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機能性食品って何?薬科学科で学ぶ最先端の研究


薬科学科の「食品」って何ですか

食べ物には栄養素だけではなく、私たちの健康に影響を与える様々な成分が含まれています。ただ、普段何気なく食べている食べ物でも、実はまだ知られていない機能が隠されていることがあります。これらの機能は「研究」によって明らかにできます。薬科学科では、これら「研究」を通じて食の可能性を見つけ、新しい健康食につながる内容を学びます。

食品の勉強はなにから始まるのですか?

薬科学科ではまずヒトの体の仕組みについての基本を学びます。これは、医薬品・化粧品・食品を勉強する上でも大切です。なぜなら、ヒトの体の仕組みがわからないと、食品成分がどのように働きかけるかわからないからです。薬科学科は薬学部で学ぶため、他の学部よりも解剖学や生理学などヒトの体の仕組みを詳しく勉強できます。上級生になると「機能性食品科学」などといった、食品と健康に関する専門的な授業を受けることができます。そして、3年生からは研究室に入って実際に食品の研究をすることができます。

農学部で学ぶこととは違うのですか?

農学部でも食品の勉強することができます。しかし、薬科学科は薬学を基本として食品を学ぶことができます。私たちの毎日に欠かせない食品は安全でなければなりません。そのためには体のしくみや、食品によって起こる病気について詳しく知る必要があります。また、薬の作用や副作用の仕組みを学ぶことは、食品成分の体への作用の予測にも役立ちます。薬学を基本として食品を学ぶことができる薬科学科は、これらの点を詳しく学ぶことができるので農学部で学ぶことのできない食品のことについて詳しくなることができます。

薬科学科を卒業して食品の会社に就職する人って、何をしているのですか。

新しい食品の研究、開発をしたり、食品を安全に製造するために衛生環境を管理したりしています。

薬科学科で食品を勉強している先輩は、どの人も食品にすごく興味があるのですか。

上級生になって食品の勉強をしている学生も全員が最初から食品にすごく興味があったわけではありません。薬科学科では「基礎栄養学」「機能性食品科学A,B」「医薬品・食品・化粧品概論」や「薬科学実習C」などの科目で食品に関する授業、実習を受けることができます。はじめは他の分野に興味があった学生も、これらの食品に関連した科目を通じて食品に興味をもっています。

薬科学科で食を勉強・研究するって、どんなイメージ?

最初に、薬科学科のニュースから、食に関するちょっと面白そうな話題をご紹介します。
  • トウガラシの辛さを決める遺伝子
  • うさぎの大好物と植物エキスが農業の未来を変える??

普段の食べ物について栄養や健康を考えながら食べることって少なくないですか?テレビで健康にいいといわれている食べ物も、スーパーで売っている食べ物も、実はわかっていないことがたくさんあります。
例えば機能性食品科学研究室(古旗教授・中谷准教授)ではトウガラシの研究をやっていますが、研究に必要なトウガラシを自分たちで育ててます。栄養生理学研究室(片倉准教授・矢島助教)は脂質(あぶら)の研究をしていますが、その効果を見るために研究用のマフィンを調理実習のように作ることから研究が始まります。植物を育てることやマフィンを作って食べることって研究?って思うかもしれませんが実は立派な研究の一部なのです。どうでしょう、身近に感じませんか?

城西大学薬学部薬科学科

所在地:〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台1-1
城西大学 坂戸キャンパス
設置 2006年(平成18年)4月

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