近くの宝登山山頂付近には330株ものロウバイが植えられていて、とても見事だそうです。薬用としては花蕾を蝋梅花と言い、解熱、鎮咳、鎮痛薬として用います。厳寒の1月、良い香りのする花を付けます。 21ロウバイ