11章 グラフの作成

関数 y=sinx のグラフを定義域 [-2π,2π] で描くには、次のように入力します。

>plot(sin(x) ,x=-2 * Pi . . 2 * Pi )

2つのグラフを同時に表示するには、次のように式を2つ並べて

>plot( [ sin(x) , cos(x) ] , x=-2 * Pi . . 2 * Pi )

とします。Maple では、複数のグラフは自動的に曲線の色を変えて表示されます。 白黒できれいに印刷するためには、次のように入力するとよいです。

>plot( [ sin(x) , cos(x) ] , x=-2 * Pi . . 2 * Pi , linestyle=[1,2] , color=black)

線の色を黒 ( color=black )、前者のグラフを実線で後者を破線 ( linestyle=[1,2] ) で表示します。
linestyle の値が 0 または 1 で実線、2 以上でさまざまな破線を表します。 詳細については、ヘルプを参照してください。



実習 11.1  次の関数のグラフを描いてみましょう。
 (1) y=xcos(πx) ( 定義域 [-20,20] )
 (2) y=xsin(1/x) ( 定義域 (0,0.2] )

[正解例]