日本中国文化交流協会大学生訪中団Ⅱ
初めて中国を訪れて感じた事
経済学部3年 髙田 幸奈
私は今回の訪問での目標が2つありました。
一つが中国と日本文化の違いを知ること、もう一つは中国の学生との交流をすることです。
中国で学生と交流した際に感じたことは、中国の学生は日本のことをたくさん知っているということです。上海のテレビ塔である東方明珠塔を上海師範の学生と共に訪れ交流したのですが、中国の学生は日本の歴史はもちろんのこと、日本で流行っている音楽や芸能人など、文化的な事にも詳しかったです。私は中国の芸能文化は詳しくなかったので、次回文化交流する機会があればきちんと調べていこうと思いました。
一つが中国と日本文化の違いを知ること、もう一つは中国の学生との交流をすることです。
中国で学生と交流した際に感じたことは、中国の学生は日本のことをたくさん知っているということです。上海のテレビ塔である東方明珠塔を上海師範の学生と共に訪れ交流したのですが、中国の学生は日本の歴史はもちろんのこと、日本で流行っている音楽や芸能人など、文化的な事にも詳しかったです。私は中国の芸能文化は詳しくなかったので、次回文化交流する機会があればきちんと調べていこうと思いました。
また、2日目の上海師範大学に訪問した際に大東文化大学の学生と5人で、書道パフォーマンスをしました。縦200センチ横90センチほどのの大きな紙を使い「山川異域 風川同天」を書きました。これは、「私たちが生まれた国土は違いますが、天空を吹く風や、月には国境はありません」という意味で、日中交流団の友好の詩です。私は15年間書道をやっていますが、初めてこんなに大きな紙で書き、緊張しましたがとても良い経験になりました。
書道のパフォーマンス
私が中国と日本の文化の違いで一番驚いた事はお手洗いです。日本では近年、お手洗いが和式から洋式に変化していますが、中国でのお手洗いはほとんどが和式でした。さらに、使用した紙は流さずに汚物入れに入れるというのを知り日本との様式の違いに驚かされました。お手洗いに限らず、日本では当たり前だと思っていたことが中国では当たり前ではなかったので文化の違いを感じることができました。
この5日間を通して、中国の文化や空気を直に感じる事で中国について改めて考えるだけでなく、実際に現地を訪れないと気が付かない事などにも気が付かされ、中国への理解がさらに深まりました。現在在日中国人の数は96万人(2019年時点)と言われており、ますます日中の相互理解が求められますが、私が社会に出た時にこの交流の経験、気付きを活かしていきたいと思いました。
この5日間を通して、中国の文化や空気を直に感じる事で中国について改めて考えるだけでなく、実際に現地を訪れないと気が付かない事などにも気が付かされ、中国への理解がさらに深まりました。現在在日中国人の数は96万人(2019年時点)と言われており、ますます日中の相互理解が求められますが、私が社会に出た時にこの交流の経験、気付きを活かしていきたいと思いました。
万里の長城にて
黄浦江遊覧船にて
北京での夕食
上海師範大学
北京の街並み