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2020.05.07
薬学科 その他
【薬剤師のしごと】Vol. 3 科捜研でのしごと

*はじめに

みなさんは、薬学部(6年制薬剤師養成課程)を卒業した後の進路として、何を思い浮かべるでしょうか。薬局や病院で見かける薬剤師さんでしょうか。でも、実際の薬剤師さんのお仕事って・・・意外と知られていない様に思います。薬局では?病院では?それ以外に活躍する場ってあるの?意外に知らない事ばかりかもしれません。
そこでここでは、なりたい職業ランキング1上位に位置する「薬剤師」のお仕事や、薬学部卒業後の薬局や病院以外の進路についても紹介していきます。連載企画「薬剤師のしごと」第3弾として、今回は薬局・病院以外での仕事について紹介します。みなさんの進路選択や職業調べの参考になれば幸いです。
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薬剤師のしごとVol. 1 薬局でのしごと_図1

薬局・病院以外のしごと

調剤薬局や病院以外では、どんな活躍の場があるのでしょうか。薬剤師資格を取得した後、クスリの研究・開発や品質管理、麻薬取締官、スポーツファーマシストなどとして働いている人もいます。ここではその一例として、科学捜査研究所での仕事を紹介します。
「科捜研」という言葉をドラマで耳にしたことがあるのではないでしょうか。海外ドラマでも科学の力を駆使し犯罪捜査を行う専門家の話が人気です。実は、薬学部出身者の中には科捜研で活躍している人がいます科捜研は犯罪捜査に関する科学的な鑑定や研究を行う警察機関の一つです。DNA型鑑定や危険ドラッグの鑑定を始めとして、銃器や偽札の鑑定など、科捜研で行う鑑定は多岐に渡ります。科捜研は5つの部門(生物、化学、物理、心理、文書)に分かれていて、それぞれ専門の領域があります。薬学出身者が活躍しているのは生物部門と化学部門になります。生物部門ではDNA型鑑定や骨・毛髪の鑑定、スーパーインポーズによる顔画像鑑定などを行います。化学部門では毒物や覚せい剤、微物(車の塗膜片など)の分析を行います。鑑定結果が重要な事件の解決に繋がるケースもありますし、人の一生を左右するケースもあります。極めて重い責務を果たすことになりますので、鑑定人には高度な専門知識と技術が求められます薬学生の最大の強みは、その基礎となる学問をしっかり学んでいる点です。例えば、生物部門では解剖学、生物学、分子生物学、免疫学の知識が必要となります。化学部門では分析化学、中毒学、公衆衛生学の知識が必要となります。これらの学問分野はすべて薬学部で学ぶことができます。薬学の専門知識を社会の安全に生かす仕事、「科捜研」の仕事も薬学部出身者が活躍する職種の一つです

薬剤師のしごとVol. 3 科捜研でのしごと_図2

今回は、薬局・病院以外での活躍の場として、科捜研での仕事について紹介しました。ここまで読んでくださったみなさんは、少なからず薬学部に興味を持っている方でしょう。薬学部卒業生の進路についてイメージは出来ましたか?薬学部で薬について学ぶと、薬局や病院さらにはその他のさまざまな場所で活躍する機会が待っています。このページが、みなさんの将来へのイメージ作りにお役に立てたなら幸いです。
今後も、薬剤師の様々な仕事について紹介していきたいと思います!乞うご期待!
 
薬剤師の様々なしごとについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの動画もどうぞ。
『こんなトコロでも活躍!~城西薬学部の先輩たち~』

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