【経済学部】“まちが好き”を仕事にする──深谷市役所・まちこさんが語る、公務員という生き方

いう生き方
城西大学経済学部では、公務員を志す学生に向けて「公務員特講」を開講しています。
12月5日（金）の講義では、埼玉県深谷市役所で活躍する深町裕子さん（愛称：まちこさん）をお招きし、「仕事と志事をつなぐ　自分軸×公務員」と題してご講演いただきました。
まちこさんは、広報、環境、文化財、企画など多様な部署を経験し、「まちが好き」という想いを軸に、地域に寄り添う公務員として活躍されています。講義では、公務員の仕事内容だけでなく、「どんな街に住みたいか」を起点に進路を考えることの重要性について語られました。学生たちは、自身の価値観と向き合いながら「自分軸」を探るワークに取り組み、公務員の仕事が地域づくりそのものであることを実感しました。

また、文化財保護や総合計画といった、普段触れる機会の少ない行政の取り組みにも関心が高まり、「チームワークを大切にする姿勢に感動した」「街の人とのつながりを大切にしたい」といった声が多く寄せられました。まちこさんの温かい語り口と、地域に真摯に向き合う姿勢は、学生たちに将来を考える大きなきっかけとなりました。
城西大学は、自治体の現場で活躍する公務員から直接学ぶ機会を通じて、地域社会に貢献できる人材の育成を今後も進めてまいります。