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第18回 薬局管理栄養士研究会 開催報告


令和5年11月18日(土)、オンラインサービスZOOMを活用し、城西大学坂戸キャンパスを配信会場として、第18回薬局管理栄養士研究会が開催されました。
本研究会は、薬局・ドラッグストアに勤務する全国の管理栄養士が情報交換と相互の連携を図ることを目的として、毎年1回開催されるもので、今年で18回目になります。

前年に引き続きオンライン研究会となりましたが、約90名と多くの方にご参加いただきました。

本年は、テーマを「薬局管理栄養士のそれぞれの課題~解決に向けて今日からできること~」とし、情報共有、総会、口頭発表およびグループディスカッションを行いました。

情報共有では、株式会社パル・オネスト 南野知子氏より「薬局管理栄養士の課題と展望」と題し、薬局管理栄養士が業務でできること、管理栄養士の今後の在り方について発表していただきました。また、株式会社杏林堂薬局 内山貴雄氏より「ドラッグストア管理栄養士の職域の拡大と今後の展望」と題し、ドラッグストアの管理栄養士の取り組み事例や今後のビジョンについて発表していただきました。

本年度より、会員化に伴い総会も行いました。第17回薬局管理栄養士研究会の開催報告や会計報告、ならびに本年度の事業計画、会計予算案などを会員の皆様と共有いたしました。

口頭発表では、薬局で行っている取り組みついてご報告いただきました。薬局管理栄養士として日頃の取り組みや、抱えている悩み、課題を共有していただき、今後の管理栄養士の在り方を考える貴重な時間となりました。

グループディスカッションは少人数制で行ったため、参加者皆様と密に話すことができました。
栄養相談の有料化や認定栄養ケア・ステーション、特定保健指導のことなど、様々な内容について活発な議論の場となりました。

休憩時間には森下仁丹株式会社様より動画による製品紹介がありました。

終了後にはオンライン懇親会を開催し、日頃の悩みを相談したりし、少人数で和気あいあいと情報交換をすることができました。

会員化になって初めての研究会でしたが、参加者からは、「今後の活動の励みになり充実した時間でした」などの感想も頂戴しております。研究会にご参加いただきました皆様に御礼申し上げます。
今後も薬局・ドラッグストアで活躍される管理栄養士を中心に、薬剤師や関連職種の方々を含めた情報交換や情報収集、互いの交流の場として、活発な研究会になることを願っております。

当日の情報共有と口頭発表5演題は以下のとおりです。

<情報共有>
「薬局管理栄養士の課題と今後の展望」 株式会社パル・オネスト 南野知子氏
「ドラッグストア管理栄養士の職域の拡大と今後の展望」株式会社杏林堂薬局 内山貴雄氏

<口頭発表>
 
演題1 調剤薬局で実施するイベントの効果について
〇小多翔子1),  安藤亜希子2),  村上阿津子2)
1)アップル薬局千駄木店, 2)(株)アップルケアネット栄養部

演題2 株式会社パル・オネストの薬局管理栄養士活動について
‐薬剤師の対人業務拡大と管理栄養士との連携強化への取り組み‐
〇新沼 優子
株式会社パル・オネスト イノベーション事業部 栄養サポート課

演題3 薬剤師と管理栄養士のチームワークとその先へ~成果をあげる薬局管理栄養士を目指して~
〇平川凪沙、山田愛華、羽田桃果
株式会社メディカルリンク 健やか薬局やなぎ店

演題4 健康サポート薬局として「骨密度測定会」での健康啓発
〇大津知春,溝口由佳,石飛塁,山本華蓮,早川まい,岡松奈緒子,出口昌孝
株式会社メディカルリンク

演題5 かかりつけ薬剤師&管理栄養士の連携の現状と課題
〇赤堀 朋佳1),青木 菜々 2),中村 樹2),森田 祐美子3)
株式会社フォーラル あすか薬局1),とまと薬局2),ひまわり薬局3)

<情報提供>
森下仁丹株式会社様


主催:薬局管理栄養士研究会
後援:城西大学薬学部医療栄養学科、活水女子大学健康生活学部食生活健康学科
尚、次回の研究会開催に向けて、今回ご参加いただきました皆様、あるいは研究会にご興味がある方からのご意見ご要望をお待ちしております。


<ご意見等の連絡先>
薬局管理栄養士研究会事務局
株式会社フォーラル 小口(おぐち)
a-oguchi@forall.jp

薬局管理栄養士研究会当日の発表の様子

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