現代政策学部 チェルメイ シラールド
皆さん、こんにちは!ハンガリーのカーロリ・ガシュパール大学日本学科修士課程の交換留学生、チェルメイ・シラールドと申します。この度の「留学生の声」では、自分が今まで日本で体験や経験をしたことについて書きたいと思います。
ハンガリーでは日本の文化や歴史などを勉強しているので、日本に来るのは自分の夢でした。ほぼ一年間日本に留学することが決まり、すごく嬉しかった一方で、「俺なんかはまだ一人暮らしをしたことがないし、生活とか炊事はどうなるのかな」「友達とか作れるのかな」などの不安を感じていました。そのため来日する前に自分なりに色々な目標を立て、それを目指して頑張るようにしています。一番達成したいのは、自分の言語能力を高め、日本語能力試験 (JLPT) の N1レベル (5段階で一番難しいレベル) に合格することです。そのほか、日本の色々なところへ旅行やハイキングをすることも目標です。
奥の院道端にある灯籠
ニセコの粉雪
雪といえば、北海道に位置する有名なニセコにスキーに行きました。最高のパウダースノーを求めて世界中の人々が滑降しに来ると聞いていたので、「せっかく日本に留学するのだから、自分も行ってみたいなぁ」と思い立ち、札幌行きの飛行機チケットとスキー板のレンタルを予約しました。着いた日からほぼ5日間雪が降り続き、宿泊先のホステルの前には6メートルぐらいのすごい雪が積もりました。滑降した時はまるで浮遊しているかの様で、特にまだ誰の板も通っていない雪は、20年間ぐらいスキーをしている自分でも、今年は一番良かったかあるいはトップ3に入ると思うほどでした。
この春休みには大阪大学の友人と共に、鎌倉と横浜に2日間行った他、日光で一人ハイキングを楽しみ、JR青春18きっぷで関西、四国の北の方と中国地方へも行ってきました。また、4月には好きなバンドが来日し、それを2回観に行くことができそうなので、今からとても楽しみです。
そろそろ新学期が始まり、つまり早くも留学の半分が過ぎてしまいました。今まではとにかくやりたかったことをやっていたのですが、これからは卒業論文のテーマを見つけたり、日本とハンガリーの架け橋となるようなことをしたり、日本語能力試験合格を目指して頑張りたいと思います。
戦場ヶ原の木道と男体山