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【別科】日本文化論特殊講義ⅢB もろやま華うどん作りを体験しました!


別科の日本文化特殊講義ⅢB(12月4日)では、留学生6人がもろやま華うどん作りを体験しました。

 もろやま華うどんは2004年、埼玉県毛呂山町の地域福祉推進の場で誕生しました。
 通常のうどん作りの工程に欠かせない「練る」という過程を一切せず、生地を「引っ張る」「引きずる」といったマイナスの圧力で小麦粉の中に一気に水を浸透させ、生地にしていきます。こうして作られた超多加水麺の生地はコシ・コク・甘み・香りの小麦本来の味わいを最大に溢れさせます。また、特別な道具は一切必要ありません。綿棒の代わりにサランラップうやアルミホイルの芯が使えます。まな板の代わりには開いて乾かした牛乳パックを使います。小麦粉と水と包丁さえあれば、簡単にこしのある小麦の香り高いうどんが作れます。
 この美味しい「もろやま華うどん」を留学生と一緒に作りました。
 当日は豚汁も作り、その中にできたて・ゆでたての「もろやま華うどん」を入れて皆で楽しく美味しくいただきました。
 以下、毛呂山町ホームページ(もろやま華うどん/毛呂山町 (town.moroyama.saitama.jp))より記事を一部抜粋します。

「日本伝統の蕎麦打ち技術、中でも最も洗練されているとされるのが、江戸流蕎麦打ちその技をうどん打ちに応用して、極大加水による空前の麺打ちが平成16年、毛呂山町で完成いたしました。通常、手打うどんの加水率は45%ほど、しかし、「もろやま華うどん」では54%が基準十分な加水と、“ねる”“こねる”を限りなく回避することで、うどん自体の味わいを極限まで高めます。 麺づくり数千年の時を経て、打ち上げる速さにおいても、小麦麺の味わいにおいても、他に類のない新しい手打ちうどんの誕生です!」

留学生の感想

ベアトリクスさん
料理に常に大きな興味を持っており、それゆえに日本料理にも興味を抱いています。日本に来てからは、できるだけ多くの異なる食べ物を試してみていますが、同時にその「作り方」にも興味があります。残念ながら、日常生活では日本の人々からレシピを学ぶ機会がありません。だから、先生がうどんを作ることになるって言ってくれた時、とても嬉しく思いました。それは異なる種類のうどん、その材料、そして日本人の技術を学ぶ絶好の機会でした。同級生たちと楽しみながら、一生の思い出を作りながらです。みんなでうどんを作るのは初めてでしたが、最も面白いことは、誰もが作ったうどんが異なる味わいだったことです。材料と準備が同じであっても、結果は少し異なりました。まるでうどんがそれぞれの個性を反映しているかのようでした。再び、仲間たちや先生とともに、日本の文化を学びながら、本当に楽しい時間を過ごすことができました。この機会に感謝しています。

楊さん
楽しい一日でした、うどんの作り方を覚えた。クラスメイトと一緒に作って、おいしかったです。一人一人がうどんを作った後、食べてみると、一人一人が作っている味は違いますが、どれもおいしかったです。最後はうどんをたくさん食べて、もう食べられなくなってしまいました。これからもっといろんな地域の日本料理に触れてほしいです。いろんな地域の日本料理をもっと知りたいです。

バルバラさん
今日は授業の時、みんなと一緒にうどんを作ってみました。それは私のはじめてうどんで、今までそんな経験なかったので自分でうどんを作ることができてすごく嬉しいです。みんなのうどんは少し違いましたのでそれは本当に面白かったです。「やっぱり味が人によって違うかなー」と思いました。今から家で自分でもう一度作ってみたいと思います!

王さん
うどん作りはすごく面白い、簡単と思います。みんな作ったうどんと自分のはすごくおいしい、達成感満々です。最後、先生たち作った豚汁はすごくおいしいし、体が温かくなりました。


レシピを掲載しますので興味のある方は、是非ご自宅で華うどん作りに挑戦してみてください。
毛呂山町のホームページには作り方の動画も掲載されています。https://www.town.moroyama.saitama.jp/soshikikarasagasu/sangyoshinkoka/kanko_tokusan/6/1/2/1513.html
(文責 城西大学薬学部医療栄養学科 准教授山王丸 靖子、うどん・豚汁作成協力者 薬学部医療栄養学科 助手 深谷睦)

麺をゆでる様子。研究室にて。

留学生のつくったうどん。

あつあつの豚汁

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