研 究内容


〈考古学〉
 考古学は、物質文化研究によって人類の歴史を読み解く点に大きな特徴があります。
 私はこれまで、歴史考古学、民族考古学の手法を用い、琉球諸島の近世・近代期の歴史研究を行ってきました。これまでの研究対象は、「瓦(建築文化)」「植木鉢(園芸文化)」「キセル(喫煙文化)」といった、人間の社会活動に関わるものが中心です。
  また文字記録の乏しい民衆史を読み解くため、集落跡の考古学調査研究を実施しています。とりわけ「屋敷(生活空間)」「津波(被災と復興)」「豚小屋(家 畜飼育)」を主な対象に据えています。石垣島安良村、沖縄島底川村、西表島網取村、西表島崎山村、宮古島狩俣村といったフィールドで、調査研究を行ってい ます。
※「研究等業績」ページも併せてご覧下さい。


〈地域キャラクター〉
 近年、日本全国で「ゆるキャラ」をはじめとする「地域キャラクター」が活躍しています。経済効果が注目されがちですが、地域の活性化や福祉の新しい取り組みとして期待されています。
 石井研究室では、そんな地域キャラクターの一つである「ローカルヒーロー」に注目しています。「ローカルヒーロー」は全国に数百団体が活動しており、活 動目的も内容も規模も様々ですが、その多くは人々と触れ合うだけでなく、ステージの上で傷つき、命懸けで戦いながら自らの正義を示そうとします。他のキャ ラクターコンテンツには見られないその姿は、口先だけではない強力なメッセージ性を持って観る者に迫ります。またステージ上だけでなく、地域貢献、福祉、 啓発活動などなど、「ヒーロー」は様々な分野で力を発揮できる可能性を持っているといえるでしょう。
 石井研究室では、「ローカルヒーロー」の実態を調査・研究する活動を行うと同時に、調査結果を基にしてゼミ生たちと実際にヒーロー団体を運営する活動を行っています。
※「ゼミナール活動」「『ローカルヒーロー通信』」ページも併せてご覧下さい。