薬学研究科

薬学専攻_医薬品安全性学講座

薬学研究科博士課程 薬学専攻 医療領域

医薬品安全性学講座
Laboratory of Drug Safety Management
職位氏名大学院担当科目
教授金本 郁男医薬品安全性学特論、医薬品安全性学特論演習
准教授井上 裕医薬品安全性学特論、医薬品安全性学特論演習

研究内容

安全で有効な薬物治療を遂行するため、既存医薬品の溶解性や安定性の向上を目指した製剤学的工夫をすることによって、生物学的利用率の改善を図るとともに、新規投与経路の探索を行う。また、先発医薬品やジェネリック医薬品の物理化学的性質の違いを複数の分析機器によって様々な角度から明らかにすることによって、適用する患者に最適な医薬品を選択するための情報を蓄積し、提供する。さらに、疾病の予防や病態の改善につなげる低Glycemic Index食品の選択と摂取方法を健常人や患者で比較検討することによって、医と食を融合させた新たな栄養・薬物治療法を確立する。

いかに優れた医薬品であっても選択の誤りや調製、施行過程に誤りがあれば患者の生命をも脅かしかねない。よって、医薬品を有効かつ安全に使用するためには、エラーを最小限に抑えるシステム作りが求められる。この医療安全システムを構築するために、病院や薬局で発生したさまざまな医薬品関連のインシデントを収集・分析し、立案した対策を実行した結果からその有効性を検証する。

業績(主な業績3報)

1) N. Kasuya, N. Inoue, Y. Inoue, I. Murata, I. Kanamoto. Effect of vegetable juice consumption prior to eating rice on postprandial blood glucose and insulin levelsl. EXPERIMENTAL AND THERAPEUTIC MEDICINE. (2019) DOI:10.3892/etm. 2019.8002.

2) Y. Inoue, A. Hirano, I. Murata, K. Kobata, I. Kanamoto. Assessment of the Physical Properties of Inclusion Complexes of Forchlorfenuron and γ-Cyclodextrin Derivatives and Their Promotion of Plant Growth. ACS OMEGA. (2018) 3 (10) 13160-13169.

3) Murata I, Kawanishi R, Inoue S, Iwata M, Kobayashi J, Inoue Y, Kanamoto I. A novel method to assess the severity and prognosis in crush syndrome by assessment of skin damage in hairless rats. Eur J Trauma Emerg Surg. (2018) Jul 27. doi: 10.1007/s00068-018-0987-7.

人材育成の目標

  • 医療従事者とのコミュニケーションを密にして、今臨床で求められている医薬品の新たな剤形や投与経路を知り、製剤的な工夫によってその要求に応えられるきわめて高度な知識と技能を修得する。
  • 医薬品の使用実態の中に隠れた安全管理上の問題点を見抜き、きわめて有効な安全対策を立案し、実行できる高度な知識と技能を修得する。
  • 食品の機能に精通し、疾病予防や病態の改善につなげるための適切な摂取形態や摂取タイミング、あるいは摂取量を見いだすための綿密な実験計画を立て、実行できるきわめて高度な知識と技能を修得する。
TOPへ
検索