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受験生のための詳しすぎる
理学部化学科

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城西大学理学部化学科 在学生の声
在学生へのインタビューをまとめた記事から始めましょう。
3年生の井上さん(取材時)にご協力いただきました。

城西大学理学部化学科を選んだ理由

■化粧品開発者を目指して進学先を選択
数学や化学系が得意だったので、化学系への進学を希望。また、高校生の頃から、肌に悩みを持つ人も安心して使える化粧品を開発したいと思っていました。その夢を実現するためには化学科に進学するのが一番だと思い、実習・実験の充実したこの学校に決めました。

今学んでいること

■化学が好きだから楽しく学べる
好きな分野について深く学べるので楽しいです。高校時代の勉強は分かりやすいように省略されていたので、それと比べて難しさはありますが、新たな発見がたくさんあり面白いです。今は学生実験に力を入れていますが、もっと化学の知識を深めていきたいです。そのためには英語で書かれた参考資料も読む必要があるので、語学力も高めたいです。

■将来役立つ知識が得られる
試薬を合成して新しい試薬を作る実験などは、化粧品の開発はもちろん、いろいろなことにつながります。将来役に立つ知識を得られるので、やりがいがあります。

城西大学理学部化学科の魅力

■少人数制だから多く実験ができる
学生の数が少ないので、多くの実験器具に触れることができます。また、他の大学に通っている友達は2週間に1回しか実験の授業がないそうですが、この大学は週に2日のペースなので充実しています。周りの人とすぐに仲良くなれることも、少人数制のいいところだと思います。

将来目指している夢

■インターンシップでやりがいを実感
卒業後は化粧品や医薬品の開発や製造をする職に就きたいので、化学系企業のインターンシップに参加しました。実際に働いている人にたくさんの話を聞きたかったですし、さまざまな体験がしたかったので5日間参加できるところを選びました。実際にどんな仕事をしている現場なのか詳しくは知りませんでしたが、参加したらとてもやりがいがある仕事だと感じました。化学系の仕事に就きたいという思いが、より強くなりました。
城西大学理学部化学科の所在地(アクセス)
城西大学理学部化学科は、城西大学坂戸キャンパスにあります。「化学科」という学科は日本全国で30校近い数の大学にありますが、埼玉県の私立大学では城西大学だけにある学科です。1学年あたりの入学定員は90名で、化学科としては大きな規模になっています。
城西大学坂戸キャンパスには理学部のほかに、社会科学系の経済学部、現代政策学部、経営学部があり、医療系の薬学部、さらに城西短期大学もあります。理学部には、化学科のほかに数学科もあります。城西大学は、大学院や短期大学も含め、総学生数は約8,000人です。城西大学には、化学科がある城西大学坂戸キャンパスのほかに、東京都千代田区に東京紀尾井町キャンパスがあります。理学部数学科と城西短期大学は、東京紀尾井町キャンパスで学ぶことも選択できます。
理学部化学科がある城西大学坂戸キャンパスの場所を説明します。所在地は埼玉県坂戸市けやき台1-1です。鉄道で説明すると、東武東上線「坂戸」駅から東武越生(おごせ)線に乗り換えて3つめの「川角」(かわかど)駅で下車、歩いて10分ほどで城西大学の正門につきます。正門から一番近い校舎が理学部化学科の校舎です。JR八高線では、八王子方面からですと「高麗川」(こまがわ)駅からシャトルバスで30分、高崎方面からですと「越生」(おごせ)駅で東武越生線に乗り換えて「川角」(かわかど)駅下車になります。「川角」(かわかど)駅は小さな駅ですが、日本医療科学大学、明海大学歯学部、埼玉平成高校の利用駅にもなっているので、大学生や高校生の利用がとても多い駅です。西武池袋線「飯能」(はんのう)駅からもシャトルバスがあり、「坂戸」駅からは女子学生のためのバスも運行しています。
理学部化学科学生の女子の割合は、例年ほぼ2割で3割の年度もあります。学ぶなかでは男女とも同じです。当然ですが、教員にも女性の先生がいます。
教室で気になることは、夏冬のエアコンと帰りの時間でしょうか。理学部化学科の専門科目や実験実習、研究などは、正門に近い1号館という校舎で行います。坂戸キャンパスの開設時からある古い建物の一つですが、全館冷房、暖房ともに完備。そのほかの教室や食堂、図書館なども全館冷暖房完備です。授業が何時に終わるのかですが、通常授業の第4時限は16時40分終了です。特別に教職課程や資格取得講座などを学ぶ人は、これよりも遅くなる日もあります。
理学部化学科の研究分野
城西大学理学部化学科の学びに話を進めます。理学部化学科の研究分野から説明します。
理学部化学科は19名の教員、5分野の研究室から構成されています。化学科の教員はナノテクノロジー、先端材料、新エネルギー、環境など最先端分野で活躍しています。例えば、有機太陽電池や有機分子磁石など世界でまだ誰も創ったことのないものを研究開発しています。化学のさまざまな分野およびコンピューターサイエンスやナノサイエンスといった先端的な境界領域までをもカバーしています。
理学部化学科の学び
城西大学理学部化学科は「化学のさまざまな分野およびコンピューターサイエンスやナノサイエンスといった先端的な境界領域までをもカバーしています」と述べましたが、最初にナノ機能化学の研究開発に携わる宇和田貴之先生の研究室を紹介します。これまでにも「ナノ」の言葉が出てきていますが、「ナノ」は10億分の1のことです。たとえば「1ナノメートル」は1メートルの10億分の1のことです。宇和田貴之先生のナノ機能化学研究室は、ひと言でいえば光る物質を作る研究室です。
「光る」という現象は、あるモノに光を当てると、別の色の光を発することを指します。皆さんがご存知のLED照明は青色の光を緑、赤に「光る物質」に当てることで、青、緑、赤色が混ざって白く光っているのです。
通常光るモノは炭素(有機分子)で作られていますが、炭素はよく光るものの脆いという弱点があります。そこで我々が着目したのが金属です。しかし金属は小さく小さく作らなければ光りません。我々の目標は、よく光り、丈夫な、数ナノメートルの金属微粒子を作ることにあります。
目標の鍵を握るのは、タンパク質の「穴」です。膨大な種類のタンパク質の中には、真ん中に穴が開いたものがあり、この穴を使って金属を作ることができます。同じタンパク質は全てが同じ形をしています。そのため穴の大きさは常に一定であり、同質の金属微粒子を大量に生み出せるメリットがあります。我々は貝が真珠を作る現象(バイオミネラリゼーションと呼ばれます)を人工的に顕微鏡の世界で再現しているといえます。
当然ですがタンパク質は人体に無害であり、体内に取り込むことができます。そのため、例えばガン細胞に付くタンパク質と金属微粒子のセットを体内に送り込み、そこに光を当てればガンを発見することができます。この研究はいま医療分野からも大きな注目を集めています。
ナノ機能化学研究室に配属されて学んだ安部さんは、次のように語っています。
「宇和田先生の光る物質に関する授業で、私は無色透明だとばかり思っていた分子を、色を使うことで視覚化できることを知りました。一見化学とは無縁に思える光と色の世界。その世界をもっと知りたいと思ったことが、ナノ機能化学研究室に興味を持ったきっかけでした。4年生になり、研究はこれからですが、顕微鏡の中のカラフルな世界をこれから1年かけて探究したいと思います。将来は化学の知識を世の中に役立てたいという思いと、警察で働くという夢を叶えるべく、鑑識官を目指したいと思っています。城西大学ではそうした就職に関する情報も授業などで早くから収集することができ、安心して就職活動に臨める環境が整っているといえます。」
血液にルミノールと過酸化水素を加えると強い光を発します。ドラマでもお馴染みの鑑識官は化学を駆使するスペシャリストともいえるのです。
理学化学科で環境負荷が少ない色素増感型太陽電池を研究する「分子フォトニクス研究室」
太陽電池について研究している「分子フォトニクス研究室」も紹介します。ちょっと難しいかもしれませんが、「研究室紹介」をそのまま転載してみましょう。
 
環境負荷が少ない色素増感型太陽電池は多方面から注目されており、実用化に向けて光励起色素の高速電子注入反応、半導体電極の多孔質化と大面積化(光電変換電極:アノード)、白金電極の酸化還元能向上(対極:カソード)などの研究が行われています。このタイプの太陽電池は、生産コストが低く抑えられ支持基板を軽量化でき柔軟性を持たせられるので、15%以上のエネルギー変換効率と長期耐久性が実現されれば、市場での競争力は十分にあります。我々は、(1)近赤外域での光電変換効率が十分に高く、(2)半導体電極中の電子移動度が大きく、(3)カソード電極上での酸化還元反応効率が高く、(4)励起色素から半導体電極への電子注入速度及び電解質液の電子輸送子から色素正孔への電子注入速度が十分に速く、(5)競合する電荷再結合速度が十分に遅い、という条件をすべて満足する半導体ナノ粒子・色素・電解質液・カソード触媒の組み合わせを実現して、長期間の実用運転が可能な有機系太陽電池の開発を目指します。
理学部化学科の特色の一つ「生命系」
次に、城西大学理学部化学科の特徴の一つ、「生命系」をみていきましょう。
「生命系」の講義や研究の充実、これは生命系が充実した城西大学理学部化学科ならではの特色の一つです。
では、化学科はどのように生命系の講義、研究が充実しているのでしょうか。
まず、生物系の講義を各学年に配置し、基礎からバイオテクノロジーまで学習することがあげられます。生命系の講義科目、生命系の実験実習科目を列記してみましょう。

●生命系の講義科目
1年次:生命科学入門
2年次:生物学概論、生化学
3年次:分子生物学I、生体機能生化学、バイオ技術
4年次:生命化学特論

●生命系の実験実習科目
では、生命系の実験実習科目を紹介しましょう。
「生物学実験」では、生物資料集に出てくるような実験を数多く行っています。カフェインの作用では自らカフェイン飲料(コーヒーなど)を飲み、集中力が変化する実験も行っています。
その実習内容を列記してみます。
オオカナダモの観察、光合成と呼吸、アメリカザリガニの解剖、色素胞の観察、アミラーゼとヨウ素デンプン反応、カタラーゼの抽出と酵素反応、被子植物の維管束構造、体細胞分裂の観察、細胞からのDNA抽出、ウニの受精と初期発生、ゾウリムシの観察、血液凝固と血球の観察、カフェインの作用など

「生化学実験」では、自分の毛髪からDNAを取り、遺伝子を同定する実験のようなバイオテクノロジーを学びます。
こちらも実習内容を列記します。初めて読むと、ちょっと分かりにくくてごめんなさい。
リンゴ酸脱水素酵素の活性測定、セファデックスG-25によるヘモグロビン溶液の脱塩、バクテリアの取り扱いと培養、毛髪からのゲノムDNAの調製とAldh2遺伝子の増幅、薄層クロマトグラフィーによるアミノ酸の同定、SDSゲルスラブ電気泳動によるタンパク質の質量測定など
 
●生命系3研究室では、多種多様な生物を対象に研究を行っています。次の研究室が生化学系の研究を行っている研究室です。

生化学研究室
環境生命化学研究室
生体分子生物学研究室

具体的な話題をあげて、紹介しましょう。まず、化学科の生体分子生物学研究室の話題です。
魚類の胚は孵化のタイミングで孵化酵素と呼ばれる酵素を分泌し、それまで自身を保護していた卵膜を分解して孵化します。魚類の進化過程で早くに誕生したウナギなどは1種類の孵化酵素で卵膜を柔らかくして孵化しますが、後から誕生したメダカなどは2種類の孵化酵素を持っていて、一方が卵膜を柔らかくし、もう一方が可溶化することで孵化します。この2種類の孵化酵素は進化過程の遺伝子重複で生じたため、もともとはどちらも同じ機能(卵膜を柔らかくする)をもっていたものが、長い進化過程に少しずつ遺伝子の配列が変化した結果、一方が卵膜を可溶化する酵素へと“新規機能獲得”したと考えられます。そこで、可溶化酵素は遺伝子のどの配列が変化したために膨潤化酵素から可溶化酵素へと変化したのかを調べるため、分子生物学的手法と組換えタンパク質作製技術で、研究室内で人工的に様々な配列の孵化酵素を作製して、新規機能獲得の鍵となるサイトの同定を目指しています。
もう一つ、これは環境生命化学研究室の話題です。
それは、遺伝子解析で水圏生物の進化学的・生態学的問題を解明する試みです。
その1:進化史の解明:
ミトコンドリアゲノムを解析することで脊椎動物のおよそ半数を占める分類群である“魚類” の進化史の解明を試みています。
その2:遺伝的多様性解析:
水質の悪化や外来種の影響で絶滅が危惧される在来水圏生物を対象に、遺伝的集団構造と多様性の現状把握を行っています。
その3:DNA鑑定:
DNAレベルで差異を検出する簡易な識別法を開発しています。最近は、環境DNAを用いた環境モニタリング手法の開発にも取り組んでいます。
理学部化学科のカリキュラム
例をあげて城西大学理学部化学科の特色をみてきましたが、それは「最先端の化学を通して科学のさまざまな基礎を学ぶ」という領域の広さを知ってもらうためです。
カリキュラムの説明をしましょう。
城西大学理学部化学科のカリキュラムは「一人ひとりの将来の夢・進路にリンクした履修プログラム」を目指しています。
最近では、科学の領域がどんどん広がって、化学や情報、物理、生物の間の垣根も無くなってきています。城西大学理学部化学科は、化学に加えて、情報科学、分子物理学、生命化学を専門とする多くの教員が在籍していることを生かして、「物質・情報科学」「合成化学」「生命化学」「一般科学」の4つの履修コアプログラム(2年次以降)を柱とする教育プログラムを実施します。
1年次は基礎教育プログラムで、大学教育がどのようなものかを体得し、自らの希望する卒業後の進路に合わせて2年次以降の履修コアプログラムを選択できるようにしています。
1年次後期の「化学基礎セミナーII」で実験実習ノートの取り方、安全な実験の進め方、レポートの書き方など実験の基礎を身につけた上で、2、3年次では 「基礎化学」「無機化学」「分析化学」「物理化学」「有機化学」「生化学」など専門的な実験実習に取り組みます。これらは1週間で1つの実験が終わる仕組みです。
2、3年次の授業科目は、全て選択科目になっています。履修コアプログラムの適切な選択により、高度で厳密な内容の履修を期待する学生からの要望、物理や微分・積分の履修に疑問困難を感じる学生からの要望に、共に応えるようにもなっています。
4年次は卒業研究です。コアプログラムでしっかりと基礎を身につけることで、最先端化学に対応できるようになります。4年次になると、学生各人の希望する専門に沿った17研究室にそれぞれ所属し、卒業研究を進めます。研究室ゼミナールで研究テーマを深く理解しながら平行して最先端機器を用いた実験技術を磨いてゆき、卒業研究へとつなげてゆきます。各人が獲得した実験結果やアイデアは中間報告会などで発表することにより、論理的なプレゼンテーション技術が向上します。このプレゼンテーション能力は就職活動に必要であるばかりではなく、社会人になったとき大変役に立っています。

あらためて、城西大学理学部化学科のカリキュラムに一貫している特徴を考えてみましょう。それは、実験実習をとても重要視している、ということです。
実験は講義で受講した理論の本質的な理解に繋がるばかりでなく、将来必要となる実験技術を習得する貴重な機会です。また、実験を行う際、綿密に実験計画を立てることで、主体的に物事に取り組む姿勢、先を読みながら効率よく物事を進める合理性を養います。
具体的には、実験実習を行うに際してはあらかじめ指導の先生に計画書を提出し、これをもとに一段階ずつ実験を展開します。先生とティーチングアシスタントが親切な指導を行うため、着実に実験技術を習得しながら確実に実習実験を進める事ができます。2~3年にかけての実験実習で、ガラス器具を使用したものつくりはもとより、化合物の性質を検証し、分子の性質を計測することも行ないます。これらの計測機器の中にはクロマトグラフィーや各種分光光度計はもとより、生体高分子の計測を行う飛行時間型質量分析装置といわれる最新鋭機も含まれます。実験結果をもとに考察し、レポートにまとめることで、文章力や論理的思考力を身につけます。
このように3年次までに実験技術や思考力の基礎を固めた上で、4年次の卒業研究に進みます。4年次には希望に沿った研究室に所属し、1年間ゼミナールでテーマを理解しながら担当教員の指導のもと、最先端の研究に取り組むことになります。
理学部化学科の就職
理学部化学科の就職状況について説明します。
城西大学では、キャリアサポートセンターで、キャリアコンサルタントによる就職相談を受けられます。「キャリアコンサルタント」は就職相談ができる国家資格です。相談員が学部別に進路相談に当たっています。つまり、理学部学生のための相談にのってくれる、ということです。
ところで、就職先を説明するときに大切なことがあります。私たちは、最終的な商品を販売している会社やコマーシャルを流している会社は知っていても、化学物質が私たちの生活にそのまま見えてくることはありません。理学部化学科の卒業生が学んだことを生かして活躍している会社は、なかなか私たちの普通の生活には出てきにくいのです。

主な就職先は、こちらの「化学科」でご覧ください。
理学部化学科卒業生の声
最後に、城西大学理学部化学科で学んだ、卒業生の声を聞いてみましょう。
お一人目は、日本赤十字社にお勤めの本名さんです。
「献血血液から輸血用血液製剤をつくる仕事をしています。在学中は、研究室で分析化学や生化学を学びました。いまの仕事では、そこで身につけた時間の使い方が役に立っています。培養などの作業は時間がかかるので、効率的な時間の使い方はとても重要でした。仕事でも、製品の品質保持のため作業時間に制限があります。在学中に身につけたスキルで、よりスムーズに作業が進められていると実感しています。理学部化学科では、有機・無機・生化・分析・物理など幅広く学ぶことができます。視野が広がり、就職活動の時にもとても役に立ちました。進路を迷っている皆さんに、理学部化学科を強くおすすめします。」。
お二人目は、東北大学大学院理学研究科に進学した市川さんです。
「まだ誰も手を付けていない研究課題を選び、未知の化合物を調べデータを取り、解析してその正体を探る。私は、理学部化学科の学生としてこうした学びに触れ、その魅力に取りつかれました。研究の結果、その正体があらわになった時の興奮は、何物にも代えがたいです。大学4年次の卒業研究だけでは満足できなかった私は、迷わず大学院進学を選びました。進学後は、より多角的な視点からのアプローチや独創的な研究を行いたいと考えています。誰も成し遂げられなかった研究成果を出すことが目標です。研究者を目指す皆さん、ここには求められた結果を出すだけでなく、自ら学び研究し答えを出す喜びが待っています。」
ミニ講義「タンパク質の形が操る生命機能」<夢ナビライブから>
2017年度「夢ナビライブ」で、城西大学理学部化学科教授の森田勇人先生が、「タンパク質の形が操る生命機能」のミニ講義を開催して、大人気でした。
その講義は、ここからご覧になれます。(外部リンク)
城西大学理学部化学科の卒業研究発表会を支える分析機器
例年2月に城西大学理学部化学科の卒業研究発表会があります。卒業研究発表にあたって、化学科の学生の皆さんがお世話になることの多いところが、城西大学機器分析センターです。機器分析センターには20種類以上の高度な機器・設備があります。学生の皆さん、先生方が、合成して作ったものの構造分析をする所です。その機器分析センターの機器を2つ紹介します。
1つめは、「400MHz超伝導フーリエ変換核磁気共鳴装置 Varian 400-MR」と「700MHz超伝導フーリエ変換核磁気共鳴装置 Varian NMR System 700」。機器の名称が長すぎるので、いつもは、「NMR」とか「400」などと呼んでいます。「NMR」の説明をしますと、難しい事はヌキにして同じ構造のもので身近にあるものは、医療現場で使う「MRI」。開発中の「リニアモーターカー」などです。「MRI」が設置してある部屋に入るときには、金属はすべて外すように指示があります。それは強い磁場が発生するからです。もし、小さな金属でも付いてしまったら、取ることはとても困難で、また磁界がゆがんで、分析に大きな影響が出てしまうのです。こんな機器を使って、自分が合成しようと思ってそれが出来たのか出来なかったのかを確かめています。
2つ目は、「高分解能磁場セクター型質量分析装置JMS-700(2)」です。スポーツイベントといえば、しばしば話題になってしまうのがドーピング問題。そのような分析にも活躍する装置です。名前が長すぎるので「ガスクロ」とか、「GCマス」「JMS」などと、人によって言い方が違い、慣れないと同じモノだと分かりません。
この分析機器は、生体からの抽出物(スポーツ大会なら尿検査)や食品中の成分などがどんな構造をしているのか分析する装置です。分析は2段階。(1)物質ごとに分ける (2)物質が何かを測る です。あとはそのデータを使って、分析した物質の構造を推定するのです。
理学部化学科の卒業研究では、何人もの学生が自分で合成し精製したものを機器分析センターに持ち込み、分析を依頼します。少なすぎて分析できなかったり、狙ったものと違っていたり、精製が足りずにいろいろ混ざりこんで分からなかったりもします。卒業研究発表会は、そのようなことを経た研究成果発表の場です。
2月に開催される理学部化学科の卒業研究発表会は公開されています。機会があれば、ぜひ足を運んでみて下さい。
オープンキャンパス
「WEBオープンキャンパス」はこちらでご覧になれます。
最後に
城西大学は、建学の精神「学問による人間形成」に基づき、社会に有為な人材を育成するとともに、人類文化の発展に寄与することを理念としています。この「受験生のための 詳しすぎる 城西大学理学部化学科」を読まれた方が、建学の精神に賛同され、化学の世界に興味や関心を持っていただければ光栄です。
城西大学理学部化学科
所在地:〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台1-1
城西大学 坂戸キャンパス
設置 1965(昭和40)年4月
入試に関するお問い合わせ
坂戸キャンパス 入試課
受付時間:平日9:00~11:30、12:30~17:00
(日曜日、祝・祭日、夏・冬期休業、年末・年始除く)
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