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公開授業 生活と化学物質

理学部化学科では、講演方式の授業「生活と化学物質Ⅰ(4月~7月)」と、「生活と化学物質Ⅱ(9月~1月)」を、毎週土曜日3時間目(13時30分~15時00分)に開講します。化学科の先生が、社会にあるいろいろなことを化学の目でみて考え、解説します。授業は各時間独立した内容ですので1回だけでも無理なく受けられます

化学科では、この授業を高校生への公開授業にしています。大学生と一緒に、大学のホンモノの授業を学んでみませんか?ぜひ参加して、大学の授業を体験してみてください、大いに歓迎します。参加したい方は当日13時までに入試課窓口までお越しください。

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「生活と化学物質Ⅰ(4月~7月)」と、「生活と化学物質Ⅱ(9月~1月)」のスケジュールは以下のようになっています。

生活と化学物質I(4月~7月)

4月8日 「はじめに」講師 山本 達夫
「化学の目で見ると」 一般の人たちが見ると同じに見える物が、化学を学ぶと全く別のものに見えてきたり、逆に全く別と思える物が同じ分類だったりする。本講義のイントロダクションとして物事を化学の目で見ると世の中がどう見えるかという話をする。
4月15日 「脳に作用する化学物質Ⅰ」 講師 寺前 裕之
脳に作用する化学物質としてニコチンを取り上げ、その歴史や文化的な側面と共に薬理作用について述べる。
4月 22日 「自然界から見出された化学物質の構造とその応用」 講師 若林 英嗣
古くから人類は自然界の動植物から有用なものを経験的に識別し、医薬などに応用してきた。これら天然から見出された化学物質について学ぶ。
5月13日 「チョコレートについてのちょっとしたサイエンス」 講師 宮前 博
チョコレートの原料、カカオは熱帯で得られる。熱帯でないといけない。でも、チョコレートにするには熱帯ではいけない。温帯に運ばなくてはいけない。できたチョコレートもただ固めただけではかたくてとろけない。ちょっとした工夫が必要だ。ここにサイエンスが潜んでいる。
5月20日 「磁石の話」 講師 宮前 博
生活の隠れた所でも活躍する磁石。磁石の歴史を眺めて、これを使った遊びかたを考える。
5月27日 「健康の指標となる化学物質」  講師 石川 満
健康に影響を与える生活習慣には個人差だけではなく地域の特性が大きく反映されています。演者は城西大学に着任する以前、香川県高松市(そう、うどんのメッカですね)で働いていました。そこで見聞きした事実にもとづき、健康と化学物質について考察します。
6月3日 「ビタミン物語」 講師 石川 満
ビタミンという概念にまつわる科学者の葛藤を紹介します。明治時代末期、鈴木梅太郎博士は米ぬかに脚気を予防し回復させる成分が含まれることを発表し、その後ビタミンという概念が確立した。鈴木博士と当時脚気を感染症と考えていた医学界の重鎮青山胤通、軍医総監森林太郎(鴎外)との相克を通じて、定説と真理について考えます。
6月10日 「魚の体色・模様はどのように決まる?」 講師 佐野 香織
水族館に行くと多くのカラフルな魚を目にします。ディズニーの「ファインディング・ニモ」のモデルである、カクレクマノミに見られるオレンジに3本の白い縦縞のようにカラフルな模様をもつ魚も少なくありません。魚の体色は、色素胞と呼ばれる5種類の特殊な細胞の組み合わせによって表現されます。さらに外部の環境に対応して体色を変化させる魚もいます(保護色)。このような多彩で複雑な色のパターンはどのように制御されているのでしょうか?いろいろな例を挙げて解説します。
6月17日 「生物の変態」 講師 佐野 香織
「変態」とは生物が成体になるまでの過程で形態が大きく変化することをいいます。完全変態する昆虫が、幼虫・蛹・成虫へと成長したり、オタマジャクシがカエルになると、見た目だけでなく、生活圏や食性も変化します。変態はとても不思議で神秘的な現象だと思いませんか?
6月24日 「生体分子とサプリメント(1)」 講師 北川 浩子
サプリメントは日常的な生体反応の一部に位置し利用されている成分です。ここではサプリメントの生体物質としての機能について解説します。
7月1日 「生体分子とサプリメント(2)」 講師 北川 浩子
サプリメントを分類し、それに基づいた機能性と必要性?について考えてみましょう。
7月8日 「“混ぜる” の化学」 講師 秋田 素子
「混ぜるな危険!」「水と油は混ざらない」等々、身の回りの“混ぜる”には化学がたくさん潜んでいます。そもそも、「混ぜる」「混ざる」とはどういうことなのでしょう。この講義ではそんな基本から、「混ぜるだけで欲しいものをつくる」最先端の化学までを紹介します。
7月15日 「 “分ける” の化学」 講師 秋田 素子
混ざる理由が分かったら、今度は分ける方法を考えてみましょう。光学異性体の分離から資源ゴミの分別まで、主に分子間相互作用と分離・精製の方法に着目して考えます。
7月22日 「エアロゾル-大気中の微粒子-」 講師 尾崎 裕
大気中に存在する微粒子の特に光学的性質について環境問題と関連して説明する。
7月29日 「脳に作用する化学物質Ⅱ」 講師 寺前 裕之
脳に作用する化学物質としてカフェインを取り上げ、その歴史や文化的な側面と共に薬理作用について述べる。

生活と化学物質II(9月~1月)

9月16日 「身の回りの毒」 講師 高橋 理恵子
身近にはいろいろな種類の毒がある。これらはなぜ毒になるのだろうか。毒というものを自分たちの生活とより密接に結びついたところで、科学の目で振り返ってみましょう。
9月30日 「“化学”の黎明」 講師 宇和田 貴之
明治維新に先立ち、日本では急速に化学への理解あるいは需要が高まっていた。それを担っていたのは、それまで舎密学と呼ばれていたChemistryを「化学」と名付けた川本幸民を代表とする蘭学者たちであり、その実施例が幕府あるいは外様雄藩による精錬方の設置である。これらを背景としながら、日本人が化学とそして化学物質をどのように受容していったかを概観する。
10月7日「ペロブスカイト太陽電池」  講師 見附 孝一郎
2009年、宮坂らによって、光増感剤としてペロブスカイトが初めて色素増感太陽電池に利用された。まもなく、電解液の代わりに正孔輸送剤を用い 全固体化することで、より高い電力変換効率が得られるようになった。その後、世界各所で急速に開発が進み、2015年には、結晶シリコン太陽電池 に匹敵する18%以上のエネルギー変換効率が報告されている。強誘電体を示すチタン酸カルシウムと太陽電池に使われているヨウ化鉛ヨウ化メチルア ンモニウムを例にとり、なぜペロブスカイト構造に画期的な機能が出現するのかを考えてみよう。
10月14日 「燃料電池の仕組み」 講師 見附 孝一郎
水素などの燃料に酸素を供給し、両者の電気化学反応で電気エネルギーを効率よく取り出す装置が燃料電池である。発電効率が高く環境に優しいクリーンなエネルギー源として、一般家庭、自動車、工場等で急速に普及しつつある。本講では実用化されている低温域燃料電池の仕組みを紹介する。
10月21日 「動物の性―性染色体とホルモン―」 講師 石黒 直哉
動物の性の決定様式は様々である。遺伝子型に依存する動物もいれば環境因子に左右される動物もいる。性転換をする動物も存在する。動物の不思議な性の世界を紹介しながら、性の起源、性染色体と性ホルモンの関わりについて学ぶ。
11月4日 「色の化学」 講師 宇和田 貴之
皆さんが目にしている“色”の起源となるものは、物質の光吸収のみならず、物質の構造に起因するものが多い。ナノサイズの微細構造により発色する構造色やナノサイズとなることでバルクと異なる発色を示すナノ粒子について紹介する。これらの工業的な応用についても述べる。
11月11日 「ディスプレイ材料」 講師 橋本 雅司
テレビ、電光掲示板、携帯電話・・身の回りにあふれているディスプレイですが、その中身はどうなっているの でしょうか?液晶、有機ELなどの様々なディスプレイの仕組みと、その中の材料について解説します。
11月18日 「身近な名前を持つ化学物質たち」  講師 橋本 雅司
チョウチン、さかずき、王冠など・・・身近な名前の付いた化合物たちのお話 です。その名前の由来や機能などについて解説します。
11月25日 「化学物質と環境科学」 講師 紺野 東一
地球温暖化の原因となっている二酸化炭素に代表される温室効果ガス(温室効果を示す大気成分)や、オゾン層を破壊する原因物質となっているハロカーボン(フロンガス)は言うまでもなく、化学物質のひとつである。我々は通常の日常生活においてそれらの物質の存在を意識せずとも、我々の生活環境の中に、広義には地球環境の中に厳然と存在している。これらの化学物質が地球環境におよぼす影響について、環境科学の観点から解説する。
12月2日  「都市鉱山」 講師 紺野 東一
最近、「都市鉱山」あるいは[都市鉱石]などの言葉をよく耳にする。街に鉱床でもあるのだろうか?実は大変な鉱脈として眠っているのである。
12月9日 「放射線の生体への影響」 講師 森田 勇人
福島の原発事故以来、放射線は体に良くないということが近年強調されています。その一方で同じく放射線が出ているにもかかわらず、ラドン温泉は健康に良いともいわれています、どちらが本当でしょうか?本講義では、日々の生活の中での放射線の人体への影響を、放射線の種類と線量の観点から定量的にとらえ、放射線に対する正しい知識と理解を身に着けることを目指します。
12月16日  「『あま~い』化学漫談 I」 講師 阪田 知己
私達人間が生活をしていく上で、衣食住は不可欠な基盤的要素であります。この衣食住を化学的視点でみると、「糖」という共通キーワードが浮かび上がってきます。本講では、「糖」の性質について解説し、人はなぜ「糖」を追い求めるのかについて考えます。
12月23日 「『あま~い』化学漫談 II」 講師 阪田 知己
「甘さ」を化学的視点でみると、ヒドロキシ基をたくさんもっていることと関係があることが分かります。ところが、人工甘味料にはヒドロキシ基がなくても砂糖より甘い物質が多々あります。本講では、「甘味」とは何かについて考えます。
1月20日 「炭素材料」 講師 鈴木 光明
炭素原子からなる材料について解説し、それらの歴史と最先端の研究を知ることができる。
1月27日 「オータコイドって知っていますか」  講師 山本 達夫
「病は気から」とか「心頭滅却すれば火もまた涼し」というのは非科学的ですか。

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