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天然物化学


天然物化学研究室 | 城西大学
「3行」で大学の研究室・ゼミがわかる!?在学生の目線で、天然物化学研究室@城西大学での研究を高校生のみなさんにわかりやすく紹介しています。

教員

職位 教員名 主な担当科目
准教授 鈴木 龍一郎 基礎化学、天然資源学、天然物化学

大学院生・学部配属生

大学院生
博士課程(後期) 1名
博士課程(前期) 4名
学部配属生
4年生 6名
早期配属生 4名

研究内容

  1. 新薬のタネとなる化合物や化粧品の機能性成分、健康食品の新素材、さらには農作物の栽培に役立つ物質まで、私たちの「健康と美、食(農業)」を豊かにする物質を植物の中から探しています

  2. 私たちが使用している漢方薬は主に、植物を原料としていますので産地や収穫時期などによって原料の成分が変わってしまいます。成分が変わると薬としての効き目にも影響を及ぼします。そこで、その漢方薬の原料の含有成分を正しく分析できる方法の開発を行っています

  3. 普段からアロマオイル(エッセンシャルオイル)を使用している人も多いと思いますが、同じ名前のアロマオイルでもメーカーによって値段や香りの違いを感じた人もいると思います。なぜ値段や香りが違うのか?アロマオイルに含まれている成分を調べることによって、それらの違いを明らかにする研究を行っています。

学生への対応

  • 研究室に配属した皆さんには研究を通じて、新しいことを発見する「喜びと楽しさ」を味わってもらえるように取り組みます。
  • 研究を通して物事を論理的に考え、自ら問題を解決する能力や他の人に自分の考えを説明できる力を身に付けてもらえるように取り組みます。
  • 企業や他大学などとの共同研究を通して、社会の仕組みを知り、学外の人達との関わり方を学ぶことで、社会人として活躍するために必要な力を実践を通して身につけてもらえるように取り組みます。

業績(主な業績3報)

  1. Y. Ueno, R. Suzuki, M. Kitamura 1H-NMR-based metabolomics for the classification of the roots of Paeonia lactiflora, a constituent of Kampo medicines. Chem. Pharm. Bull. accepted.

  2. R. Suzuki, Y. Kasuya, A. Sano, J. Tomita, T. Maruyama, M. Kitamura Comparison of various commercially available cinnamon barks using NMR metabolomics and the quantification of coumarin by quantitative NMR methods. J. Nat. Med., 76, 87-93, 2022.

  3. R. Suzuki, Y. Uesawa, Y. Okada, T. Horikawa, Y. Okabe, M. Aburada, K. Takahashi, K. Kinoshita. Use of 13C-NMR chemical shifts; Application of principal component analysis for categorizing structurally similar methoxyflavones and correlation analysis between chemical shifts and cytotoxicity, Chem. Pharm. Bull., 69, 199-202, 2021.