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【経済学部】現役公務員が語る、キミの人生を変える「ワーク・ライフ・シナジー」


10月31日(金)、経済学部の「公務キャリア特講」に、所沢市こども未来部こども福祉課副主幹の宮武寛氏を講師にお迎えし、「地方自治体職員のワーク・ライフ・シナジー」をテーマにご講演をいただきました。公務員志望の学生が抱く「安定」「デスクワーク」「定時帰り」といった従来のイメージは、氏の21年間で6部署にわたる多様なキャリア(市営住宅の大家、ごみ収集の現場支援、民間企業派遣、まちづくり、こども福祉など)の実態によって見事に覆されました。
宮武氏は、「公務員という仕事」の本質は、民間企業と同じく「組織のMission(市役所は「住民の福祉の増進」)のために働くこと」であり、「まちの未来を描く壮大な仕事」だと力説。そして、仕事の質を高めるためには「ワーク・ライフ・バランス」ではなく、「ワーク・ライフ・シナジー(相乗効果)」が必要だと提唱しました。

家庭や地域活動、趣味といった「生活(LIFE)」のあらゆる場面での多様な経験が、住民の「困っていること」を想像する土壌となり、それが公務員としての仕事(WORK)の質を高めるという考え方です。
学生からは「公務員のイメージが変わり、夢を持てた」「選択肢を広げるために資格取得に励みたい」「多様な経験は成長の土壌という言葉に感銘を受けた」といった声が寄せられました。
宮武氏のメッセージは、「仕事で成果を出して時間を創り出し、その時間で多様な経験を積むことが自己の成長の土壌となる。失敗を恐れずトライ&エラーを繰り返せ」という、学生への熱いエールで締めくくられました。公務員という職業の奥深さと、仕事と人生を相乗的に高める本質的なヒントを得る貴重な機会となりました。

本学では今後も,自治体の現場を支える公務員から直接学ぶ機会を通じて,地域社会に貢献できる人材の育成を進めてまいります。

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