【薬学研究科】大学院生の国内外での活躍を紹介!―幸村友菜さんがロンドン大学(UCL)へ研究留学、日本薬剤学会で「SNPEE奨励賞」を受賞―
城西大学大学院薬学研究科 博士課程4年生の幸村友菜さんが、がん治療における副作用の少ない抗がん剤の開発を目指して研究に取り組む中で、海外研究留学と学会発表・受賞という二つの成果を挙げました。
University College London(UCL)へ研究留学
「SNPEE奨励賞」を受賞

「トビタテ!留学JAPAN」第17期派遣留学生として留学に臨んだ幸村友菜さん
幸村さんは、文部科学省が展開する官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」の2025年度(第17期)派遣留学生に採択されました。第17期では、大学生等1,204人の応募者から268人が採用され、応募倍率は4.5倍でした。
第17期
(UCL)
抗がん剤の開発
採択を受けた幸村さんは、University College London(UCL)School of Pharmacyへ研究留学し、Ijeoma Florence Uchegbu教授の研究グループで、がん治療に関する研究に取り組みました。
かねてから抱いていた「海外の研究室で薬の研究に取り組みたい」という目標を実現し、異なる研究環境や研究文化に触れながら、研究者としての視野を広げる貴重な経験となりました。
日本の未来を創るグローバル人材の育成を目指し、官民協働で学生の海外留学を支援する制度です。

「トビタテ!留学JAPAN」第17期派遣留学生 走行会の様子

UCL School of Pharmacyの研究グループの皆さんと(幸村さんは中央)
2026年6月3日、日本薬剤学会第41年会で開催された学生主催シンポジウム「SNPEE 2026」において、幸村さんの研究が発表演題に採択されました。
SNPEE(Student Network for Pharmaceutics Education and Evolution)は、学生が中心となって企画・運営するシンポジウムです。20回目となった今回は、「研究室から社会へ:薬剤学の価値を実現する」をテーマに開催されました。
発表では、グルタチオン応答性活性化技術を利用し、CD44を標的とするヒアルロン酸ナノキャリアによって、腫瘍選択性を高める研究成果を報告しました。
その研究発表が評価され、幸村さんは「SNPEE奨励賞」を受賞しました。

SNPEE 2026表彰式にて、受賞者・関係者の皆さんと(幸村さんは左から4人目)
城西大学大学院薬学研究科では、専門性を深める研究活動に加え、国内外での研究交流や学術発表などを通じて、幅広い視野を備えた研究者・専門家の育成に取り組んでいます。