現代政策学部 Faculty of Contemporary Policy Studies

学部長メッセージ

現代社会の課題を自分の課題として再発見しよう。
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』の中で、アリスがチェシャ猫に「どうか、教えていただけないでしょうか、ここからどちらのほうに行ったらよろしいでしょう?」と尋ねる場面で、猫は「それは君がどこに行きたいかによるね。」と答えます。自分がどこに向かえばいいのかがわからなければ、どこにもたどり着くことはできないでしょう。
 
大学はそこに学ぶ学生が自分の人生の課題を見つける場です。城西大学の建学の精神「学問による人間形成」は、まさに人間が体系的な学びにより、新しい時代に適応し、また新しい時代を創造できることを示唆しています。
現在私たちに求められる資質・能力は、人工知能(AI)の発展により、これまでになく大きく変わりつつあります。かつて工場で人間が行っていた仕事が機械に代わって行ったように、オフィスでの定型的な業務はもちろんのこと、専門的な知識や長年の経験が必要とされてきた税理士や投資アドバイザーなどの仕事までAIに置き換えられようとしています。当然ながら、大学で学ぶべきことも大きく変化しています。与えられた知識を受動的に学ぶのではなく、絶えず新しいことを挑戦し、学び続ける力を養うことが求められています。
大学は学びを終える場ではなく、社会に向けての本格的な学びを始める場なのです。
 
現代政策学部は、学生のみなさんが人生の中で取り組むべき課題を自ら発見して、その解決のために必要な知識や方法を実践的に学ぶ場です。そして、みなさんが現代社会の課題を自分の課題として再発見することができたとき、自ら進むべき道が見えてくるでしょう。
現代政策学部の特徴は、その多様性にあります。地方自治、警察、消防など行政の課題を学び、公共性の高い仕事を目指す「公共政策専攻」、金融と法律の知識を身につけ、ビジネスを通しての問題解決を学ぶ「ビジネス法務専攻」、人びとが健康でゆたかな一生を送るために必要な医療・福祉分野の課題に取り組む「医療福祉政策専攻」、ICTを駆使できる地域活性化の担い手を育成する「地域イノベーション専攻」、そして、グローバル社会における新しい課題の解決に取り組む人材を育成する「国際文化政策専攻」の5つの専攻があります。この幅広い進路に対応した専攻の中から、現代社会の課題発見・問題解決と自分の課題すなわち就職につながるキャリアと結び付けて学ぶことができます。
 
もし、みなさんの自ら選んだ課題が社会の求めている課題と一致しなければ、また新たに取り組む課題を見つける必要があります。現代政策学部は、学生一人ひとりのみなさんの取り組むべき課題が見つかるまで何度でも挑戦できる場でありたいと考えています。
 
さあ、自分の人生の課題を再発見する旅に出かけましょう。
倉成学部長メッセージタイトル2018
現代政策学部 学部長
倉成 正和 教授
2020年度 現代政策学部 新入生の皆さんへ
2020年度 現代政策学部 新入生の皆さんへ
2020年4月3日

城西大学現代政策学部新入生のみなさん
ご父母ご家族の皆様

現代政策学部へのご入学おめでとうございます。
新入生のみなさんは、大学での新生活に大きな期待を寄せていることと思います。
しかし、ご承知のとおり、新型コロナウィルスの感染拡大の影響のため、残念ながら授業開始をはじめとする新学期のスケジュールを大幅に延期することになりました。

すでに大学ホームページでお伝えしているように、大学全体および現代政策学部では当面5月11日月曜日の授業開始に向けて準備を進めています。授業開始の前には、まず必修科目の英語、数学、コンピュータのためのクラス分けテストをWebClass(ウェブクラス)というラーニングマネジメントシステムを利用して行います。WebClassはこれまでも通常の授業での課題提出、試験やアンケートで利用していましたが、一部の授業では、このWebClassなどのインターネット利用の授業を先行して行うことも考えています。WebClassの利用方法やクラス分けテストの日程などについては、今後改めて連絡しますので、しばらくお待ちください。

ここで、新入生のみなさんにお願いが三つあります。
まずは、何よりも新型コロナウィルスに感染しないように気を付けてください。報道によれば、最近では若い世代の感染者が増えており、京都では大学での大規模の集団感染が起きています。感染症対策専門家会議は、クラスター(集団)感染予防のためにとるべき行動として、①換気の悪い密閉空間、②多くの人が密集、③近距離での会話などの密接の3つの条件が同時にそろう場所や場面を避けるように強く求めています。みなさん一人ひとりの行動が、感染拡大を抑えるために特に重要です。
二つ目は、何か一冊の本を選んで読んでみてください。読む本はこれまでに中学生や高校生の時にすでに読んだ本でも新しく購入した本でもかまいません。この機会にじっくりと読んだ本は、思い出深い一冊となると思います。
三つ目は、この機会にこれからの大学生活の中で何を学ぶか、どんな行動をするか、さらには、これからの長い人生をどう生きるかについて改めてじっくりと考えてみてください。このことが、みなさんの成長につながると考えます。

現代政策学部の教職員一同、みなさんとともにこの大きな危機を乗り越えて、元気な姿のみなさんに笑顔でお会いするのを心から楽しみに待っています。
城西大学現代政策学部長 倉成 正和

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