国際交流・留学 Study abroad
経済学部3年 永井雅也
留学先:ブダペスト商科大学(ハンガリー)
留学期間:2018年9月~2019年1月

ハンガリーでの留学生活

    こんにちは。ハンガリーのブダペスト商科大学(BBS)で5か月間、城西大学から派遣された交換留学生として学び終え、日本に帰国しました。

    もし、留学して良かったかと聞かれたら、間違いなく「良かった」と答えます。

永井体験談7

    私の留学は本学の他の留学生よりドタバタしていたと思います。私が留学に興味を持ったのが大学2年生の9月で、かなり遅い動き出しだったからです。何故なら当時は自分が留学できるとは全く思っていなかったからです。加えて、私は留学を経験するまで一度も日本から出たことがありませんでした。交換留学にはTOEICである一定のスコアが必要となりますが、私はそのラインに届いていませんでした。留学までの限られた期間にそこまで英語力を伸ばせる自信もありませんでしたが、友人や先生を始めとする周りのアドバイスや励ましのおかげもあって目標スコアまで上げることができました。交換留学先としてハンガリーを選んだのはハンガリー語の授業を通してハンガリー自体に興味を持ったからです。また、城西大学に留学していたハンガリー人の留学生にも会いたかったのもあります。交換留学は学費を抑えることが出来るのでその点も魅力的でした。
    他の留学生と同様に私の留学生活も楽しいことばかり、とはいきませんでした。まず苦労したことは語学の面です。留学に向けて必死に英語を勉強しましたがそれでも全く足りませんでした。授業の大まかな内容は理解できますがアカデミックな英語が使われるため、TOEICとは別分野の英単語を学ぶ時間が必要となりました。また、人生初の海外渡航に加え、授業全てが英語で行われ、周りの学生も英語を話すという初めての環境に慣れるまでに時間が掛かりました。留学当初、住んでいた寮の中で学生達と話していて相手の話の内容は分かるのに、流暢に返答することが出来ませんでした。

永井体験談4

  国際色豊かな環境だからこそ起きる文化的な問題もあります。文化とは他人を理解する際に有効活用できる面もあれば、交流の障壁となってしまう場合もあることも痛感しました。もちろん大学の勉強も大変です。私は7~8個の授業を履修していましたが授業で使われるスライドの内容と量の多さに驚きました。BBSには世界中から優秀な学生達が集まってきますが、留学生の多くが欧州出身のため彼らにとっての常識が日本出身の私や他のアジア人留学生達には理解しづらい部分もありました。私の留学先はビジネススクールなので経営学や実践的な授業が多く開設されており、経済学に関する授業は比較的少なめでした。経済学をたくさん学びたい学生には不十分かもしれません。
  交換留学生は大学を代表して海外へ飛び立つため自分勝手に過度なプレッシャーを負ってしまい、それが原因なのか大学の授業に限らず日常生活の中でうまくいかないことが多くありました。

永井体験談1

    留学中、日本に帰りたいという感情はあまり湧きませんでした。数か月間、現地で生活したことですっかり慣れていたのもあり、留学期間を半年にしたことを後悔することもありました。その理由の一つとして友人の存在です。今回の留学で多くの友人を作ることが出来ました。中でも同じくBBSに留学していた2人の日本人留学生にはとても感謝しています。今回、城西大学からの留学生は私だけでしたが、彼らのおかげでとても過ごしやすい環境を作り上げることができました。彼らと留学中の不安や帰国後の事なども話し合うことでストレスも解消され、それらが留学生活に大きくプラスへと働いてくれました。
 
    私のルームメイトは大学院生のインド人で年齢は私の一回り上、さらには娘もいます。彼は毎日インドに住む家族と1時間程ビデオ通話をしていました。ある日彼と話していた時、私が日本に住む私の家族とほとんど連絡を取らないことを不思議に思っていたことを教えてくれました。会話の後、私はしばらく家族について考えるようになりました。9000kmも家族と離れたことは無かったのもあり、今までにない思いが浮かびました。その時に感じたものはホームシックとは別の感情で、ルームメイトの話を聞き、姿勢を見ていると私の家族に対する考え方が変っていきました。家族と日本で一緒に過ごしていては起こらなかった変化でした。
    留学中には私のようにハンガリーで学んでいる学生の他にも現地で働いている人にも会うことができました。実際に海外で生活している方のお話を聞くと、将来海外で働くということの大変さを知ることができました。ハンガリーは複数の国に囲まれているため、日帰りで他国へ旅行に行くことも可能です。留学中の10日間の秋休みを利用して友人と共にスウェーデン、ドイツ、オランダ、ベルギー、イギリスの計5か国を周り、別の日には深夜バスで8時間かけてセルビアまで行きました。ブダペストもとても美しい景観を持っていますが、たまには別の国の様子を見に行くのも良いリフレッシュになります。

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    他の外国人留学生と別れの挨拶をする際、帰国後の予定や目標を聞かれましたが、私には特に目標などもありませんでした。しかし、この留学期間で出会った学生たちの勉強にたいする姿勢を見て、帰国後の生活の中に「勉強」というものが私にとって今までより大きな存在になりました。帰国前の不安としてあったのは、今回の留学であまり成長出来なかったのではないか、この留学は失敗ではないかという事です。5か月という留学期間は終わってみると一瞬で過ぎてしまいました。やり残したと思うこともあります。しかし、初めに書いた通り、私はこの留学生活は「良かった」と思います。語学力も積極性も身に付き、やり残したことも再び海外へ向かうためのモチベーションの一つとなっています。
今まで、友人と離ればなれになる機会は何度も経験してきましたが、今回ほど別れが辛いと思ったことはありません。それは、私のハンガリーで過ごした5か月間が今までで一番濃い経験だったからなのかもしれません。
 
   現在留学を考えている人には、「留学に行きたい」と思った時点で大きな一歩だと思います。私は、留学とは人によっては「夢」であり、「強制的に自分を成長させるツール」でもあると捉えています。
大学4年間はあっという間に終わってしまいます。是非、皆さんも留学を経験してほしいと思っています。


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