女子駅伝部
城西大学女子駅伝部は1989年創部で「学生駅伝日本一」を目標に活動しています。全日本大学女子駅伝対校選手権では、30年連続出場中で、過去2度の優勝、3度の準優勝を達成しています。全日本大学女子選抜駅伝競走では、第1回大会から連続出場中です。関東大学女子駅伝対校選手権大会では、過去10度の優勝実績があります。


ホクレン・ディスタンスチャレンジ2025 網走大会
2025年7月19日(土)
5000m A 20位 16分25秒78
石川 苺(経営学部 マネジメント総合学科・3年)
3000m A 24位 16分36秒58
兼子 心晴(経営学部 マネジメント総合学科・4年)
5000m B 6位 16分10秒58
本澤 美桜(経営学部 マネジメント総合学科・2年)
5000m B 27位 16分52秒92
金子 陽向(経営学部 マネジメント総合学科・4年)

【選手コメント】
石川苺
ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会では、5000mに出場させていただきました。自分にとって前半戦を締めくくるレースであり、しっかりと納得のいく走りで終えたいという思いを強く持って臨みましたが、序盤から思うように身体が動かず、非常に苦しいレース展開となってしまいました。
足の故障により日本インカレを欠場するという悔しい決断を経て、このホクレンディスタンスに照準を合わせ、5000m一本に絞って調整を進めてきました。練習ではある程度走れていた実感はありましたが、直前の数週間は、どこか身体に余裕がなく、思い通りに仕上げきれなかったという反省もあります。
それでも、地元北海道の地で走れたことは、自分にとってとても特別で大きな喜びでした。育ってきた場所で、多くの方に応援していただきながらレースに臨めたことに感謝しています。その分、結果を残せなかった悔しさもあります。
今回の遠征では、自分自身の課題を改めて実感するとともに、下級生たちの成長も感じました。練習から高い意識を持ち、頼もしくなってきた後輩たちの姿は、自分にとって大きな刺激です。これからの駅伝シーズンでは、そうした下級生たちをしっかり引っ張っていける存在になれるよう、自覚と責任を持って日々の取り組みを積み重ねていきます。
そして、これまで達成できてこなかった夏合宿での本格的な走り込みを、今年こそやり遂げ、秋以降の駅伝でチームの目標である「二冠」に貢献したいと思います。
応援ありがとうございました。

兼子心晴
5000mに出場させていただきました。
前回の千歳大会のレースを経て、坐骨神経痛が悪化してしまったこともあり、今回は前半落ち着いて入り、後半ペースアップをして走ることを目標にしました。
ハイペースで進む中、前半は落ち着いて自分のペースを刻むことができていましたが、後半はペースアップをするどころか大きく失速してしまいました。
ここ3週間ジョグすら思うようにできていなかったのがレースで形として表れてしまいました。
北海道という素晴らしい環境で速い方々と走れる貴重な機会だったのに、ベストコンディションで迎えることができず、自分の実力不足を痛感しました。
今大会で前半シーズンが終わり、いよいよ夏合宿、駅伝へと向かいます。
このシーズンを振り返ると、自分が思い描いていたレースをすることができず、悔しい思いをすることが多かったですが、その中でも去年までの自分よりも成長を感じられた場面もありました。
全てを悲観的に考えるのではなく、良かったことをプラスに捉えて、ここからは駅伝に向けてしっかり練習を積んでいきたいと思います。
沢山の応援ありがとうございました。

本澤美桜
ホクレン・ディスタンス網走大会の5000mに出場させていただきました。先週の千歳大会を終えてなかなか今回のレースをイメージしてジョグや刺激を行うことができませんでした。レース内容としては、先頭集団も速いことを予想して、後ろから徐々にペースを上げていく形でレースを進めていこうと思っていましたが、先頭集団の中でうまく流れに乗ることができたので先頭にピッタリとついていくという形にしました。4000mからペースが上がった時対応できていなかったのでそこは練習不足だと思います。
この2ヶ月、去年できていた練習や上手く走れていた時の自分自身の水準に程遠く、レースに出る意味もあるのかなと感じたりしましたが、苦しかったことを乗り越えることができたことは、今後の自分自身にプラスに繋がると思います。
本命は駅伝で日本一を取ることなので、自分が主要区間で区間上位で走るというレースのイメージをもって、今年の夏合宿をしっかり乗り越えていきたいと思います。
応援ありがとうございました。

金子陽向
ホクレン・ディスタンス網走大会5000mに出場させていただきました。理想とのギャップに沈んだ千歳大会から1週間、前半戦最後のレースとして今大会に出場する決意を固め、今の力をしっかり出し切ることを目標に臨みました。早い段階で集団から離れ、自分のペースを刻みました。2000mまではある程度予定通りの走りができましたが、後半3000mは力が入らず、走り切ることが精一杯でした。
年明けからの度々の故障、貧血の影響で思い切った練習が積めていないこと、振り返ると苦しい練習は多かったですが、意図的に追い込む練習は全く出来ていませんでした。今はうまく走れていた時の感覚や動きが思い出せず、焦りと不安だけが募ります。ですが、「走るのは楽しいこと、楽しかったからここまで来れた。」レース後に父が大切な事に気づかせてくれました。
ここからは夏の鍛錬期になるので、走れること、みんなと目標に向かって一生懸命になれる時間を純粋に楽しみながら、いつかトンネルを抜けられると信じて駅伝に向けて頑張っていきます。
今大会も現地に保護者の方が応援に駆けつけてくださいました。「北海道まで来て走ってくれてありがとう」と声を掛けてくださるような暖かい応援団が支えてくれていることに改めて胸がいっぱいになりました。秋冬にはみなさんと一緒に喜べるように前を向いて明るく頑張っていきます!沢山の応援ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。



