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2019.5.16
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学芸員さんの話は楽しい!特別展「大江戸芝居年中行事―明治の浮世絵にみる江戸の歌舞伎興行―」開催中【城西大学 水田美術館】

特別展「大江戸芝居年中行事―明治の浮世絵にみる江戸の歌舞伎興行―」開催中

20190516美術館大江戸芝居年中行事

20190516美術館大江戸芝居年中行事

 城西大学水田美術館では、5月9日(木)~6月8日(土)までギャラリー1にて、特別展「大江戸芝居年中行事―明治の浮世絵にみる江戸の歌舞伎興行―」を開催しています。
水田美術館の学芸員さんに、今回の浮世絵を見学しながらいくつかの質問をしてみました。

広報課 今回は明治30年の作品ということですが、何でその時に江戸時代の浮世絵がつくられたのですか?
学芸員 今の時代も例えば1980年代アイドルなどを懐かしく思ったりしますよね。
徳川時代が終わって30年、江戸時代に行われていた歌舞伎行事を懐古しその当時の様子が分かる浮世絵がつくられました。

広報課 この“大江戸芝居年中行事”の浮世絵は、26枚揃いのうち25点が展示されていますが、その当時まとめて(セット)で売られていたのでしょうか?それとも1枚1枚なのかな?
学芸員 最初に目録口上を読んでいただくと25枚を販売しますというような文面が書かれていますので、何枚販売されるのかがわかります。また展示されている浮世絵の左側を見てください。○年○月○日発行と記載されています。そこで同じ年月日ならまとめて(セット)ということもありますし、月が同じなら25点を月に何枚かずつ販売していたということもわかります。

広報課 それではどんなお店で売られていたのですか?今でいう本屋さんとか?
学芸員 浮世絵は、”地本問屋“あるいは“絵草紙屋”というところで売られていました。浮世絵ではなくもっと学問的なもの、実用書に近いものは“書物問屋”です。今でいう本屋さんでしょうかね。

広報課 展示されている浮世絵の説明で、市川団十郎や猿若勘三郎(初代中村勘三郎)と特定して役者名が書かれていますが、どうしてわかるのですか?
学芸員 着ている着物の“家紋”を見ればわかります。市川団十郎なら家紋は三升。ただ何代目とかまでは今回の作品からはわかりません。

広報課 鮮やかな色をつかってますが、どうしてこんなにハデなのでしょうね。
学芸員 明治の頃の浮世絵はきれいな色づかいです。だいたい20色はつかっていますね。
江戸時代も同じくらいくらいは使っているようです。ただ、江戸後期の天保の改革などの時は色数が7,8色までと定められていました。

広報課 今回の展示で「ここは見てほしい」というところはありますか?
学芸員 すべて見てほしいと思いますが、一番気に入っているのは“引幕と口上”の浮世絵
です。口上の際にお客さんの様子を幕から顔をだしてのぞいている様子がとても可愛いですね。

広報課 “ギャラリートーク“のコマーシャルをどうぞ
学芸員 
5月25日(土) 
14:00~
参加自由
ギャラリー1の展示室で「大江戸芝居年中行事―明治の浮世絵にみる江戸の歌舞伎興行―」ギャラリートークを開催します。ぜひお越しください。

学生や教職員の皆さんも貴重な美術品を見学できるこの機会をお見逃しなく。
また、授業見学もできるそうなので、水田美術館までご連絡下さい。
広報課
      
水田美術館はこちら 

美術館大江戸芝居年中行事

市川団十郎の家紋”三升”が良くわかります。

美術館大江戸芝居年中行事

“引幕と口上”幕からのぞいている顔が可愛いです。指をさしているのは今でいうプログラムを見ている人。

美術館大江戸芝居年中行事

市川団十郎と猿若勘三郎(中村勘三郎)。こちらも家紋でわかります。

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