TEAM JOSAI Vol.33

- Photo
- Kentaro Hisadomi
- Text
- Keisuke Kimura
- Edit
- HIdeki Shibayma(HOUYHNHNM)
【PEOPLE】 TEAM JOSAI Vol.33
たぶん、この記事を読んでくれているあなたは、人生の分岐点にいるはずだ。どっちの道に進むかで、その先に続く何十年もの人生が変わってくる。城西大学に入学したらどんな道が待っているかって? その答えは、在校生たちが知っている!
INDEX
PROFILE
塩沢飛耀河(理学部数学科3年)
長野県出身。趣味は絵を描くこと。そのレベルはプロも顔負けで、大学広報課からも絵の依頼があるほど。大学の漫画研究会にも所属している。
数学への理解度と解像度が、どんどん高まっていく。
塩沢さんは今、就職活動中ですか?

塩沢 いえ、私は教職を目指しているので一般的な就職活動はしていないんです。今は教員採用試験のための勉強をしているところですね。
教員になりたいから城西大学を選んだんですか?
塩沢 まず、もともと数学が好きで、もう少し深く数学を勉強できる場所を探していました。そして数学を活かせる職業を考えた時に、教えることが好きだったこともあり教員がいいなと。そのふたつの希望を満たすのが城西大学だったという感じです。
とても忙しくされていると伺いました。
塩沢 課題とアルバイトの両立で、遊ぶ時間がほとんどないんです。いまは塾で週3回授業をしていて、プラスアルファで冬期講習や定期テスト前の集中講座もあり、土日も働いていることがあります。ただ、将来のために、誰かに教える経験は必ず役に立つはずなので、頑張っているところです。
入学前と入学後で、数学に対するモチベーションに変化はありましたか?
塩沢 より好きになったと思います。大学の数学は分野が細かく分かれているんですよね。その中でも自分は図形が好きなのですが、高校のときよりも深く学べています。それと、これまでは漠然と「数学が好き」と思っていたのが、なぜ好きなのか、どこが好きなのか、その解像度も上がってきたように感じています。
教員になるために、いま課題に感じていることはありますか?

塩沢 難しいなと思うのは板書ですね。レイアウトや色使いなどは、やはり経験が必要だと感じています。また、板書だけでなくパソコンやプロジェクターなども使いこなせないといけませんし、生徒の質問に答えられる応用力も必要です。あと1年で、できる限り追い込んでいきたいと思います(笑)。