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【経済学部】学生団体「KLS」主催、留学生との合同交流イベント 「アジアの食卓(第一弾)―日中カップ麺文化の紹介と食べ比べ―」を開催しました


今年度、経済学部では学生団体「Keizai Leaders Summit(通称:KLS)」が発足し、あわせて学部内に多くの留学生が集まったことを受け、異文化理解と学生同士の交流促進を目的とした合同イベント「アジアの食卓(第一弾)」を、12月16日(火)に開催しました。
本イベントの第一弾では、「日中カップ麺文化の紹介と食べ比べ」をテーマに、学生にとって最も身近な食文化の一つであるカップ麺を取り上げました。イベントでは、カップ麺の文化的背景や歴史の紹介に始まり、実際の食べ比べまで行われ、内容の充実したプログラムとなりました。

事前調査の発表では、台湾出身で日清食品創業者の安藤百福氏が1958年に「チキンラーメン」を開発したことがインスタント麺の始まりであること、さらに米国視察の際、紙コップに麺を入れて食べる様子から着想を得て、1971年に「お湯を注ぐだけ」という革新的なスタイルと、「容器・味付け・麺」を一体化した世界初のカップ麺「カップヌードル」が誕生したことなどが紹介されました。
その後、カップ麺文化はアジア各国へと広がり、中国では1990年代以降、鉄道旅行の普及とともに急速に拡大し、現在では国民的な食文化として定着しています。日本ではプレミアム化や地域限定商品、ご当地ラーメン化が進む一方、中国では火鍋風の味付けや地域の食文化と融合した商品が多い点など、両国の特徴についても紹介されました。
食べ比べでは、KLSメンバーが選んだ日本のカップ麺5種類(チキンラーメン、カップヌードル、ごつ盛りコーン味噌、カップスター〈旨塩〉、蒙古タンメン中本〈辛旨味噌〉)と、留学生が選んだ中国のカップ麺5種類(红烧牛肉面〈ホンシャオニョウロウミェン〉、老坛酸菜牛肉面〈ラオタンサンツァイニュウロウミェン〉、酸辣粉〈サンラーフェン〉など)が用意され、それぞれおすすめポイントについて1分間のプレゼンテーションを行った後、試食が行われました。
会場では、辛味の強いものからあっさりした味わいのものまで、多様な味を楽しみながら活発な交流が行われ、終始にぎやかな雰囲気となりました。

KLSチーム

留学生チーム

本イベントを通じて、学生たちは食文化の違いを入り口に、互いの国や文化、歴史への理解を深めるとともに、友人関係を築く貴重な機会を得ることができました。異文化は時に身近でありながら理解しにくい存在でもありますが、違いを知り、認め合うことが相互理解の第一歩となります。
経済学部では、今後もこのような学生主体の異文化交流活動を支援し、学生同士の友好と学びを深める取り組みを継続してまいります。

記念撮影

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