昨年9月に来日したハンガリーからの留学生が、日本で初めて春を迎え、体験した日本特有の花見についてレポートを書いてくれました。
初めての花見体験
経営学部 ショモジ アーコシュ
経営学部 ショモジ アーコシュ
皆さん、こんにちは。ハンガリーの留学生のショモジ・アーコシュです。私は先週、お花見に行って、日本の自然の美しさを初めて体験して、うれしい思い出もたくさんつくれました。そして、今回お花見についての感想や思い出について語りたいです。
日本の自然と言うと桜の開花だといわれているから、春になったら自然が本当に大好きな私はすぐ気分が盛り上がっていました。しかし、日本に来たのは九月の後半で、すぐ秋になって植物の葉が落ち始めました。もちろん紅葉の情景は素晴らしかったですが、本当に期待していたのは満開の桜の姿を観賞することでした。そして、日本に来てから約半年後、やっと春は来て、桜が開花していました。
私は友達と一緒にお花見をしようと、様々な理想的な場所を選びました。場所の中では隅田公園、中目黒や、上野公園などの桜名所と田舎で人があまりいなさそう場所も選びました。両方はイメージと違いました。満開の時に大勢の人が来たので、名所は全部すごく混んでいました。しかし、桜の下はもう満員だったのに皆いつもお互いに気をつけながら飲んだり、遊んだり、楽しんだりしていました。人達の中で若者と家族と一緒に遊んでいる人のみならず、老人や仕事の同僚と来た人達もたくさんいました。まるで全国で祭りがあるようだと驚きました。私は花見の習慣が日本人にとって本当に馴染み深いことだと思って、強い印象が残りました。
ハンガリーでは、お花見と全く同じ習慣はあまりないかもしれないですが、自然の美しさと綺麗に咲いている花を観賞する人の数が多いですので花が見える場所の数も増えていきます。
その上、最近ハンガリー人の一部は日本の伝統的なお花見の影響を受けて、その習慣を守り始めました。しかし、お花見をまねる傾向が強まる前にもうハンガリー人は咲いている花の姿を大事にしていました。そのために作られた自然保護区、庭園や花祭りなどは長い歴史があります。
その中で最も代表的なのは「カーム」の町と近くの「イェリアルボルツム」と呼ばれている自然保護区と、デブレツェンで毎年行う花祭りです。アルボルツムでは植物種が何百本も植わっていますが石楠花の開花はヨーロッパ中人気があります。毎年春の後期、初夏から咲いている花の圧倒的な美しさを観たがっているハンガリー人と外国からの観光客がたくさん来ます。
デブレツェンの花祭りも最近有名になりました。最初の祭りは1960代に聖イシュトバーンとハンガリーの成立を敬うために行っていました。その祭りの習慣は日本の祭りと少し似ています。なぜならば, デブレツェンでも日本の祭りの時よく出てくる山車に似ている、花がなん百万飾られた車が行列します。自然に祭りは花の車だけではなく、毎年色々なバンドのコンサート、演奏や出演などが行われます。