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2021.04.22
現代政策学部 お知らせ
口の動きが見える透明マスクでゼミ授業【現代政策学部】

口元が見えないことで言語が奪われる人がいるということに気づきました

20210421透明マスク

20210421透明マスク

 現代政策学部の真殿仁美准教授のゼミ(政策ゼミナールⅡ)には、聴覚障害のある吉田さん(4年生)が学んでいます。16人が学ぶ真殿ゼミは、社会福祉政策の基本コンセプトとして打ち出された「地域共生社会」について、文献研究や福祉活動を通じて解き明かそうと取り組んでいます。吉田さんは、ゼミで「手話講座」も担当。ゼミ生全員で手話を学んでいます。
 コロナ禍でのマスク着用は、相手の口の動きを見て会話を理解する聴覚障害者にとって別のハンディとなっています。このため、大学が真殿ゼミのために透明なマスクを購入。4月21日、初めて透明マスクをかけた授業が行われました。
 この日の授業には吉田さんのほか、4人が対面で出席。ほかのゼミ生はオンラインで参加しました。
 ゼミの冒頭、真殿准教授が「(透明)マスクが届いて良かったです。口元が見えないことで言語が奪われる人がいるということをゼミで学んだことがきっかけで、マスクを買ってもらいました。透明マスクを教えてくれたのは、吉田君です。本当にありがとう。私も認識を改める機会となりました」と語りかけました。

20210421透明マスク

20210421透明マスク

 この後、吉田さんの手話講座に移りました。この日のテーマは「医療」。「病気」「薬」「風邪」「手術」「感染」「インフルエンザ」をはじめ、「コロナウイルス」などを吉田さんの指導で学びました。「『注射』の手話は」との仲間の質問に答えた吉田さんは、指を逆にすると「麻薬」になるから気を付けてと説明すると、教室から笑いが起きました。この後は、卒業論文研究の題目・章立てについての確認に移りました。

20210421透明マスク

20210421透明マスク

(広報課)

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