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【薬学科(6年制)】人との関わり方を再考・学び・実践する授業


――1年生必修授業「フレッシュマンセミナー(薬学)A」

「ヒューマンコミュニケーションって、なんだろうか?」
薬学科では、薬剤師を目指す学生たちが社会で求められるコミュニケーション能力を身につけるための授業、「ヒューマンコミュニケーション」を実施しています。 この授業は、1年次の必修科目「フレッシュマンセミナー(薬学)A」の一環として行われ、今年で7年目を迎えました。

本年度より、本授業の担当講師として、高塚人志先生から、看護師・公認心理師の資格を持つ長井麻希江先生へとバトンが渡されました。 医療現場における豊富なご経験をもとに、多様な視点から人との関わりについての学びが提供されています。

春学期は全2回構成で実施

第1回(4月)

初回では、「気持ちや情報を分かち合い、理解し合うプロセス」に焦点をあて、学生同士が協力しながら課題に取り組みました。対話を通して他者とつながる体験を通じて、基本的なコミュニケーションの重要性を実感する機会となりました。

第2回(7月)

2回目の授業では、医療専門職に求められる「プロフェッショナリズム(高い専門性)」をテーマに、「ヒューマニティ(人間性)」について深く考察。 望ましい専門職像を思い描き、それに近づくための自己課題を見つけ、今後の学修へのモチベーションにつなげました。

アンケート結果から見えた学生の声

授業後に実施された学生アンケートでは、ほとんどの項目において 90%以上の学生が「とても積極的に取り組めた」「とても有意義だった」と高く評価しており、非常にポジティブな結果が得られました。

  • ユニット1(4月):積極性・有意義さともに90%以上が肯定的
  • ユニット2(7月):やや難易度が高まる内容でも85〜90%の肯定的評価

学生たちがコミュニケーションの本質を体感しながら、自らの将来像に向き合うきっかけとなっていることが、結果からもはっきりと読み取れます。

◆薬学科からのメッセージ

薬剤師は、薬の専門家であると同時に、人と関わる専門職でもあります。
この授業は、知識や技術だけでなく、「人としてどうあるべきか」を考える大切な機会です。
1年生の皆さんが、学びの第一歩として“人と向き合う姿勢”を育み、将来の医療現場で信頼される薬剤師へと成長していくことを、私たちは心から願っています。

文責:間 祐太朗

授業の様子

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