高校生にも研究を、「研究室インターンシップ」
結局、研究って何?
薬科学科では高校生との取り組みとして「研究室インターンシップ」を実施しています。学びのテーマである「研究」について、薬科学科の研究室で実際に体験してもらうことで、薬科学科とは何か?をみなさんに知ってもらうプロジェクトです。
オープンキャンパスや1日体験実験では感じることのできない“リアル”な大学生活を味わってください!!
オープンキャンパスや1日体験実験では感じることのできない“リアル”な大学生活を味わってください!!
「参加してよかった」と感じてもらっています
薬科学科の学生、大学院生に教えてもらいながら一緒に進めていきます。
理系の勉強がしたい!!生物が好き!!大学の研究が知りたい!!など疑問は研究室インターンシップで解決できます。
2021年度はすべての生徒さんに「参加してよかった」と感じてもらいました。
理系の勉強がしたい!!生物が好き!!大学の研究が知りたい!!など疑問は研究室インターンシップで解決できます。
2021年度はすべての生徒さんに「参加してよかった」と感じてもらいました。
~研究室インターンシップ2023研究概要~
2023年度の研究室インターンシップは薬科学科の各研究室で以下の内容で実施予定です。
■錠剤を作ってみよう~薬粧品動態制御学研究室~
医薬品だけでなく、化粧品、サプリメントなどの飲み薬として錠剤は広く用いられています。丸型や楕円型など様々な形状をした錠剤がありますが、形に意味はあるのでしょうか?実際に錠剤を造って、その特性を調べてみましょう。実際に製薬会社で使用されている小スケールの混合機、打錠機を使って、原薬から錠剤を作ります。その錠剤の品質をロードセル式錠剤硬度計や崩壊試験器を使って評価します。結果から、製造工程が錠剤の品質にどのように影響するか考察してみましょう。
医薬品だけでなく、化粧品、サプリメントなどの飲み薬として錠剤は広く用いられています。丸型や楕円型など様々な形状をした錠剤がありますが、形に意味はあるのでしょうか?実際に錠剤を造って、その特性を調べてみましょう。実際に製薬会社で使用されている小スケールの混合機、打錠機を使って、原薬から錠剤を作ります。その錠剤の品質をロードセル式錠剤硬度計や崩壊試験器を使って評価します。結果から、製造工程が錠剤の品質にどのように影響するか考察してみましょう。
■「太りにくい食品」の研究開発体験~栄養生理学研究室~
城西大学薬学部の栄養生理学研究室では、食後にエネルギーとして消費しやすい「太りにくいマフィン」を開発しています。食べ物は、使用する材料や含まれる栄養素の工夫によって、エネルギーになりやすく「太りにくい」効果をもたせることができます。インターンでは高校生の皆さんと、食品のコンセプトを考え、試作し、実際に効果検証を行い、「太りにくい食品」の研究開発を体験していただきます。
城西大学薬学部の栄養生理学研究室では、食後にエネルギーとして消費しやすい「太りにくいマフィン」を開発しています。食べ物は、使用する材料や含まれる栄養素の工夫によって、エネルギーになりやすく「太りにくい」効果をもたせることができます。インターンでは高校生の皆さんと、食品のコンセプトを考え、試作し、実際に効果検証を行い、「太りにくい食品」の研究開発を体験していただきます。
■サプリメントに含まれる成分の分析~栄養生理学研究室~
数多く販売されているサプリメント。同じ成分でも数多くの製品が市販されています。しかし、その有効成分の含量は大きく違う可能性があります。今回は、脳に効くとされているDHAやEPAを含む市販されているサプリメントの有効成分(脂肪酸)を抽出し、分析して比較します。
このテーマでは、有効成分を有機溶媒で抽出し、ガスクロマトグラフィーという分析機器を使用して成分を定量します。
数多く販売されているサプリメント。同じ成分でも数多くの製品が市販されています。しかし、その有効成分の含量は大きく違う可能性があります。今回は、脳に効くとされているDHAやEPAを含む市販されているサプリメントの有効成分(脂肪酸)を抽出し、分析して比較します。
このテーマでは、有効成分を有機溶媒で抽出し、ガスクロマトグラフィーという分析機器を使用して成分を定量します。
■薬作りの第一歩!!成分の単離・化学合成~生物有機化学研究室~
2テーマからどちらかを実施します(2人の場合は①もしくは②4人の場合は①と②)
①微生物(カビ)からの天然成分を抽出、濾過によって単離し、その化学構造を決定します。
構造式の決定に、赤外分光光度計、核磁気共鳴装置を使用します。
②実際に薬になっている成分(アスピリン)を化学反応を使って合成します。
成分の構造決定に核磁気共鳴装置を使用します。
2テーマからどちらかを実施します(2人の場合は①もしくは②4人の場合は①と②)
①微生物(カビ)からの天然成分を抽出、濾過によって単離し、その化学構造を決定します。
構造式の決定に、赤外分光光度計、核磁気共鳴装置を使用します。
②実際に薬になっている成分(アスピリン)を化学反応を使って合成します。
成分の構造決定に核磁気共鳴装置を使用します。
■植物の香り成分(エッセンシャルオイル)を抽出してみよう!~天然物化学研究室~
植物が作り出す香り成分は精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれ、私たちの生活においては欠かすことのできないものとなっています。このプログラムでは精油がどのように私たちの生活に役立っているのかを学び、実際に植物から精油を精製します。また、その精油を含んだバーム(クリーム)づくりにも挑戦してもらいます。
植物が作り出す香り成分は精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれ、私たちの生活においては欠かすことのできないものとなっています。このプログラムでは精油がどのように私たちの生活に役立っているのかを学び、実際に植物から精油を精製します。また、その精油を含んだバーム(クリーム)づくりにも挑戦してもらいます。
お問い合わせ
研究室インターンシップに関するご興味がある高校の先生方、お気軽にお問い合わせください。
片倉(mkatakur@josai.ac.jp)までお願いします。
片倉(mkatakur@josai.ac.jp)までお願いします。
薬科学科を知ってみませんか?
研究室インターンシップは高校生にとっては初めての発見だらけでした。「大学の研究室」って何しているかよくわからない…といった印象も払しょくされた様子でした。「研究」って難しくなく、みんながやれるものということも知ってもらえました。
私たちは、すべての方に「薬科学科」を知ってもらいたいと思っています。「研究室インターンシップ」のほかにも「オープンキャンパス」などで薬科学科を知ることができます。ぜひ、参加してみてください。
私たちは、すべての方に「薬科学科」を知ってもらいたいと思っています。「研究室インターンシップ」のほかにも「オープンキャンパス」などで薬科学科を知ることができます。ぜひ、参加してみてください。