JISTのメンバーと一緒に、楽しい思い出作り
経済学部 ソン スンデ
経済学部 ソン スンデ
11月12日に、交換留学生たちとJIST(Josai International Supporter’s Team / 各種国際交流活動をサポートするボランティアの学生グループ)のメンバーで、秩父というところに遠足に行った。遠足というか、何かを作ったので見学と言ってもいいのだろう。何を作ったのかは後で説明する。あの日は朝早く出発する予定だったので、みんな早朝から急いで集合した。そのせいなのか、みんな疲れてひどい顔をしていた。確かに集合の時間は朝8時45分だったので、授業がある1限の時間よりも、もっと早かった。とにかく僕たちはみんな集合し、第一の目的地である埼玉伝統工芸会館へ向かった。
そこでは和紙作りをした。日本には伝統的なものがたくさんあるので、日本だけの紙もあると思っていたのだが、やはりそうだった。その和紙を直接作ってみるのは、すばらしい経験だった。韓国にも韓紙という昔からの伝統的な紙があるが、それは既に出来上がりの紙を使ってみただけで、こうやって直接作る経験は新鮮だった。べたべたでぬるぬるの液体が乾くと、それが紙になるそうだ。それに花びらや草葉などで飾りを貼って、きれいな模様入りの和紙を作ることも出来る。
思い思いの装飾を施していく
まずはヒシャクでお清め
埼玉伝統工芸会館の次は、秩父神社だった。みなさんご存じのとおり、日本には八百万の神社がある。神社の入り口には鳥居というものがある。この鳥居は、外の世界と聖地の境界線の意味を持っている。その鳥居の下をくぐってから、写真のようにヒシャクという物を手で掴み、左手と右手の順番で洗ってからうがいをし、最後にヒシャクを縦にして残りのお水を全部すてるという儀式がある。注意点はそのお水を飲んではいけないというものである。ちょうどその日は秩父神社で結婚式もあったので、なんとなく雰囲気も盛り上がった。
最後には長瀞というところへ向かった。そこにはきれいな川があり、たくさんの人々がいた。川へ行く途中には、いろいろな商店もあった。商店街のある一つのお店はお餅屋さんだったが、そこでは試食できるお餅もあった。食べてみると本当に驚いた。こんなに甘くておいしいとは!僕の口にばっちり合うお餅にここで出会うとは思わなかった。そのお餅を食べながら川岸にたくさんある小石を片手に持って、川に向かって石投げをした。こうやって小石を存分に投げるのは久しぶりだったので、本当に楽しかった。今度もこういう機会があれば、ぜひ行きたいと思っている。
長瀞の岩畳で記念撮影