国際教育・留学 Study abroad
大連理工大学・中日大学学生友好交流大会

大連理工大学研修

現代政策学部3年 藤村紗弥 
私は今回の大連理工大学での研修を通して、日本では体験できない多くのことを経験し充実した1週間を過ごすことができた。

この研修に参加することを決めた理由は、中国経済論を学んだことで中国の経済やその発展について関心を持ち、また国際交流の良い機会であると考えたためであった。実際に大連空港に着き外に出ると、広大な敷地の駐車場があり、その奥には面積の広い車道が見えた。一目で中国の経済規模の大きさを感じた瞬間であった。

大連理工研修(藤村P1)

そして大連理工大学の研修中、バディの中国の学生と一緒に大学内を沢山歩いたが、1つの街のように大きな大学の敷地とその設備の充実さに驚きの連続であった。研修のプログラムでは、中国語の授業やディスカッションの授業を行った。中国語の授業は中国語と英語で説明が行われ、全員参加型の授業はとても活気があり楽しみながら学ぶことができた。
 中国の学生と日本の学生共同のグループで行われたグループディスカッションでは、私のグループは両国のキャッシュレス社会について議論をした。このテーマは私が元々関心を持っていた内容であり、中国の現状を実際に中国の学生から聞ける貴重な時間であったと感じる。日中の学生で協力し短時間で発表まで行ったが、短い時間の中でも濃い議論ができた事がとても印象に残っている。この経験はこれからの大学生活に生かしていきたい。

大連理工研修(藤村3)

 もう一つ印象的であったことがある。それは日本人講師の石田隆至先生による「グローバル化時代の異文化理解とは?」という特別講義である。私はこの講義で、国際化とグローバル化の違いを初めて明確に知った。またグローバル化が進む現代では、世代によるグローバル化の距離感の違いが生じていることも知った。このことから、私たち学生同士の交流は短期間でも様々な共有がスムーズに行われ、仲が深められたのではないかと思う。

大連理工大研修(藤村5)

今回の大連研修では、中国の伝統や文化・中国の学生から多くの刺激を受け、考えさせられることが多くあった。この貴重な経験を今後の大学生活や勉強に対する活力として生かし、自分の成長に繋げていきたい。
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