10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議において、城西大学経営学部4年の松川玲央（まつかわ れお）さんと小林結太（こばやし ゆうた）さんが、それぞれ東京ヤクルトスワローズおよび広島東洋カープから指名を受けました。
本学から同時に2名が指名されるのは快挙であり、大学関係者や野球部関係者から大きな祝福の声が寄せられています。
　さらに、2023年度経営学部卒業生の竹丸和幸（たけまる かずゆき）さん（現・鷺宮製作所所属）が、読売ジャイアンツから1位指名を受けるという嬉しい報告も届きました。

■東京ヤクルトスワローズ 2位指名　松川玲央さん（経営学部4年）

　俊足巧打が持ち味の内野手として注目を集めてきた松川さんは、坂戸キャンパスで行われた会見で「こんなに早く呼ばれるとは思っていなかった。言葉が出なかった」と指名の瞬間の驚きを語り、「自分一人の力ではなく、同級生や指導者など多くの方々に支えられてここまで来ることができた」と感謝の気持ちを述べました。今後については、「持ち味である足を生かして1年目からチームの戦力となり、新人王を目指したい。将来的にはトリプルスリーを達成できる選手になりたい」と力強く意気込みを語りました。

■広島東洋カープ 育成1位指名　小林結太さん（経営学部4年）

　右投げ左打ちの捕手である小林さんは、身長177センチ・体重82キロ。スカウトからは「走攻守三拍子そろった身体能力の高い捕手」「スローイング、フットワークが良く、広角に強い打球を放てる中距離打者タイプ」と高く評価されています。堅実な守備力とチームをまとめるリーダーシップが持ち味で、プロの舞台でさらなる飛躍が期待されています。

■読売ジャイアンツ 1位指名　竹丸和幸さん（2023年度経営学部卒業／鷺宮製作所）

　2023年度卒業生の竹丸和幸さんは、社会人野球・鷺宮製作所で活躍中。178センチ・68キロの体格から最速152キロの速球と鋭いスライダーを操り、都市対抗野球予選では防御率0.84という好成績を残しました。スカウトからは「コンビネーションを活かした完成度の高い投球」と評価され、社会人No.1左腕として注目を集めていました。

　　今回のドラフト指名は、学生一人ひとりの努力と、指導者・チーム全体の育成環境の成果です。
城西大学硬式野球部はこれまでにも多くの選手を社会人野球やプロ野球へ送り出しており、地域と大学スポーツの発展に大きく貢献しています。

　松川さん、小林さん、竹丸さんの今後のご活躍を、大学関係者一同、心より期待しています。

（スポーツ振興センター・広報課）

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