2022.04.14
医療栄養学科 お知らせ
【医療栄養学科】食毒性学研究室における早期配属生の取り組み例:薬膳食材を用いたレシピ開発2022 ~「補気」「補血」効果のある鮭を使ったレシピ その1~ 【取組】
食毒性学研究室では卒業研究の課題として、薬膳食材を用いたレシピ開発し、実食して薬膳食材の効能を体験する取り組みを行っています。今回は、2年生の早期配属生3名が考えてくれたメニューを順番に紹介していきます。

メイン食材としたのは「鮭」です。鮭の身は特徴的なピンク色をしていますが、分類上は白身魚です。この赤い色素である「アスタキサンチン」には、強い抗酸化作用があり、抗炎症作用や生活習慣病の予防に効果を発揮します。このアスタキサンチンは、花粉症やアレルギー症状の改善にも効果が期待されています。また鮭には同様にアレルギー改善作用を持つDHAや免疫力の維持に欠かせないビタミンⅮも多く含まれます。
また鮭は「補気(エネルギーを補給し、気力を向上させる)」や「補血(血液をつくる栄養を補う)」の効果があるとされている薬膳食材になります。お腹を温めて胃腸の機能を強化するため、貧血や冷え症にも効果的です。日中は春らしい気候となってきましたが、朝晩はまだ寒いこの時期にぜひお試しください!

1品目は隠し味に味噌を使った「鮭の濃厚クリームパスタ」です。

220413食毒性学研究室

①鮭の濃厚クリームパスタ
【材料:1人分】

パスタ麺     100g
生クリーム    100ml
鮭(切り身)   1切れ
マッシュルーム  30g
冷凍ほうれん草  30g
オリーブオイル  小さじ1強(5g)
酒        大さじ1(15g)
味噌       小さじ1弱(4g)
醤油       小さじ1(6g)
パルメザンチーズ お好みで
黒胡椒      お好みで


具体的な作り方はクックパッドをご確認ください。
https://cookpad.com/recipe/7146339
【レシピを考案してくれた鶴岡さん(2年生)の感想】
鮭使った北海道の郷土料理「石狩鍋」に着想を得て隠し味に味噌を使用しました。「補気」、「補血」効果がある鮭とほうれん草、マッシュルームが一度に食べられる濃厚なクリームパスタになりました。醤油は、香りが飛ぶので火を止めてから加えるのがポイントです!


次回のレシピもお楽しみに!
研究室紹介ページURL:
www.josai.ac.jp/education/pharmacy/nutrition_dep/laboratory/syokudokusei.html
ハッシュタグ:
lab.naninaru.net/seminar/U25800/josai_pharmacy_wada
城西大学薬学部医療栄養学科
(管理栄養士養成課程)
食毒性学研究室 
教授 和田政裕 和田先生 
准教授 五十嵐庸 五十嵐先生 
 助手 山田 沙奈恵 山田先生 
(管理栄養士)   

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