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高校生にも研究を、「研究室インターンシップ」


2023年度研究室インターンシップ(夏)は盛会のうちに終了しました。
ご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
次回は2024年3月に開催を予定しております。詳細はこのページにてお知らせする予定です。

~研究室インターンシップ2023研究概要~

2023年度の研究室インターンシップは薬科学科の各研究室で以下の内容で実施予定です。

■お肌の脂を分析してみよう~皮膚生理学研究室
皮脂は悪者?お肌の皮脂はいろんな成分からなっており、肌に良い皮脂と悪い皮脂があります。自分の皮脂を分析し、肌状態との関係を考えてみましょう。

■錠剤を作ってみよう~薬粧品動態制御学研究室~
医薬品だけでなく、化粧品、サプリメントなどの飲み薬として錠剤は広く用いられています。丸型や楕円型など様々な形状をした錠剤がありますが、形に意味はあるのでしょうか?実際に錠剤を造って、その特性を調べてみましょう。実際に製薬会社で使用されている小スケールの混合機、打錠機を使って、原薬から錠剤を作ります。その錠剤の品質をロードセル式錠剤硬度計や崩壊試験器を使って評価します。結果から、製造工程が錠剤の品質にどのように影響するか考察してみましょう。

■ストレスによる細胞死を防ぐ成分を探す~機能性食品科学研究室~
無菌操作で細胞培養したり、顕微鏡観察をしてストレス予防に働く成分をみつけます。

■お酒に強い?弱い?~生物薬品科学研究室~
お酒に強いか弱いかは、遺伝子のたった1つの塩基が置き換わってしまったことで起こります。髪の毛からDNAを取り出し、PCRで確認してみましょう。

■「太りにくい食品」の研究開発体験~栄養生理学研究室~
城西大学薬学部の栄養生理学研究室では、食後にエネルギーとして消費しやすい「太りにくいマフィン」を開発しています。食べ物は、使用する材料や含まれる栄養素の工夫によって、エネルギーになりやすく「太りにくい」効果をもたせることができます。インターンでは高校生の皆さんと、食品のコンセプトを考え、試作し、実際に効果検証を行い、「太りにくい食品」の研究開発を体験していただきます。

■サプリメントに含まれる成分の分析~栄養生理学研究室~
数多く販売されているサプリメント。同じ成分でも数多くの製品が市販されています。しかし、その有効成分の含量は大きく違う可能性があります。今回は、脳に効くとされているDHAやEPAを含む市販されているサプリメントの有効成分(脂肪酸)を抽出し、分析して比較します。
このテーマでは、有効成分を有機溶媒で抽出し、ガスクロマトグラフィーという分析機器を使用して成分を定量します。

■薬作りの第一歩!!成分の単離・化学合成~生物有機化学研究室~
2テーマからどちらかを実施します(2人の場合は①もしくは②4人の場合は①と②)
①微生物(カビ)からの天然成分を抽出、濾過によって単離し、その化学構造を決定します。
構造式の決定に、赤外分光光度計、核磁気共鳴装置を使用します。
②実際に薬になっている成分(アスピリン)を化学反応を使って合成します。
成分の構造決定に核磁気共鳴装置を使用します。

■植物の香り成分(エッセンシャルオイル)を抽出してみよう!~天然物化学研究室~
植物が作り出す香り成分は精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれ、私たちの生活においては欠かすことのできないものとなっています。このプログラムでは精油がどのように私たちの生活に役立っているのかを学び、実際に植物から精油を精製します。また、その精油を含んだバーム(クリーム)づくりにも挑戦してもらいます。

■細胞の世界へようこそ~薬科学教育推進室~
脳細胞であるニューロンとグリア細胞(アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア)を培養し、免疫細胞染色して、倒立型蛍光顕微鏡を使用して観察します。

お問い合わせ

研究室インターンシップに関するご興味がある高校の先生方、お気軽にお問い合わせください。
片倉(mkatakur@josai.ac.jp)までお願いします。

薬科学科を知ってみませんか?

研究室インターンシップは高校生にとっては初めての発見だらけでした。「大学の研究室」って何しているかよくわからない…といった印象も払しょくされた様子でした。「研究」って難しくなく、みんながやれるものということも知ってもらえました。
私たちは、すべての方に「薬科学科」を知ってもらいたいと思っています。「研究室インターンシップ」のほかにも「オープンキャンパス」などで薬科学科を知ることができます。ぜひ、参加してみてください。

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