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【経済学部】空手家公務員のキャリア ― “市役所の仕事”は一つじゃない!現場で輝く公務員のリアル~さいたま市桜区役所支援課長 冨田昌洋氏による「公務キャリア特講」~


10 月 10 日,「公務キャリア特講Ⅰ・行政への参加Ⅰ」において,さいたま市桜区役所支援課の冨田昌洋課長をお招きし,「さいたま市役所で働くということ」をテーマにご講義いただきました。

冨田氏は,浦和市役所(当時)空手部への練習参加をきっかけに採用試験を受験して入庁。収納課,財政課,内閣府派遣,企画調整課,市立病院財務課,区役所など,多様な部署を経験しながら,市職員として 30 年のキャリアを重ねてこられました。講義では,激務の中でも「市民のために何ができるか」を考え続けた経験として,地域主権改革の現場やコロナ禍での病院経営の苦労,クラウドファンディングによるドクターカー導入,さらには避難所運営訓練をスーパーマーケットと連携して実施した事例など,リアルで熱のこもったエピソードが語られました。

「公務員の仕事は決して単調ではなく,異動ごとに新しい挑戦がある」「人の役に立つことが自分の誇り」と語る冨田氏の言葉は,学生の心に深く響きました。受講した学生からは,「病院で働いていたことに驚いた」「ボランティア精神だけでなく“自分が当事者になる”という言葉を大切にしたい」「市民のために多少の“むちゃ”をするという言葉が印象的だった」など,多くの感想が寄せられました。

講義を通じて,公務員という仕事の多様な魅力と責任,そして地域に生きることの意味を考える貴重な機会となりました。

本学では今後も,自治体の現場を支える公務員から直接学ぶ機会を通じて,地域社会に貢献できる人材の育成を進めてまいります。
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