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2009.12.05
薬学部 イベント
第4回 薬局管理栄養士研究会開催

平成21年12月5日(土)、城西大学東京紀尾井町キャンパスに於いて、第四回 薬局管理栄養士研究会が開催されました。この研究会は、薬局やドラッグストアに勤務する全国の管理栄養士が情報交換と相互の連携を図ることを目的として、毎年1回紀尾井町キャンパスで開催されるもので、今年で4回目となりました。

今回のテーマは「セルフメディケーションのための地域連携」と題し、3名の講師の先生をお招きして2時間程の講演を実施した後、地下1階のレストランでポスター発表と懇親会を同時に行いました。

講演会とポスター発表会では、ともに活発な討論が繰り広げられました。当日の講演会が午後1時30分スタート、ポスター発表を午後4時過ぎから開始しましたが、ポスター会場では懇親会も同時進行しているため、軽食をとりながら現場での状況を熱く語る情報交換の場となりました。終了時刻の午後6時までの約4時間半は非常に短く感じられたことでしょう。

80名程の参加者の皆様には、有意義な研究会であったことと思います。来年以降も情報交換の場として、研究会にご参加いただけますようお願いいたします。ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。

以下は、当日の講師の先生の講演内容と、5件のポスター発表のテーマ等です。
講演
松浦成志 氏(筑波大学医学部附属病院 栄養管理室) 
 病院から自宅療養への移行の際、管理栄養士が患者の再入院を防ぐ役割を担う上で、医療施設が地域へどのような貢献ができるかを報告
清水綾香 氏(東邦薬品株式会社 医薬人材開発部)
 管理栄養士のいないクリニックや薬局へ出向き、患者への栄養相談を担当する顧客支援業務の状況を報告
山口未央 氏(株式会社望星薬局)
 市と連携して地域保険薬局の管理栄養士が、特定保健指導に取り組むための課題について報告

ポスター発表 
「調剤薬局で働く管理栄養士の第一線を目指す!」
 井上和美、牧平ひろみ(クオール薬局大同店)、山岸由佳(クオール薬局恵比寿店)、河原未奈(クオール薬局姫路西店)
「調剤薬局での補食指導-低血糖回避のために栄養士ができること-」
 岩倉麻莉、田中光子、吉澤通子、安田和世、一松紀子、志水 美、牛久保裕子(薬局恵比寿ファーマシー)、松浦靖彦(松浦クリニック)、戸田雄太(星薬科大学)、佐竹正子 (薬局恵比寿ファーマシー・星薬科大学)
「RFCとしての活動報告」
 國分崇子(株式会社セイジョー 営業本部 店舗運営部)
「病院薬剤部における管理栄養士としての役割」
 横須賀仁美、吉田温子、山口理英、波立亜沙美、島貫大介、鈴木真昭、安田 貢、松本耕太、鈴木隆広(養生会 かしま病院薬剤部)、吉川真一(養生会 かしま病院薬剤部・いわき明星大学薬学部)
「マツモトキヨシにおける管理栄養士の活動と現状」
 岩岡陽穂、大久保恵子、根本智美(株式会社マツモトキヨシ)

尚、次回の研究会開催に向けて、今回ご参加いただきました皆様、あるいは研究会にご興味のある方からご意見ご要望をお待ちしております。
ご意見等の連絡先:
yakueiyo@josai.ac.jp(薬局管理栄養士研究会)

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