2021.01.26
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】食毒性学研究室における早期配属生の取り組み:薬膳食材を用いたレシピ開発 ~「辛温解表類」を用いた冬風邪予防レシピ~【取組】

210126食毒性学研究室

生姜と鶏肉の薬膳スープ
食毒性学研究室では卒業研究の課題として、薬膳食材を用いたレシピ開発し、実食して薬膳食材の効能を体験する取り組みを行っています。数ある薬膳食材の中で“体表を開いて発汗を促進、体内毒素や老廃物の排出をさせやすくする”食材を「解表類(げひょうるい)」と呼び、解表類は「辛温(しんおん)解表類」と「辛涼(しんりょう)解表類」とに分かれます。「辛温解表類」には発汗作用が強いものが多く、寒気を伴う初期の風邪(冬風邪)に用いられます。「辛涼解表類」は体を冷やす作用があり、発熱を伴う初期の風邪に効果があるとされています。

今回は2年生の早期配属生である松生さん考案の「辛温解表類」を用いた冬風邪予防のレシピ、「生姜と鶏肉の薬膳スープ」ご紹介します。

210126食毒性学研究室

材料 ~2~3人分~
水    500ml
生姜   3g
長ネギ  15g
人参   20g
しめじ  30g
鶏肉   100g
塩    1.5g
コンソメ 1.5g

水溶き片栗粉
片栗粉  3g
水    10g

こしょう  適量


具体的な作り方はクックパッドをご確認ください。
https://cookpad.com/recipe/6610463
レシピを考案してくれた松生さん(2年生)の感想
寒い冬にピッタリな体の温まるスープを作りました。あっさりとした味ですが、鶏肉やしめじの旨みが出ていてとても美味しいです。キノコを加えることで食べ応えのあるスープになったと思います。アレンジとしては、最後にこしょうではなく七味を加えるとより体が温まるのでオススメです。
研究室紹介ページURL:
www.josai.ac.jp/education/pharmacy/nutrition_dep/laboratory/syokudokusei.html
ハッシュタグ:
lab.naninaru.net/seminar/U25800/josai_pharmacy_wada
城西大学薬学部医療栄養学科
(管理栄養士養成課程)
食毒性学研究室 
教授 和田政裕 和田先生 
准教授 五十嵐庸 五十嵐先生 
 助手 山田 沙奈恵 山田先生 
(管理栄養士)   

その他の食毒性学研究室の取組

【医療栄養学科】食毒性学研究室:受験に備えて~不安や心の乱れをしずめ、ストレスを緩和する薬膳~【取組】

【医療栄養学科】【取組】食毒性学研究室における早期配属生の取り組み例:薬膳食材を用いたレシピ開発~「辛温解表類」を用いた冬風邪予防レシピ~

【医療栄養学科】【取組】食毒性学研究室における卒業研究の取り組み例:薬膳食材を用いたレシピ開発 ~「辛涼解表類」を用いた夏風邪用レシピ~

栄養士養成への貢献で和田政裕教授(食毒性学研究室)が厚生労働大臣から表彰されました【城西大学 薬学部医療栄養学科(管理栄養士養成課程)】
 
医療栄養学科はこちらからご覧になれます。卒業生情報も掲載しています。

前のページに戻る