研究成果報告:大連外国語大学からの外国人研究員受入れが終了しました【国際交流】
大連外国語大学の劉芸寒と申します。この度、城西大学国際教育センターでの一年間の訪問研究の機会を賜り、心より感謝申し上げます。
滞在期間中では、城西大学と大連外国語大学の共同教育プログラムで来日する留学生の支援に取り組みました。来日直後の彼らが抱える不安の実態を把握するため、留学生活全般に関するアンケート調査を実施・分析しました。この分析により、日本語学習、専門分野、進学、キャリア形成といった側面における具体的な不安の様相を明らかにできましたた。この分析結果に基づき、留学生が母国で受けてきた教育の様相を踏まえつつ、学習方法の転換、自律性の育成、および研究意識の形成を提言する論文を執筆しました。
上記の研究と関連して、大学や大学院における必須スキルの一つである要約文作成活動に着目し、精読指導と文章構造読み指導という二種類の読解指導法が要約文作成指導にどのように効果的に適用できるかを実践的に検証しました。本実践の効果を客観的に評価するため、独自の要約文の評価項目を考案して、これに基づいて評価を行った。この実践と評価を通して、それぞれの読解指導法が要約文作成に与える具体的な影響を明確にすることができました。得られた知見は、留学生を対象とする要約文の指導法と評価法の改善に示唆を与えるものである。これらの成果は、口頭発表を経て論文としてまとめました。
研究活動を通じ、国際教育センターの于洋先生をはじめとする多くの先生方 と貴重な意見交換を行うことができ、日本の留学生支援の現状や課題への理解を深めることができました。この一年間の経験は、学術的成長に加え、人間的な成長を促すかけがえのない時間となりました。帰国後は、この経験と研究成果を活かし、大連外国語大学の発展に努めるとともに、今後も城西大学との国際交流・留学生支援に貢献していく所存です。
この1年間、支えてくださった城西大学の皆様、留学生の皆様に改めて感謝を申し上げます。
滞在期間中では、城西大学と大連外国語大学の共同教育プログラムで来日する留学生の支援に取り組みました。来日直後の彼らが抱える不安の実態を把握するため、留学生活全般に関するアンケート調査を実施・分析しました。この分析により、日本語学習、専門分野、進学、キャリア形成といった側面における具体的な不安の様相を明らかにできましたた。この分析結果に基づき、留学生が母国で受けてきた教育の様相を踏まえつつ、学習方法の転換、自律性の育成、および研究意識の形成を提言する論文を執筆しました。
上記の研究と関連して、大学や大学院における必須スキルの一つである要約文作成活動に着目し、精読指導と文章構造読み指導という二種類の読解指導法が要約文作成指導にどのように効果的に適用できるかを実践的に検証しました。本実践の効果を客観的に評価するため、独自の要約文の評価項目を考案して、これに基づいて評価を行った。この実践と評価を通して、それぞれの読解指導法が要約文作成に与える具体的な影響を明確にすることができました。得られた知見は、留学生を対象とする要約文の指導法と評価法の改善に示唆を与えるものである。これらの成果は、口頭発表を経て論文としてまとめました。
研究活動を通じ、国際教育センターの于洋先生をはじめとする多くの先生方 と貴重な意見交換を行うことができ、日本の留学生支援の現状や課題への理解を深めることができました。この一年間の経験は、学術的成長に加え、人間的な成長を促すかけがえのない時間となりました。帰国後は、この経験と研究成果を活かし、大連外国語大学の発展に努めるとともに、今後も城西大学との国際交流・留学生支援に貢献していく所存です。
この1年間、支えてくださった城西大学の皆様、留学生の皆様に改めて感謝を申し上げます。
左:大連外国語大学 劉 芸寒 先生
右:城西大学 于 洋 副学長兼国際教育センター所長