薬学研究科

薬学専攻_ 臨床薬理学講座

薬学研究科博士課程 薬学専攻 医療領域

臨床薬理学講座
Laboratory of Clinical Pharmacology
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職位氏名大学院担当科目
教授夏目 秀視生物薬学特論、生物薬学特論演習、臨床薬理学演習、博士論文研究
准教授木村 光利生物薬学特論、生物薬学特論演習

研究内容

本講座の研究テーマには、初代培養肝実質細胞およびin vivo 70%肝切除肝再生動物をモデル実験系として、1)サイトカインによる肝細胞増殖促進(抑制)作用に関するシグナル伝達機構について、2)肝細胞庇護薬の探索とその作用機構について、3)ある種のサイトカインにより誘発される肝線維化に対する抑制薬の検索等がある。最近、2)のテーマに関連して、医薬品の成分であるグリチルリチンの肝庇護作用に関する新しい作用メカニズムや肝癌再発予防薬の候補として期待されている非環状型ビタミンA誘導体やビタミンCの新規作用を見出したので、これに関連する研究に力を入れているところである。

業績(主な業績3報)

1.Hajime Moteki, Yuya Shimamura, Mitsutoshi Kimura, Masahiko Ogihara, Signal transduction pathway for L-ascorbic acid- and L-ascorbic acid 2-glucoside-induced DNA synthesis and cell proliferation in primary cultures of adult rat hepatocytes, Eur. J. Pharmacol., in press (2012)

2.Mitsutoshi Kimura, Makiko Watanabe, Naoto Ishibashi, Shingo Yanagida, Masahiko Ogihara, Acyclic retinoid NIK-333 accelerates liver regeneration and lowers serum transaminase activities in 70% partially hepatectomized rats, in vivo, Eur. J. Pharmacol., 643:267-273 (2010)

3.Mitsutoshi Kimura, Tadashi Moro, Hajime Motegi, Hiroyuki Maruyama, Mariko Sekine, Hiroshi Okamoto, Hideo Inoue, Toshitsugu Sato, Masahiko Ogihara, In vivo glycyrrhizin accelerates liver regeneration and rapidly lowers serum transaminase activities in 70% partially hepatectomized rats, Eur. J. Pharmacol., 579:357-364 (2008)

人材育成の目標

  • 臨床薬理学を基盤として、薬物の作用機序と適切な選択ならびに医薬品開発における薬物の有効性と安全性に関する薬理学的な見方が出来る高度な知識と態度を修得する。
  • 適正な薬物治療が理解できるために、主要な疾患の治療における標準的な薬物治療法を学習し、症例に対する適正な薬物の選択と使用法が分かり、問題点を解決できるように、幅広い視野を修得する。
  • 上記研究テーマに基づき、医薬品やその候補物質により肝細胞に対する作用のシグナル伝達機構の解析を通して、関連分野との連携や最新の知見についての議論や討論能力を養う。
  • 論文作成を通し、問題発見能力と論理的問題解決能力を修得し、一研究者として自活する。
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