国際教育・留学 Study abroad
貴重な週末
                          現代政策学部 ウィン シュエ スィン
 こんにちは!
 私はミャンマーから来た留学生、現代政策学部3年生のウィン シュエ スィン と申します。社会経済システム学科で、ビジネスコースを専攻しています。来日してすでに2年が経ちましたが、まるで昨日のように感じます。
 
 私は城西大学を通じて、グローバル人材育成センター埼玉(GGS)が毎年3回実施している、ホームステイ プログラムに参加しました。このプログラムは、埼玉県内にある大学に在籍する外国人留学生が、日本の生活や文化、習慣などを体験し、それを知ることを目的として実施されています。今回特に私は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会で埼玉県のホストタウン相手国7か国(オランダ、イタリア、ブラジル、ブータン、ミャンマー、ギリシャ、コロンビア)の留学生の一人として、2020年に選手の家族を受け入れるための、試験的なホームステイ(テストステイ)に参加しました。

 

ステイ先子供たちと

すっかり仲良し
 最初はホストファミリーがどんな人たちなのか、現地での体験への不安と楽しみでいっぱいでした。ホームステイ先のファミリーは、元気いっぱいな男の子が2人いる、4人家族でした。朝から日本の家庭の暮らし方を見られて、特に子供が2人いるので日本人のお母さんの子育ての仕方も間近で見ることができました。ステイ先のお母さんは、お料理がとても上手で、作るのも早いです。全て私の口に合い、食事はどれも美味しかったです。子供達ともすっかり仲良くなり、とても楽しい時間を過ごしました。
 ホームステイ2日目には、ホストファミリーと一緒に秩父にある銘仙館へ見物に行きました。銘仙館は、秩父銘仙をはじめとする秩父織物等の歴史上貴重な資料の展示や伝統的な技術を伝承するための施設です。そこでは型染め体験や織り体験など、様々な体験が出来ます。秩父の郷土料理・B級グルメと言われる、「みそポテト」も食べました。初めて食べましたが、美味しかったです。

ウィンさん ステイ先家族

ステイ先のファミリーと記念写真

秩父銘仙

銘仙館の展示
 夜は蛍を見に行きました。真っ暗な夜に、みんなで静かに歩いて見ることは初めてでした。ホストファミリーとは良いコミュニケーションが取れ、文化交流もして良い週末を過ごしました。

 帰りの日にホストファミリーは私を家まで送ってくれ、私はその時の彼らとのお別れの笑顔を、ずっと忘れることはないでしょう。
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