TEAMJOSAI! Vol.10

Photo
Kentaro Hisadomi
Text
Keisuke Kimura
Edit
HIdeki Shibayma(HOUYHNHNM)

【PEOPLE】 TEAMJOSAI! Vol.10

たぶん、この記事を読んでくれているあなたは、人生の分岐点にいるはずだ。どっちの道に進むかで、その先に続く何十年もの人生が変わってくる。城西大学に入学したらどんな道が待っているかって? その答えは、在校生たちが知っている!

INDEX

PROFILE

吉野櫻春(理学部数学科 4年)

埼玉県出身。いち早く公務員の仕事に携わりたいという思いから、特別非常勤公務員として地元の消防団で活動中。心臓マッサージや止血法などの応急手当を地域住民に教えている。趣味は昆虫採集。

1人の先生との出会いで人生激変!

吉野さんは昔から数学がお好きだったんですか?

吉野 中学3年生の頃に数学の楽しさに気づいて、そこから今までずっと好きですね。高校生の頃は、数学の教員になりたかったんですけど、大学に入ってから、ちょっと方向転換しまして。

いまは、どんな道に進もうと考えているんでしょうか?

吉野 データサイエンティストになりたいと思っています。

データサイエンティストを志すきっかけはなんだったんでしょう?

吉野 データサイエンス入門という講義を1年生の秋に取ったんですけど、その先生と話していく中で、こんな面白い世界があるんだって気付かされたんです。その先生との出会いは本当に大きくて、ある種、ぼくの人生を変えた人と言ってもいいかもしれません。そこから機械学習や統計の勉強もたくさんするようになりました。

吉野さんは競技プログラミングにもハマっているそうですが、プログラミングコードも書けるということですか?

吉野 はい。プログラミングの講義も大学でとっているし、1年生の必修の講義でもエクセルのプログラミングがありました。

データサイエンティストといえば、データを駆使して課題を解決する職種、ということですよね。

吉野 そうですね。例えばですけど、コンビニのアルバイトのシフトを作るとなったときに、手打ちで作るのは面倒じゃないですか。でも、データを入力するだけで自動でシフト表を作れたら便利ですよね。あくまで一例ですが、そのためのAIを作る、そんな仕事です。

そうしたスキルも城西大学で習得できると。

吉野 基礎は学べますし、シフトを作るAIは、「選定計画法」という手法を応用していくものなのですが、全学部向けに公開されている講義で習得できました。先日、無事に国家総合職試験に合格したので、いまは厚生労働省に就職して、データサイエンスを活用したいとも考えています。国民のデータを分析し、正解を導き出して、科学的根拠を持って政治家に伝えるような仕事をしてみたいんです。

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