【薬学科(6年制)】卒業研究)6年生・内村 澪音さんの研究論文が国際誌のトップページに掲載されました!
卒業研究(6年制)
卒業研究(6年制)成果レポート|内村 澪音さん
薬学科6年生・内村 澪音さんの卒業研究成果が、 国際オープンアクセス誌 Physchem に掲載され、同誌のトップページ(Front Page)に取り上げられました。 本研究は、シクロデキストリンと米ぬか由来成分「Komecosanol」がつくる 包接(超分子)複合体の物性を物理化学的に評価し、その性質を明らかにしたものです。
論文タイトル
Physicochemical Properties of Supramolecular Complexes Formed Between Cyclodextrin and Rice Bran-Derived Komecosanol
DOI: 10.3390/physchem5030034
研究のポイント
- 米ぬか由来Komecosanolとシクロデキストリンの相互作用を物理化学的手法で評価。
- 両者が形成する超分子複合体(包接複合体)の性質(安定性・相互作用など)を明らかにした。
- 天然由来成分の利用や製剤設計への展開に向けた基礎データを提供。
掲載情報
- 投稿:/ 改訂:/ 採択:/ 公開:
- 掲載誌:Physchem(MDPI)Quarterly, Open Access, Peer-Reviewed
- 雑誌トップページ(Front Page): https://www.mdpi.com/journal/physchem
- 論文ページ(フルテキスト): DOIリンク
学科の研究教育:課題発見力・問題解決力を鍛える
薬学科では、4年次前期から各研究室に配属され、まだ答えの得られていない課題に対して 腰を据えた研究活動に取り組みます。実験・解析・考察のサイクルを通して、 課題発見力と問題解決力を段階的に磨いていきます。
- 通常は4年次前期に所属研究室を決定し、卒業研究を本格始動。
- 研究に強い興味があり、かつ成績上位の学生は希望により2年次から研究室に所属し、早期に卒業研究を開始することも可能です。
記事作成・掲載:間 祐太朗