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薬科学科【4年制】卒業後の進路(卒業生紹介)


薬科学科の卒業生は「美容・食品・くすり」に関する仕事をしている人が多いのが特徴です。また、「研究」でやってきたことが実際に仕事になっている人も大勢います。どんな仕事なのでしょうか。

<美容>に関する仕事

Oさん

株式会社井田コーポレーション 研究開発室
2014年城西大学薬学部薬科学科卒業
2016年城西大学大学院博士課程(前期) 修了

研究開発職(化粧品)の仕事とは?

化粧品の処方開発を行っています。研究の技術アイデアをもとに開発した製品を自社ブランドの企画に提案したり、企画から挙げられた商品コンセプトを実現するために、配合成分や使用感を評価し、品質を担保できるよう何度も試作を重ねます。お客様に喜んでもらえる商品をお届けできるように商品開発に取り組んでいます。

Sさん

株式会社マンダム スキンサイエンス開発研究所 フロンティア開発研究室
2017年城西大学薬学部薬科学科卒業
2019年城西大学大学院博士課程(前期)修了

フロンティア開発研究室の仕事とは?

世界中の様々な人の生活をより良くするために、心と身体(肌)に関わる研究をしています。化粧品を開発するだけではなく、大学や外部の企業と共同研究をしながら,まだない新しい価値を見つけ、それを製品やサービスに応用してより多くの人にお役立ちする仕事をしています。

<食品>に関する仕事

Nさん

株式会社ピックルスコーポレーション 開発室 開発課
2017年城西大学薬学部薬科学科卒業
2019年城西大学大学院博士課程(前期)修了

どんなお仕事をしているか教えてください

主にキムチ、漬物、惣菜の商品開発をしていますが、これら以外にも新規事業やパッケージデザインなど幅広く携わっています。お客様へ安全で美味しい食事を楽しんでいただくために、市場のニーズを掴みながら商品の設計から製造まで行なっています。

大学で学んでよかったこと

研究活動の中で疑問と考えをまとめる力や探求することの楽しさを学びました。
この学びは商品開発に必要なニーズの把握、情報精査、創造などでもとても役に立っています。

後輩へ一言!

時間は大切です。時間の使い方は自由ですが、何に使うかを考えることは重要です。
新しいことへの挑戦や日々の疑問など様々な経験を通して、新しい発見が見つかるかもしれません。

Oさん

株式会社長野サンヨーフーズ
品質保証部 品質管理課
2015年城西大学薬学部薬科学科 卒業

品質保証(食品)の仕事とは

果汁・野菜汁、果実・野菜加工品を製造する食品原料供給会社で働いています。
私の仕事は、自社製品やその原料の理化学検査や微生物検査。また、農薬管理や製造ラインの検査・保守管理など、お客様に安心・安全な製品をお届けするために様々なことを行っております。

大学で学んでよかったこと

薬品も食品も化粧品も、その成分や有効性を分析するための機器は同じことが多く、用途は違っても原理や扱い方など共通点はたくさんあります。当時は、実際に企業や検査機関で使われているところが想像できなかったのでただ覚えることに必死でしたが、授業や研究室を通して学んだことは、今の仕事にとても役立っています。

後輩へ一言!

食品に限らず、安全・安心はいまや当たり前のことで、機能性等の付加価値が求められる時代です。様々な視点で学べる環境は、将来きっと役立つはずです。

Fさん

赤城食品株式会社 製造部パスタ課
2016年城西大学薬学部薬科学科 卒業
2018年城西大学大学院 博士課程(前期)修了

製造部(パスタ課)の仕事とは

製造部(パスタ課)の包装場を担当しております。
現場の生産予定を立てたり、オペレーターとして結束機や包装機を管理しています。
機械トラブルなどが起こると製品の出来高が減ってしまうことや、安全で安心な優れた製品をお客様にお届けできなくなってしまうため、機械の異変にすぐ気付けるような観察力を必要とする仕事です。

大学で学んでよかったこと

化粧品や医薬品、食品など様々な分野を学ぶことが出来ましたが、なかでも食品の分野を授業や研究室で学ぶことができて良かったです。細胞実験をする際には観察力を要するので、大学時代で培った観察力は現在の仕事にいかされてると思います。

後輩へ一言!

大学生は色々なことにチャレンジする機会がたくさんあるので、学生のうちにしか出来ないこと・経験しておきたいことなどがあれば迷わずチャレンジしてください!自分自身の成長と自信に繋がり、後の人生で必ず役に立ちます。また、進路に悩む時期でもあると思うので、早め早めの行動を心がけ、友人や先輩などに相談したり、色んな分野の勉強を通して自分の興味を示すものは何か、ぜひ見つけてください。

<くすり>に関する仕事

Uさん

富士フイルム和光純薬株式会社
2020年城西大学薬学部薬科学科卒業
2022年城西大学大学院博士課程(前期)修了

試薬メーカーは何をするところ?

薬や化粧品を作る研究をするには、原料である使う試薬が必要です。その試薬を作る会社です。薬科学科のほぼ全員がこのメーカーの試薬を使って実験してます。会社では様々な製品を取り扱っており、ニーズに合った少量多品種生産(少ない量でも、多くの種類をつくること)も行います。

Aさん

マルホ株式会社 研究部 薬物動態研究グループ
2018年年城西大学薬学部薬科学科卒業
2020年城西大学大学院博士課程(前期)修了

研究部(医薬品)の仕事とは

医薬品の候補となる物質の有効性と安全性を評価して、医薬品を創出することが私の仕事です。在学時に学んだ薬学の専門知識、研究での問題解決力が仕事を通して役に立っていると感じています。全国的にも珍しく、医薬品・化粧品・食品の3分野について多角的に学べるので、ぜひ自分の可能性を広げてほしいと思っております。

Hさん

株式会社新日本科学 前臨床カンパニー安全性研究所
2018年城西大学薬学部薬科学科卒業
2020年城西大学大学院 博士課程(前期)修了

前臨床研究の仕事とは

安全性研究所では、創薬研究で開発された新薬候補化合物においてヒトを対象とした研究の前に安全性や有効性を確認する研究を行います。将来は前臨床試験を統括する責任者となり、より早く安全な薬を患者様に届けていきたいと考えています。

大学で学んでよかったこと

大学3年時の研究室体験から研究する楽しさを知りました。その経験が当時,営業職として就職しようと思っていた私にとって大きなターニングポイントになりました。今では、薬の安全性・有効性を評価する会社で研究職として働き、充実した日々を送っています。

後輩へ一言!

薬科学科は早期研究室配属や留学などやりたいことを見つけられる環境が整ったところが魅力だと感じています。どんどん挑戦してほしいなと思います。

Sさん

救心製薬株式会社 品質検査部
2018年城西大学薬学部薬科学科卒業
2020年城西大学大学院博士課程(前期)修了

品質検査の仕事とは

人々に安心・安全な医薬品を届ける為に、医薬品の品質、有効性及び安全性を評価します。そのために、原料、中間製品、最終製品及び資材の試験検査を日本薬局方等に基づき実施します。

大学で学んでよかったこと

講義では薬学の専門知識は勿論、統計学を学べたことが良かったです。また、実習及び研究室では実験操作、コミニケーション能力、問題解決力を身に付けられました。

後輩へ一言!

薬学部に居ながら医薬品・化粧品・食品について沢山学べます。なので、研究では一つの事に幅広い知識を活用できるので様々な発見・考察ができます。講義で沢山学んで、是非研究などで活かして下さい。

Oさん

株式会社ワールドインテック R&D事業部
2016年城西大学薬学部薬科学科卒業
2018年城西大学大学院博士課程(前期)修了

どんな仕事をしているのですか?

R&D事業部では研究職としてパートナー企業へ派遣され、実験業務を行っています。私はその中でも遺伝子解析に関わる企業へ派遣されています。派遣先ではがんゲノム医療における疾患の診断や治療方針選択の補助を行うために次世代シーケンサーを用いた検査を行っています。

大学で学んでよかったこと

基礎知識を学べたことです。検査はどのような原理で測定しているのか?を理解したうえで行う必要があります。原理を理解するための知識は大学で学んだことがベースとなっています。
また、薬科学科は医薬品、食品、化粧品について学べるので、仕事でかかわりのない分野でも日常生活に役立てることができる点もよかったです。
どんな勉強でも経験でも必ず役に立つときが来ると思います!
頑張ってください!

こんな進路の卒業生も

Oさん

株式会社科学飼料研究所 開発センター 飼料動薬開発課
2011年城西大学薬学部薬科学科卒業
2014年城西大学大学院博士課程(前期)修了

飼料動薬開発の仕事とは?

畜産用の飼料とワクチンを除く医薬品の開発になります。この業界ならではと思うことは人であればいくら食べても太らない食事というのが理想の一つだと思いますが、逆に畜産業界では少し食べるだけで大きくなる食事というのが求められていることです。

Mさん

日立ハイテクサイエンス LC営業部
2017年城西大学薬学部薬科学科卒業
2019年城西大学大学院博士課程(前期)修了

LC営業部の仕事とは?

くすりや、食品、化粧品などの幅広い分野の研究では、からだに効く成分がしっかり入っているか確実に見つける(=分析する)ことが求められています。この分析する機械を開発する会社もあります。分析する機械はメーカー、大学など幅広い研究機関が使います。そのニーズに合わせて分析装置が使えるか確認する技術的な仕事をします。

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