薬学部薬科学科

受験生のための
化粧品が学べる 薬学部薬科学科

薬科学科は、化粧品・医薬品・食品の 専門家・技術者を育成します

エメラルドグリーンのストラップは学部生

20200430化粧品が学べる詳しいYK

実験の授業から

20200430化粧品が学べる詳しいYK

薬科学科が研究対象のひとつが化粧品

20200430化粧品が学べる詳しいYK

実験の授業から

20200430化粧品が学べる詳しいYK

研究室の大学院生は赤いストラップ

20200708大学院K

研究室の大学院生

20200708大学院K

徳留教授が登場する化粧品についての動画がみられます

研究室の大学院生

20200708大学院K

研究室の大学院生

20200708大学院K

聞きたくても聞きにくい 薬科学科Q&A
 城西大学薬学部薬科学科は、化粧品を学べることが大きな特徴ですが、ホームページやパンフレットには「医薬品」「化粧品」「食品」の3つの分野が書かれています。薬科学科をよく知ってもらいたいので、最初にこの3つの分野について、“聞きたくても聞きにくい”質問とその答えとして書いてみました。
Q. “医薬品・化粧品・食品のプロデューサー”って、何のことを言っているのか分かりません。
A .  プロデューサーとは、モノづくりを取りまとめる役目のことです(テレビ番組や映画にもいるプロデューサーと同じです)。つまり、新しい医薬品・化粧品・食品を世の中に送り出すリーダーのことです。

Q. 医薬品・化粧品・食品って、一人が全部、学ぶことが出来るのですか。
A.  初学年では、医薬品、化粧品、食品の全てについて基礎を学びます。上位学年になると興味を持った分野の専門領域を自ら選択し学びます。

Q. 私は、医薬品・化粧品・食品分野の1分野にだけ、興味があります。それを勉強したいのですが、大丈夫ですか。
A.  もちろん、大丈夫です。医薬品、化粧品、食品の基礎領域は共通していますので、幅広い知識を得ることができます。上位学年では興味のある分野を選択できます。途中で興味が変化した場合でも別の分野を後から選択することも可能です。

化粧品

Q. 薬科学科の「化粧品」は、美容と何が違うのですか。
A.  美容とはメイクアップ(化粧)、スキンケアやヘアスタイリングなどによって容貌,容姿をより美しく見せるために形づくることを指します。薬科学科は、メイクアップ、スキンケア、毛髪用化粧品、ボディケア化粧品やフレグランス化粧品など多岐にわたる化粧品による「美の追求」だけでなく、安全性に優れた化粧品を薬学、皮膚科学、物理化学、分析学、界面化学などの幅広い知識や技術を用いて科学的根拠に基づいて開発することができる人材を育成することにあります。

Q. 薬科学科を卒業して化粧品の会社に就職する人って、いるのですか。
A.  化粧品会社に就職する学生は毎年おり、多くの先輩が活躍しています。大学院を修了すると、研究職や開発職として活躍できます。

Q. 薬科学科を卒業して化粧品の会社に就職する人って、何をしているのですか。
A.  営業や製造部門だけでなく、特に、大学院の修了生の多くは研究部門や開発部門で働いています。本学の大学院を修了生の化粧品会社就職率は全国トップクラスです。

Q. 化粧品って、医薬品ですか。
A.  スキンケア化粧品は、効果・効能に応じて「医薬品」、「医薬部外品」、「化粧品」に分類されています。医薬品はもっぱら治療を目的としたもので、医薬部外品は効果・効能を示す有効成分が一定濃度で配合されており、効果を謳うことができます。一方、化粧品は、効能・効果が緩和で、清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品のことで、効能・効果を表示することは認められていません。

Q. 薬科学科で化粧品を勉強して、幸せを届けられる人になれますか。
A.  化粧品は心や体に働きかけ、生きる心の支えになることが知られています。また、メイクによって外観を整えることにより顔に損傷を負った人の心を豊かにするリハビリメイクなども知られています。

Q. 薬科学科で化粧品を勉強している先輩は、どの人もお化粧にすごく興味があるのですか。
A.  大学入学以前から化粧に興味を持っている学生も多いですが、化粧品会社の研究者として勤務経験のある教授や大手化粧品メーカーの研究者による「化粧品・香粧品学」の講義などを通じて化粧品業界に興味を持つ学生も多いです。さらに、化粧品も医薬品と同様に様々な分野の科学技術が相互に連携し、作り出されています。それらの知識を総動員して化粧品製剤を作成する「薬科学実習E」を通じて化粧品に興味を持つ学生も多数います。

Q. 化粧品を勉強する先輩に、男子はいるのですか。
A.  薬科学科の約6割が男性です。最近では清潔感やさわやかな印象を与えるために肌のケアに興味を持つ男性が増えており、男性がスキンケアをするのも当たり前の時代になってきました(実際に、男性用化粧品のCMを見かけますし売り場も増えてきました)。化粧品に興味を持って学んでいる男子学生も多いです。また、化粧品会社には男性も多く、決して女性ばかりではありません。

Q. 城西大学の薬科学科で学べる化粧品の勉強って、何が特徴ですか。
A.  城西大学薬科学科は研究活動も充実していることから、最先端の化粧品の研究に携わることができます。国内および国際学会等で数多くの研究発表が積極的に行われており、数多くの学術論文や記事を執筆されており、本学の研究内容は国内外の化粧品メーカーから注目されています。特に、有効成分を皮膚の中に送達する技術は世界トップクラス#であり、研究論文のいくつかは、安全性評価方法に関するガイダンスに掲載されています。化粧品研究を推進している杉林教授・徳留教授らが報告している論文数は合わせて400報近くもあります。

Q. 薬科学科の学びの特徴って、世の中でどんな役に立つのですか。
A.  化粧品は毎日使うものなので、安全性が第一です。研究で身につけた知識や技術は、安全・安心で有効性の高い製品の開発に繋がります。また、最先端の研究結果を世の中に送り出すことで、いつまでも健やかに美しくいたいという人々の願いを叶えるだけでなく、生活の質(Quality of Life)を高めることで生きる喜びや、生きがいを届けることもできます。

医薬品

Q. 薬科学科の「医薬品」って、なんですか。薬剤師を目指す薬学科と何が違うのですか。
A.  医薬品とは、ヒトや動物の疾病の診断・治療・予防を行うために与える薬品のことです。薬科学科では、既存の薬品の治療効果を高める、もしくは副作用を少なくすることを可能とする製剤技術(Drug Delivery System)の開発や、治療が困難だった病気に対する新しいくすりの開発を行っています。

Q. 医薬品開発って、大切なのですか。
A.  医薬品による治療効果の向上や患者さんの日常生活での苦痛を減らしたりすることなどに、大きな貢献をすることができます。

Q. 薬科学科を卒業して医薬品の会社に就職する人って、いるのですか。
A.  多くの先輩が医薬品会社に勤めています。

Q. 薬科学科を卒業して医薬品の会社に就職する人って、何をしているのですか。
A.  学部で卒業した学生は、医薬品会社の医薬情報担当者(Medical Representative、MR)として活躍しています(他大学でも同じ傾向です)。また、進学して大学院を修了した学生は、製薬会社で研究・開発職に就いています。本学大学院を修了した学生の医薬品会社就職率は全国トップクラスです。

Q. 薬剤師でない薬の勉強をした人って、何になれるのですか。薬剤師と違う将来って、何ですか。
A.  薬学の知識は様々なところで必要とされています。薬学部卒業生の職場フィールドは、医薬品開発(創薬研究者、治験コーディネーターなど)、薬事行政(科捜研職員など)、教育・研究関係(高校・中学理科教員及び大学教員など)、医薬関連企業(製薬会社、化粧品会社、食品会社、診断薬メーカーなどの研究・開発職)、その他(医療・医薬ジャーナリスト、医療・医薬投資アナリスト、登録販売者、商社マンなど)、非常に幅広く活躍できる場があります。一方、薬剤師免許が必要な業種は病院薬剤師やドラッグストア薬剤師、医薬品管理者などです。

Q. 私の親は薬剤師の方がいいんじゃないの、と言います。親も納得できるくらいに、薬科学科で学ぶ「医薬品」について語ってもらえますか。
A.  高校生の皆さんが大学を卒業し、社会で活躍し始める2025年には世界人口は80億人と言われています。このころには、社会・経済のグローバル化の進展およびグローバルヘルスの高まりを背景とし、革新的な医薬品に対する需要が世界規模で高まっているとすでに予想されています。多くの薬剤師は医薬品の研究開発にタッチしないため、薬科学技術者の役割が重要となります。社会に出て薬科学技術者として活躍するためには、日本国内だけを見ているのではなく、世界全体の動きを捉える力が必要となります。薬科学科は、1年次より留年することなく半年間海外姉妹校にて英語で講義を受講し単位を習得できる海外セメスター留学制度があります。また、多くの海外留学生と一緒に研究活動を進めることができる環境にあります。海外で薬学教育を受けることや海外の研究者・教員・学生と研究活動を行うことは、言語、文化、経済状況、医療制度、医薬品を取り巻く環境が国ごとに異なることを身をもって体験・認識できるため、他大学には見られない環境が揃っています。

食品

Q. 薬科学科の「食品」は、医療栄養学科の管理栄養士の勉強と何が違うのですか。
A.   食品には栄養素だけではなく、私たちの健康に影響を与える様々な成分が含まれています。薬科学科では、食品(成分)の新しい可能性を見出して新しい健康食品や医薬品の開発につながる内容を学びます。

Q. 薬科学科を卒業して食品の会社に就職する人って、いるのですか。
A.  食品を専門に学んだ学生さんはもちろん、医薬品や化粧品を専門に学んだ学生さんも食品会社に就職しています。

Q. 薬科学科を卒業して食品の会社に就職する人って、何をしているのですか。
A.  新しい食品の研究、開発をしたり、食品を安全に製造するために衛生環境を管理したりしています。

Q. サプリメントとか健康食品とかって、このごろ何でTVコマーシャルが多いのですか。
A.  健康への関心が高まっているからです。サプリメントや健康食品が健康を保つのに重要であることが認識され始めているのです。

Q. 医療栄養学科で管理栄養士になれば国家資格です。薬科学科の「食品」の勉強って何がいいのですか。
A.  管理栄養士は、すでに知られている栄養素の働きを考慮して健康を保つためのサポートを行います。薬科学科では、病気の発症を予防する「食品」、病状の改善をサポートする「食品」について勉強します。

Q. 「薬科学科で学ぶ食品って凄い!」って思うように、私に語ってもらえますか。
A.  薬科学科では、医薬品の研究・開発に求められる高度な知識と技術を、食品の研究・開発に応用しています。特に化粧品を学べる薬科学科では、「食べて美しくなる」ことを真剣に研究しています。

大学院進学

Q. 薬科学科の卒業生は、大学院に進学する人が多いってききました。それなら6年制の薬学科で薬剤師めざすのと同じです。何で大学院に行くのですか。
A.  大学院では、薬科学に関するより高度で最先端の知識と技能を身につけます。研究室での実験に没頭することでより深く専門領域を学んでいきます。科学技術が日々進歩している世の中は、このような人材を必要としています。大学院修了後は、医薬品・化粧品・食品などの各専門領域で、研究者・技術者として活躍しています。

Q. 私は家計を考えると大学院進学は大変です。経済的な負担は大きいのですか。
A.  大学院の授業料は、学部に比べておよそ半額です。また、学内で大学院に進学した場合、入学金も免除されます。希望する大学院生には日本学生支援機構からの奨学金を受けることができます。この奨学金には返還免除制度があります。また、ティーチングアシスタント制度があり、教員の教育活動をサポートすることで給付金を受けることができます。以上のように、種々の制度により、経済的負担を軽減することができます。
化粧品を開発するって、どんなイメージ?
「化粧品を開発する」というと、どんなイメージでしょうか。「メイクが好き」「美容に興味があるから」「私が使ってみたい化粧品を作りたい」「肌にやさしい」「お化粧で人生が変わることもある」「きれいなお仕事」「美容に興味がある」などなど、様々でしょう。「開発」という言葉でいろいろ連想できます。「開発」をもっと広く考えれば、「どんな化粧品が求められているか」「どんな化粧品にするのか」「どんな化粧品ができたか」「その化粧品をどうやって製造するのか」「どのような人に」「どのような売り方で」「そのくらいの値段で」といったことのすべてが「化粧品を開発する」ことだということになります。言葉をかえれば「化粧品業界で生きていく」ということ全てが「化粧品開発のお仕事」に置き換えられるのかもしれません。
城西大学薬学部薬科学科で学ぶ「化粧品」は、このなかのどのような「開発」なのでしょうか。これまでに出てきた言葉でいえば、「どんな化粧品にするのか」「どんな化粧品ができたか」「その化粧品をどうやって製造するのか」といった範囲になります。それは「化粧品を研究する」という言葉に置き換えることができるかもしれません。例えばこの後にご紹介する「化粧品・香粧品学A」という授業では、授業の目的・目標に「化粧品を有効にかつ安全に使用するためには、化粧品の功罪を使用者に正しく伝える必要がある。また、それぞれの使用者にあった化粧の仕方と化粧品があることも理解しなければならない。そこで、「化粧品・香粧品学A」では、まず健康な肌(皮膚)そして病的な肌の形態と機能、次に、化粧や美容のための科学的側面について学ぶ。さらに、これらの知識を基に、化学物質としての香粧品(化粧品を含む)を知り、これらの最適使用法について考えられるようにする。」としています。「肌(皮膚)の知識」では、肌のキメ、肌の美しさを評価できること、皮膚のうるおい、はりについて説明できること、「皮膚の機能」では、皮膚の保湿機構、体温調節機構、知覚作用、呼吸作用について簡単に説明できること、「皮膚の色とシミ」では、メラニンのはたらき、メラニンの体内での作られ方、皮膚の色の代表的な病気、メラニン生成抑制法を説明できること、「皮膚の栄養(美容食)」では、美容食とは何か、ビタミン類やミネラル摂取、塗布による有効性、化粧と栄養の共通点などを学びます。こういったことを学ぶことで、関連する科目とのつながりが分かってくるのです。
化粧品を開発したいという言葉と、城西大学薬学部薬科学科で「化粧品」を学ぶこと、その共通部分と薬科学科が目指すものが理解できたでしょうか。
薬学部薬科学科の授業にある「化粧品」の例
●「化粧品・香粧品学A」
例えば、薬学部薬科学科2年次の専門科目「化粧品・香粧品学A」のシラバス(授業内容)を紹介しましょう。

授業業の目的・目標   
化粧品を有効にかつ安全に使用するためには、化粧品の功罪を使用者に正しく伝える必要がある。また、それぞれの使用者にあった化粧の仕方と化粧品があることも理解しなければならない。そこで、「化粧品・香粧品学A」では、まず健康な肌(皮膚)そして病的な肌の形態と機能、次に、化粧や美容のための科学的側面について学ぶ。さらに、これらの知識を基に、化学物質としての香粧品(化粧品を含む)を知り、これらの最適使用法について考えられるようにする。

講義スケジュール   
1 はじめに
・化粧品・医薬部外品学Aで学ぶことを理解できる 
・肌のキメ、肌の美しさを評価できる。

2 皮膚と角層の形態および皮膚付属器の形態
・皮膚の断面構造を説明できる。
・表皮の断面構造を説明できる。
・角化のターンオーバーを説明できる。
・脂腺、汗腺、毛の形態について説明できる。

3 皮膚の機能
・角層(表皮)の保湿機構を説明できる。
・真皮の保湿機構を説明できる。
・体温調節機構を説明できる。
・知覚作用を説明できる。
・呼吸作用を説明できる。

4 皮脂とよごれ
・皮脂と皮脂膜を説明できる。
・皮膚の洗浄剤を分類し、説明できる。

5 角層バリアと角層のケア
・角層のバリアを説明できる。
・皮膚のバリア機能を説明できる。
・皮膚バリアの指標を説明できる。

6 皮膚の色とシミ
・メラニンのはたらきを説明できる。
・メラニンの体内での作られ方を説明できる。
・皮膚の色の代表的な病気を説明できる。
・メラニン生成抑制法を説明できる。
・美白化粧品の効果機構を説明できる。

7 皮膚の衰えとシワ
・シワを科学的(学術的)に説明できる
・シワを分類し、その発現機序と手当てを説明できる。

8 皮膚と日光、汗
・日光光線を分類できる。
・紫外線を分類し、その生体に対する作用を説明できる。
・SPFやPAを説明できる。
・発汗の作用を簡単に説明できる。

9 経皮吸収
・基本的な経皮吸収理論を説明できる
・経皮吸収の経路、経皮吸収速度の調節法を説明できる。

10 皮膚の栄養(美容食)
・美容食とは何かを説明できる。
・皮膚に良いとされるビタミン類やミネラル摂取を説明できる。

11 毛と爪の知識
・毛や爪の成分を説明できる。
・ヘアサイクルとは何かを説明できる。
・毛染めを分類、その特徴を説明できる。
・コールドパーマネントウエーブの原理を説明できる。
・爪の構造を説明できる。

12 接触皮膚炎(一次刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎)
・接触皮膚炎を分類できる。
・一次刺激生接触皮膚炎の原因と対処法について説明できる。
・アレルギー性接触皮膚炎の原因と対処法について説明できる。
・接触皮膚の原因と対処法について説明できる。
・接触皮膚炎の検査を説明できる。

13 化粧品・医薬部外品の分類と法律
・化粧品・医薬部外品の定義、種類について説明できる。
・化粧品や香粧品が関わる法律を理解できる。
・化粧品・医薬部外品の表示を理解できる

14 実際に使われている化粧品類
・実際販売されている化粧品に興味を持つことができる。

15 まとめと試験
・化粧品・香粧品学Aで学んだ内容を概説でき、他に関連する科目とのつながりを説明できる。
化粧品を薬科学科で学ぶ
<美容を科学する>という化粧品とは、どういうことなのでしょうか。
化粧品と一言でいっても、スキンケアやメイクアップ、さらにヘアメイクに関することまで化粧品の種類はたくさんあります。日常的に使う女性の化粧品は、ファッションの一部としてトレンド化され流行に左右されていますが、そこでは美しさを表現する見た目の化粧品から、実用的に肌に良いとされる成分の入った化粧品に至るまで日々研究・開発されているのです。城西大学薬学部薬科学科には、そんな化粧品や肌に関係する研究・開発が学べる「皮膚生理学研究室」「薬粧品動態制御研究室」があります。ここでは化粧品を使うことによって実際の肌の中で何が起きているのか研究しています。この2つの研究室を紹介します。
皮膚生理学研究室では、化粧品などを投与した時に、実際に皮膚中で起こっている現象を生物学・生化学的に明らかにすることを目指して研究をしていますこれは、化粧品や医薬部外品を開発する上で非常に重要です。この領域を学び、社会貢献ができる学生の育成を目指しています。
薬物、化粧品有効成分、機能性栄養素の経皮吸収と皮膚適用製剤化に関する研究、皮膚に適用された薬物、化粧品有効成分、機能性栄養の全身中および皮内動態、動態制御法(吸収促進を含む)、さらには効果・副作用について研究しています。
高校生からの質問 城西大学で化粧品を学ぶこと
城西大学薬学部薬科学科の学びは、医薬品、化粧品、食品の3つの分野です。薬科学科は「元気」と「きれい」が学びのテーマ、と言えば分かりやすいでしょうか。その中で、<美容を科学する>化粧品について高校生から寄せられた質問に、こんな答えをしました。 

オープンキャンパスから(2020.7.12・26)

化粧品の研究室で肌の構造を説明中

20200708大学院K

食品の研究室ではビタミンCについて説明 

20200712大学院K

2019年度開催の「一日体験入学」から

メラニン生成の抑制を比較中です

20200430化粧品が学べる詳しいYK

大学院生もお手伝いして「一日体験入学」

20200430化粧品が学べる詳しいYK

たとえば「JUブルガリアンローズウォーター」
「JUブルガリアンローズウォーター」は、城西大学の国際交流活動のなかで、バラの中でも最高級といわれているブルガリアンローズがブルガリア大使館を経由して城西大学坂戸キャンパスに植えらたことを記念して開発された化粧水です。ブルガリアの香りをご自宅で、外出先で楽しんでいただける、ピンクの薔薇の香気にあふれた化粧水です。入浴後のボディローションとして、また、コットンに染み込ませ疲れ目用のアイパックとして、冬場の乾燥肌や季節の変わり目の敏感肌にも安全にご使用いただけます。
「JUブルガリアンローズウォーター」は、薬科学科の薬粧品動態制御研究室が開発しました。薬粧品動態制御研究室では、薬物を錠剤や注射剤のような投与しやすい形にする「製剤学」をベースに、化粧品の開発、アロマテラピーなどの従来の西洋薬にはない概念を用いた皮膚科学の研究など、さまざまな分野に発展させながら、創薬の新しい可能性を模索しています。

20200430化粧品が学べる詳しいYK

「JUブルガリアンローズウォーター」ミニボトル

社会人講座で化粧品のことをお話中

化粧品について説明中

社会人講座でお肌と化粧品の役割を体験

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お手伝いの大学院生の皆さん

20200430化粧品が学べる詳しいYK

お肌チェック!
城西大学の化粧品研究と埼玉県の産官学連携
埼玉県の化粧品生産額が平成24年・平成25年と2年連続第1位(平成24年、25年経済産業省「化学工業統計」)だったことを知っていましたか。残念ながら、そのあとは静岡県に1位の座を明け渡しましたが、埼玉県は全国的に化粧品生産額の需要が伸び悩むなかで海外の販路に目をむけ、城西大学薬学部、埼玉県保健医療部薬務課、埼玉県化粧品工業会と共にイスラム教徒向けのハラール化粧品の研究開発に取り組みました。ハラール化粧品の開発は2年前、提言したのは、城西大学薬学部の杉林堅次副学長(現:城西国際大学学長)です。三者の研究成果を基に石田香粧㈱がハラール認証に適合した化粧品を製造し2016年宗教法人日本イスラム文化センターから「ハラール認証」を与えられました。ムスリムは1日5回の礼拝時にメイクを落とさなければいけないこと、ヒジャブ(スカーフ)で覆われていない部分の日焼け予防に対する意識が高いことなどから、商品としてはメイクアップリムーバーとオールインワンのホワイトジェル、日焼け止めクリームのUVケアクリームの3アイテムとなりました。ブランド名は「Melati(メラティ)」「MADE IN JAPAN」のハラール認証化粧品です。
女性であれば、誰もが美しくなりたいと思う気持ちは同じだと思います。それはもちろんイスラムの教えで生きている女性たちも同じようにきれいでいるために、スキンケアやメイクに興味を持っています。私たちは品質というときに、化粧品を科学的にとらえて安全で肌に良いものを求めていますが、イスラムの教えで生きている人たちは、それに加えて、むしろそれ以上に教えに正しいかという品質が大切だと考えています。それらの基準に合格した製造過程でつくられた化粧品、つまりイスラム法で許された項目にのっとった化粧品がはじめて、ハラール化粧品だと言えるのです。
城西大学薬学部は、マレーシアのマネジメント科学大学 (MSU) と国際ハラール研究センター(ICHLAS)を設立、ハラール化粧品やハラール医薬品(漢方薬含む)などのハラール製品の開発やプロモーションに取り組んでいます。

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高速液体クロマトグラフ  成分を分離する機器です

20200430化粧品が学べる詳しいYK

天然物化学研究室 皆さん、活躍中です
薬学部薬科学科の授業と研究分野
薬科学科らしい授業から4つをまとめて紹介したページは、ここからリンクしています!
化粧品・香粧品学A・B<そもそも化粧品って何だろう?>
薬科学実習A・B<食品・化粧品・医薬品を研究するのに必要な実験とは?>
機能性食品化学<食品と薬の間には何がある?>
薬膳・機能性食品科学実習<病気の予防・回復を助ける薬膳を調理>
薬科学科説明の初めに、「元気」と「きれい」が学びのテーマ、と説明したように、城西大学薬学部薬科学科の研究分野は、化粧品だけではありません。薬学部薬科学科では、医薬品・化粧品・食品の3つの分野の研究開発、製造、販売の専門家を育成しています。簡単に薬、美、食、に分類してみましょう。

<美容を科学する>
化粧品を使う際に皮膚の中で何が起こっているのかを研究します。

<食品成分を科学する>
食品と薬の両方の性質をもつ「機能性食品」の安全性や有効性を調べ、その開発にとりくんでいます。

<肌から吸収できる薬を科学する>
「貼る薬」や「塗る薬」によって、薬物や有効成分を安定して体内に吸収させる事ができます。これらの医薬品開発に寄与しています。

これらの研究をあわせ生活者の視点に立って健康をプロデュースできる薬科学技術者の養成をめざしています。

では薬学部薬科学科の各研究室を紹介します。研究テーマに興味のある方は、次のところから城西大学薬学部薬科学科のホームページの研究室紹介へリンクしてありますので、クリックしてみてください。
薬科学専攻の大学院生にインタビュー
城西大学大学院薬学研究科薬科学専攻で研究している女子と男子の大学院生からもお話しをうかがいました。どうして大学院生にもインタビューしたのかは、[化粧品が学べる 城西大学薬学部薬科学科]を最後まで読んでもらえればきっと分かります。
大学院生の皆さんは、どう考えているのでしょうか。
Q:城西大学薬学部薬科学科と専門学校の「化粧品」の学びの違いは?
A:専門学校でも化粧品に関するスペシャリストになるために、高いレベルの教育をうけられると思います。しかし、城西大学薬学部薬科学科では、化粧品だけでなく、薬学という視点から化粧品に関する教育を受けられ、また食の観点からも学ぶことができるために、化粧品とそれを取り巻く領域についても幅広く学ぶことができます。その幅広い学びから「化粧品」だけでない自分の将来像がみえてきます。そこに大きな違いがあると思います。

Q:薬科学の研究・実験で面白いことは?
A:日常的に身近にあるもので、ほとんどの人が使用するモノの研究は、とてもわかり易く魅力を感じます。城西大学薬学部の薬学科であるならば薬剤師を目標としますし、医療栄養学科であるなら管理栄養士をめざしますが、薬科学科では目指すものが1つとは限らず、幅広く選択できます。

Q:薬科学科の特色は?
A:いろいろなことを学ぶことができるので、自分のやりたいことの幅がとにかく広がります。化粧品だけでなく、薬・食の知識も身に付きますので、一つにこだわらず多様な将来の夢もかなえることができます。それに薬学部薬科学科は少人数制のため、先生方や学生同士のつながりは最高です。先生方は学生一人ひとりをよく知って下さり、とても良い相談者にもなってくれます。

Q:これから受験を考える高校生に一言。
A:大学にまだ迷われているのであれば、薬学部薬科学科へきてください。勉強していく中で将来の方向性を変えていくことが可能なのが薬学部薬科学科です。

実験の合間に快くお話しを聞かさせてくださった皆さんに感謝します。

研究する大学院生

20200708大学院K

20200708大学院K

20200708大学院K

20200708大学院K

20200430化粧品が学べる詳しいYK

エバポレーター(濃縮装置) 減圧して蒸発させます

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何年か後に現れるかも お肌のシミが分かります
大学院 薬科学専攻(博士前期課程)の研究分野
城西大学大学院薬学研究科は、薬科学専攻、医療栄養学専攻、薬学専攻があります。
その中で薬科学専攻(博士前期課程)の研究分野をみてみましょう
より深い専門性と、より広い視野で人びとの「健康」をサポートする、スペシャリスト養成を目指して、また国民一人ひとりが主観的な生活と生命の質を高く維持し、健康のより良い状態を目指すことを支援できる高度な専門職業人の育成を目指した4つの研究分野があります。こちらも興味のある方はクリックしてみてください
薬学部薬科学科の人材育成
薬学部薬科学科は、医薬品、化粧品、食品のプロデューサーをめざす「well-being(よりよく生きる)」をポリシーに、食べる人、使う人、服用する人の視点に立って、医薬品、化粧品、食品をプロデュースできる人材を育成します。そのため、3つの分野を相互横断しながらトータルで学び、研究開発はもちろん、製造や販売まで携わることができる、充実した選択科目を設置しています。また、「生活する人」に寄り添った情報を発信するためのカリキュラムは、城西大学ならではの強みです。

薬科学科が目指す人材育成の特徴を書いてみます。

<研究開発ができる薬科学研究者・技術者を育成>
医薬品だけでなく、化粧品、食品、家庭用品にも化学物質が使われています。人体と化学物質の関係を学び、医薬品、化粧品、食品の研究開発ができる薬科学研究者・技術者を育成します。

<機能性化粧品のスペシャリストを育成>
皮膚生理に働きかけて健康に保つことを目的とした「機能性化粧品」の安全性をチェックしたり、開発、製造、販売にかかわることのできる専門家の育成に取り組みます。

<3分野を相互横断的に学ぶカリキュラム>
医薬品・化粧品・食品をトータルで学んでいくために、3分野を相互横断しながら学びます。薬学科、医療栄養学科と密接に連帯したカリキュラムは、本学ならではの強みです。

これらから、薬学部薬科学科ではグローバル化、ダイバシティー化が極めて早い速度で進展する地域社会で、近未来に登場する新しい職業にも対応できる「総合的薬科学研究者・技術者」を育成します。すなわち「薬科学」に「境界領域の科学」を組み合わせ、「人文科学」や「社会科学」との接点も関連させ、健康寿命を延ばし、地域環境にも配慮し、人々が安心安全に暮らせる社会に貢献する医薬品・化粧品・機能性食品を創造できる人材です。それらとマネジメントを組み合わせ起業したい人、グローバルに活躍したい人の学びの場となっています。また、「健康」を支える高度な技術を修得するため、①充実した講義・演習・実習を通して、より深く専門性を探求すること、②より複雑化していく「健康」を分析するため、専門以外にも領域を超えて学識を養い、多角的にアプローチすること、これら二方向からの学びによって、高度な専門性と幅広い分野に対応できる応用力兼ね備えたバランスの取れた専門家の育成を目指しています。そして、創薬、香粧品開発、機能性食品開発、医療等、それぞれの現場で「健康」に幅広く貢献できる、そんなスペシャリストを養成していきます。
城西大学薬学部にある3つの学科と城西大学の所在地 (アクセス)
城西大学薬学部は城西大学坂戸キャンパスにあります。坂戸キャンパスは、埼玉県坂戸市けやき台1-1にあります。
薬学部には、薬学科薬科学科医療栄養学科の3つの学科があります。薬学科は6年制で薬剤師を養成するための学科、医療栄養学科は管理栄養士を養成するための学科です。薬学部の主な校舎は、16号館、18号館、21号館、22号館です。
城西大学坂戸キャンパスには薬学部の他に、社会科学系の経済学部、現代政策学部、経営学部があり、理系では理学部、さらに城西短期大学もあります。城西大学は、大学院や短期大学も含め、総学生数が約8000人です。また、理学部数学科、城西短期大学だけは坂戸キャンパスの他に、東京都千代田区に東京紀尾井町キャンパスで並行して開校していますので、どちらで学ぶかのキャンパス選択ができます。
鉄道利用でのアクセスを詳しく説明しましょう。東武東上線「坂戸」駅から東武越生(おごせ)線に乗り換えて3つ目の「川角」(かわかど)駅で下車して、歩いて10分ほどで城西大学坂戸キャンパスの正門につきます。JR八高線では、八王子方面からですと「高麗川」(こまがわ)駅からシャトルバスで30分、高崎方面からですと「越生」(おごせ)駅で東武越生線に乗り換えて「川角」(かわかど)駅下車になります。「川角」駅は小さな駅ですが、日本医療科学大学、明海大学歯学部、埼玉平成高校の利用駅にもなっているので、通学時間には大学生や高校生の利用がとても多い駅です。西武池袋線「飯能」(はんのう)駅からもシャトルバスがあり、「坂戸」駅からは女子学生のためのバスも運行しています。
城西大学坂戸キャンパスのある埼玉県坂戸市は、埼玉県の中部にあって、市の西部を南西から高麗川(こまがわ)が流れ、遠くには秩父連山を見渡せる緑豊かな街です。夏には、夏のお祭りである大迫力の屋台(山車)やお囃子が太鼓や笛の音色を街中に響き渡らせ、また秋には約3千人の踊り子、19万人の人々が見学に訪れる一大イベントである「坂戸よさこい」で街は熱気に包まれます。
オープンキャンパス & 教員と直接話せる「ミライ★トーク」

オープンキャンパス

夏のオープンキャンパス 参加受付中です!
●2020年は新型コロナウイルス感染症対策のために、オープンキャンパスの開催方法・参加方法が変わります。
・オープンキャンパスの開催予定や参加方法は、こちらをご覧ください。

~教員と直接話せる「ミライ★トーク」開催!~

薬科学科教員による個別相談を開催いたします。
学科のこと、入試のこと、興味のあることなど・・・
薬科学科の教員が皆さんの質問に何でもお答えします!!
相談時間・日程は自由!!皆さんがご都合の良い時間に個別相談することができます!!

【開催日時】 7月の月~土
【開催時間】
 月~金 19:00までの希望するお時間  
 土   17:00までの希望するお時間
   ※第一希望に添えない場合がございますので予めご了承ください。
 
<ミライ★トークの申込はこちら>
 
ミニ講義「化粧品の効果を科学的に考えよう」<夢ナビライブから>
2017年度「夢ナビライブ」で、城西大学薬学部薬科学科教授の徳留嘉寛先生が、「化粧品の効果を科学的に考えよう」のミニ講義を開催して、大人気でした。
その講義は、ここからご覧になれます。(外部リンク)
薬科学科の紹介動画です

20200525薬科学科紹介

<写真集>

20200430化粧品が学べる詳しいYK

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20200430

20200708大学院K

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最後に
城西大学は、建学の精神「学問による人間形成」に基づき、社会に有意な人材を育成するとともに、人類文化の発展に寄与することを理念としています。この「受験生のための 化粧品が学べる 城西大学薬学部薬科学科」を最後まで読まれた方が、建学の精神に賛同され、薬学の世界の化粧品研究に興味や関心をもっていただければ光栄です。
城西大学薬学部薬科学科
所在地:〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台1-1
城西大学 坂戸キャンパス
設置 2006年(平成18年)4月
<オマケ>

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研究室のドアにあった謎の文字 英語圏の方には読めます(確認済み!) 薬科学科は国際交流が盛んです
 

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