「女性のキャリアと健康」をテーマにWoman Life+ Lab 村岡有紀氏 特別講義第2弾が実施されました
2025年10月29日(水)、経営学部・石倉恵介教授が担当する授業において、Woman Life+ Lab代表の村岡有紀氏を講師に迎え、「女性のキャリアと健康」をテーマに特別講義が行われました。村岡氏による講義は昨年に続き2回目の開催となりました。
講義は「日本の働く社会環境は男女均等か?」という問いかけから始まり、女性のライフステージごとに起こる身体の変化や、ホルモンによる心身への影響について解説されました。生理周期や妊娠・出産、更年期における心身の不調についても取り上げられ、年齢とともに変化する女性の健康課題を具体的に学ぶ機会となりました。
講義は「日本の働く社会環境は男女均等か?」という問いかけから始まり、女性のライフステージごとに起こる身体の変化や、ホルモンによる心身への影響について解説されました。生理周期や妊娠・出産、更年期における心身の不調についても取り上げられ、年齢とともに変化する女性の健康課題を具体的に学ぶ機会となりました。
Woman Life+ Lab代表 村岡有紀氏
村岡氏は、「出産は命がけ。産後の女性の体はボロボロの状態で、交通事故レベルの損傷を受けている」と語り、さらに「人間の脳は一人で子育てをするようにできていない。父親の子育て参加は必須。子育てをしながら働く環境は本当に整っているのか?」と問いかけ、企業が女性の健康課題を“個人の問題”ではなく“企業の課題”として捉える重要性を訴えました。
また、講義では男子学生による「妊婦体験」も実施。7㎏の重りを腹部に装着し、講義時間を過ごす中で妊婦の身体的負担を体感しました。体験した学生からは、「肩や背中がこり、座っているときに肺が圧迫されるような息苦しさを感じた。この状態で過ごすのは本当に大変だと実感した」との声があがりました。
また、講義では男子学生による「妊婦体験」も実施。7㎏の重りを腹部に装着し、講義時間を過ごす中で妊婦の身体的負担を体感しました。体験した学生からは、「肩や背中がこり、座っているときに肺が圧迫されるような息苦しさを感じた。この状態で過ごすのは本当に大変だと実感した」との声があがりました。
妊婦体験をする学生
村岡氏は最後に、「女性のカラダとココロはホルモンの影響で日々ゆれ動いている。仕事・家事・育児をこなしながらも、自分の健康を後回しにしがち。だからこそ、誰もが健康に働ける社会とは何かを、企業も個人も共に考えていく必要がある。将来を担う経営学部の皆さんには、ぜひその一歩を共に考えていってほしい」と呼びかけ、講義を締めくくりました。
(広報課)
(広報課)