城西大学薬学部薬学科の研究成果紹介
薬学科の卒業研究生がかかわった学会発表や教員による研究成果の記事を紹介します。城西大学薬学部薬学科では、2年次から研究室に配属できる早期配属制度もあり、卒業研究が活発に行われています。研究を通じて、学生は、順序だてて物事を考える能力、わかりやすく説明する能力、などを磨きます。学会で成果を発表する学生も多くいます。もちろんこちらに紹介する以外にも沢山の研究成果が学会や論文で発表されています。もっと深く知りたい方は、このページ下部にリンクのある研究室紹介や、研究室紹介の教員名からリンクされている研究者総覧ページの内容もぜひご確認ください。
卒業研究成果の学会発表
2018年
- ブロック共重合体とシクロデキストリンから形成される複合粒子に関する研究、日本薬学会138年会
- Goto-Kakizakiラット肝における脂肪酸代謝の調節、日本薬学会第138年会
- 生活習慣病モデルSHR/NDmcr-cp(cp/cp)ラットの病態に対するベザフィブラートの影響、日本薬学会第138年会
- ガレクチン-2とムチンによる高分子量架橋産物形成の確認、日本薬学会第138年会
- マウスガレクチン-1C2S変異体の添加がRAW264細胞の破骨細胞への分化を抑制する、日本薬学会第138年会
- O-GlcNAcase特異的阻害剤Thiamet GがRAW264細胞の破骨細胞への分化を抑制する、日本薬学会第138年会
- バイセクティングGlcNAcに結合するPHA-E4がRAW264細胞の破骨細胞への分化を抑制する、日本薬学会第138年会
- ラットガレクチン-2の弱酸性条件における糖鎖結合特性の解析、2018年度日本生化学会関東支部例会
- マウスマクロファージ様細胞株RAW264細胞のRANKL依存的な破骨細胞様細胞への分化がO-GlcNAcase特異的阻害剤Thiamet Gにより抑制される、2018年度日本生化学会関東支部例会
- ガレクチン-1とガレクチン-3の熱安定性の比較、2018年度日本生化学会関東支部例会
- 一過性脳虚血ラットにおいてフェルラ酸誘導体FAD012の予防投与は脳血流を維持し脳障害を軽減する、生体機能と創薬シンポジウム2017
- フェルラ酸誘導体FAD012の予防的投与によるラット中大脳動脈閉塞時の脳血流維持作用、日本薬学会第138年会
- 慢性拘束ストレス負荷マウスの回腸における炎症性反応と収縮機能異常に対するクルクミンの予防的投与の効果、日本薬学会第138年会
- FAD012, a ferulic acid derivative, protects against middle cerebral artery occlusion (MCAO)-induced ischemic stroke by preserving cerebral blood flow in rats、18th WORLD CONGRESS OF BASIC AND CLINICAL PHARMACOLOGY
- キラル誘導体化-LC/MS/MS 法を用いたD, L-アミノ酸の解析、日本薬学会 第138年会
- 新規蛍光基質を用いてのデオキシハイプシン合成酵素活性測定法の開発、日本生化学会関東支部例会
- FDLA誘導体化LC/MS/MS法を用いたヨーグルト中のD, L-アミノ酸分析、日本生化学会関東支部例会
- FDLA誘導体化LC/MS/MS法を用いたHEK293細胞中D, L-アスパラギン酸分析、日本生化学会関東支部例会
- 生理活性アミン測定のための新規誘導体化試薬の開発、第62回 日本薬学会 関東支部大会
- 糖鎖抗原を用いた迅速な多包虫症診断法の開発、第37回日本糖質学会年会
- 健康サポート薬局における健康相談会の有用性に関する調査研究、埼玉医療薬学懇話会第38 回学術研究講演会
- ラット初代培養肝実質細胞における葉酸の細胞増殖抑制作用に関する検討、第62回日本薬学会関東支部大会
- ミグリトール-シクロデキストリン包接化合物の血糖上昇抑制効果に関する検討、第62回日本薬学会関東支部大会
- 腸炎ビブリオ O7 リポ多糖の多糖部構造解析、第 91 回日本細菌学会総会
- 香料と抗菌薬との併用による MRSA の抗菌薬感受性に及ぼす影響、第62回日本薬学会関東支部大会
- 天然香料又はその主要成分と抗菌薬との併用による MRSA の抗菌薬感受性に及ぼす影響、第62回日本薬学会関東支部大会
- フェニトインの脳中遊離型濃度と痙攣閾値上昇効果に及ぼす Lipopolysaccharide 投与の影響、第62回日本薬学会関東支部大会
- ストレスレジリエンスに関連したラット海馬組織内の代謝物変動、第12回メタボロームシンポジウム
- スタチン系薬物の横紋筋融解症発現タイミング:作用強度や併用薬による影響、第12回日本薬局学会学術総会
- Guaiazulenとγ-Cyclodextrinによる固体分散体の物性特性、日本薬学会第138年会
- γCyclodextrinとForchlorfenuronの固体分散体による物性特性、日本農芸化学会2018
- 混合粉砕によるγCyclodextrinとDaidzeinの物性評価、日本農芸化学会2018
- Quantitative analysis of cyclodextrin by HPLC-ECD, The 19th International Cyclodextrin Symposium (ICS 2018)
- 低糖質パンの栄養成分の違いが食後血糖推移に及ぼす影響、第61回日本糖尿病学会年次学術集会
- キウイフルーツの摂取タイミングの違いが食後血糖値に及ぼす影響、第61回日本糖尿病学会年次学術集会
- 溶媒留去法により調製した CD-MOF-1/Coenzyme Q10 複合体の物理化学的性質の評価、第35回 シクロデキストリンシンポジウム
- 栄養評価ツールSGAおよびMUSTの比較・検討、第6回日本静脈経腸栄養学会 関東甲信越支部学術集会
- 昼食時の運動実施タイミングの違いおよび食前30分の野菜サラダ摂取が食後血糖値に及ぼす影響、第17回Glycemic Index研究会
- デュロキセチン坐剤の調製とバイオアベイラビリティの評価、第28回日本医療薬学会年会
- Tavaborole含有親水性ネイルラッカーの調製と製剤特性の評価、日本薬学会第139年会
- 城西大学薬局における在宅業務の業務量と収益の現状、埼玉医療薬学懇話会第38回学術研究講演会
- 終末期の在宅医療の患者を対象としたSTOPP Frail基準の適用、第29回日本在宅医療学会学術集会
- 薬剤師が在宅業務で行う高齢者総合的機能評価(CGA)ツール作成のための予備的文献調査、日本社会薬学会第37年会
- インターネット調査から明らかとなった保険薬局利用患者のQOL分布の特徴、第12回日本薬局学会学術総会
2019年
- 新規フェルラ酸誘導体のフリーラジカル消去能及び細胞保護作用の評価、日本薬学会第139年会
- グルコースで崩壊しインスリン誘導体を放出する交互累積膜の作製、日本薬学会第139年会
- クロフィブリン酸は腎臓のトリアシルグリセロールを低下させる、日本薬学会第139年会
- 糖尿病ラットにおけるクロフィブリン酸の血清脂質低下効果の低下、日本薬学会第139年会
- 細胞外のガレクチン-1がRAW264細胞のRANKL依存的な多核破骨細胞様細胞への分化を抑制する、日本薬学会第139年会
- 二糖とその誘導体によるガレクチン-2阻害活性、日本薬学会第139年会
- エステル化合物の代謝に寄与する加水分解酵素の皮膚中濃度、日本薬学会第139年会
- フェンバレレートとその誘導体の外用発毛剤としての有用性評価、日本薬剤学会第34年会
- フタル酸エステルの経皮吸収に寄与する皮膚内エステラーゼの探索、第28回日本臨床環境医学会学術集会
- O-GlcNAc化修飾がヒトケラチノサイト細胞株HaCaT細胞の遊走に与える影響、2019年度生化学会関東支部例会
- 胃粘液におけるガレクチン-2の存在の確認、2019年度生化学会関東支部例会
- シイタケ菌糸体培養培地抽出物(LEM)はラットのスコポラミンおよび虚血性学習障害を軽減する、日本薬学会第139年会
- 中大脳動脈閉塞/再灌流ラットにおけるクルクミン誘導体CUD003の脳保護効果、日本薬学会第139年会
- 両側総頚動脈結紮ラットにおけるフェルラ酸誘導体FAD012の脳血流維持効果、日本薬学会第139年会
- 酸化ストレス傷害に対するフェルラ酸誘導体のERKおよびNrf2経路を介した細胞保護メカニズムの検討、日本薬学会第139年会
- MRSA の抗菌薬感受性に及ぼす香料の作用解析、第92回日本細菌学会総会
- 腸炎ビブリオ O11 リポ多糖に含まれる 4-アミノ糖の N-アシル基の構造、第92回日本細菌学会総会
- ストレスレジリエンスに関連した脳内代謝物変動: うつ病モデルラットのメタボローム解析、日本薬学会第139年会
- OTC鎮痛薬の治療効果の実感と性格特性による説明モデルの検討、日本薬学会第139年会
- 製剤の胃排出の制御が可能なin vitro消化管モデルの設計、第139回日本薬学会年会
- フェノール修飾インスリンの血糖降下作用の調査、日本薬剤学会第34年会
- In vitro 消化管モデルを用いた過飽和過程を含むケトコナゾールの薬物吸収への影響要因の調査、日本薬剤学会第34年会
- クラッシュ症候群ラットの急性期症状に対する丹参抽出物質 salvianolic acid Bの 単回投与有効性の評価、日本薬学会第139年会
- クラッシュ症候群の救急救命を目的としたアドレナリン予防投与の効果、日本薬学会第139年会
- クラッシュ傷害を受けた筋肉細胞はアイシング適用によってミトコンドリア機能改善に伴う抗炎症効果を発揮する、日本薬学会第139年会
- 地理情報システム(GIS)を用いた埼玉県のドラッグストア配置の地域格差の視覚化、日本医療薬学会 第3回フレッシャーズ・カンファランス
- Tavaborole含有親水性ネイルラッカーの製剤特性に対するPVP添加の影響、日本薬剤学会第34年会
- 1 MHz超音波適用が表皮ランゲルハンス細胞の活性化に及ぼす影響、日本薬剤学会第34年会
3種類の認知機能検査を用いた糖尿病患者中心の内科外来診療における認知機能低下早期発見の試み、第62回日本糖尿病学会年次学術集会
研究関連ニュース記事
【薬学科(6年制)】三木涼太郎助教、日本油化学会オレオマテリアル部会オレオマテリアル賞を受賞!2019年10月4日
三木涼太郎助教(薬学科薬品物理化学研究室所属)が、日本油化学会オレオマテリアル部会のオレオマテリアル賞を受賞しました。本賞は、新材料創製に関する技術開発・研究開発等において、優れた業績をあげた者に授与されるものです。受賞の対象となったのは、アメリカ化学会学術誌 Molecular Pharmaceutics に掲載された “Glucose Responsive Rheological Change and Drug Release from a Novel Worm-like Micelle Gel Formed in Cetyltrimethylammonium Bromide/Phenylboronic Acid/Water System” というタイトルの論文です。受賞は2018年でしたが、昨年の台風の影響で表彰式は1年遅れで行われました。
三木助教は、この論文において糖に応答する新規紐状ミセルゲルを発表しました。紐状ミセルゲルとはプルプルのゼリーのようなものですが、力を加えて崩しても紐状ミセル構造が回復能力を持つため、すぐにプルプルの状態に戻るという面白い特徴を持ちます。三木助教が開発した新たな紐状ミセルゲルは、糖センサー化合物(フェニルボロン酸)を利用しているため、糖が共存すると液体のように粘性が低下するという、スマートマテリアルとしての性質も持ちます。
このような糖応答性紐状ミセルゲルは、血糖値が高いときに血糖値降下薬(インスリンなど)を放出するようなスマート製剤への利用が期待されており、糖尿病の方の血糖値コントロールに役立つ技術として注目されています。
詳細記事はこちらからご覧になれます。
三木助教は、この論文において糖に応答する新規紐状ミセルゲルを発表しました。紐状ミセルゲルとはプルプルのゼリーのようなものですが、力を加えて崩しても紐状ミセル構造が回復能力を持つため、すぐにプルプルの状態に戻るという面白い特徴を持ちます。三木助教が開発した新たな紐状ミセルゲルは、糖センサー化合物(フェニルボロン酸)を利用しているため、糖が共存すると液体のように粘性が低下するという、スマートマテリアルとしての性質も持ちます。
このような糖応答性紐状ミセルゲルは、血糖値が高いときに血糖値降下薬(インスリンなど)を放出するようなスマート製剤への利用が期待されており、糖尿病の方の血糖値コントロールに役立つ技術として注目されています。
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【薬学科(6年制)】臨床病理学講座の渡辺 知恵 准教授が 3rd Edition of Global Conference on Pharmaceutics and Drug Delivery Systems にて招待講演を行いました 2019年7月25日
城西大学薬学部薬学科臨床病理学講座の渡辺 知恵 准教授は、このたび、フランス・パリ市で開催された、3rd Edition of Global Conference on Pharmaceutics and Drug Delivery Systems (令和元年6月 24日~26日)にて招待を受け、講演を行ってきました。
発表タイトルは、Systemic liver-targeting delivery of a novel DNA/RNA heteroduplex oligonucleotide via an enteral route (新規DNA/RNA ヘテロ二本鎖核酸の肝臓を標的とした全身性経腸デリバリー)です。
渡辺知恵准教授は、以前勤務していた大阪大谷大学・薬学部・薬剤学講座の村上正裕教授指導および共同研究のもと、核酸製剤の経口製剤化に取り組んできました。核酸製剤は、抗体医薬に次ぐ次世代型バイオ医薬品ですが、体内に入ると代謝分解を受けやすい為、経口製剤化が難しく、これを達成する為の全身性ドラッグデリバリーシステム (DDS) の開発が重要となってきています。本発表では、体内で代謝分解を受けにくいように化学修飾や構造工夫を施された新規DNA/RNAヘテロ二本鎖核酸(東京医科歯科大学・医学部・横田隆徳教授らによる開発、CREST における共同研究)を用いた核酸製剤の経口製剤化を目指した経腸全身性デリバリーについて、現在の核酸製剤開発の近況とともに、その研究内容について報告をしました。
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発表タイトルは、Systemic liver-targeting delivery of a novel DNA/RNA heteroduplex oligonucleotide via an enteral route (新規DNA/RNA ヘテロ二本鎖核酸の肝臓を標的とした全身性経腸デリバリー)です。
渡辺知恵准教授は、以前勤務していた大阪大谷大学・薬学部・薬剤学講座の村上正裕教授指導および共同研究のもと、核酸製剤の経口製剤化に取り組んできました。核酸製剤は、抗体医薬に次ぐ次世代型バイオ医薬品ですが、体内に入ると代謝分解を受けやすい為、経口製剤化が難しく、これを達成する為の全身性ドラッグデリバリーシステム (DDS) の開発が重要となってきています。本発表では、体内で代謝分解を受けにくいように化学修飾や構造工夫を施された新規DNA/RNAヘテロ二本鎖核酸(東京医科歯科大学・医学部・横田隆徳教授らによる開発、CREST における共同研究)を用いた核酸製剤の経口製剤化を目指した経腸全身性デリバリーについて、現在の核酸製剤開発の近況とともに、その研究内容について報告をしました。
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【薬学科(6年制)】東大宮コミュニティセンターにて、埼玉医療薬学懇話会第39回学術研究講演会が開催されました 2019年7月13日
城西大学薬学部薬学科生理学研究室の加園 恵三 教授および薬剤作用解析学研究室の根岸 彰生助手が口頭発表しました
本会は、1994年に、城西大学薬学部と埼玉県内の病院薬剤部とで、県内の医療薬学の裾野を広げ、研究の質の向上を目的として設立されました。 今回の構成は「特別講演」と埼玉県内の薬局、病院および大学から、現場で起きた事象に関する「研究発表」でした。
■特別講演
篠木 真帆先生(東京都薬剤師会および公益財団法人 日本水泳連盟 アンチ・ドーピング委員会委員)をお招きして、「スポーツ競技者のドーピング防止に向けた薬剤師の取組み」といった演題名で講演を賜りました。講演では、臨床で薬剤師が遭遇する可能性がある事例を具体的に示していただきました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控え非常にタイムリーなテーマであるため薬剤師の関心が高く、他県からも足を運ばれた先生もいらっしゃいました。大学、病院、保険薬局といった多方面の各先生方に参加いただき、また、演者への質問も多数あり非常に風通しの良い特別講演でした。
■研究発表
9演題の発表があり、活発にディスカッションされました。そのうち「リハビリテーション科へ入院になった患者の自宅での服用状況の推測とアドヒアランス低下の原因についての検討」を発表された埼玉医科大学病院薬剤部の林田沙綾先生が最優秀発表賞を受賞されました。
城西大学薬学部薬学科からは、2演題が発表されました。
『処方箋以外の情報が加わることによる生活習慣改善および処方提案への影響と医師による採択についての検討 ~薬学生の立場からの試み~』という演題で口頭発表した生理学研究室 加園 恵三 教授
『副作用報告データベース(JADER)を利用した薬物相互作用検出の試みと基礎研究による検証』という演題で口頭発表した薬剤作用解析学研究室 根岸 彰生
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本会は、1994年に、城西大学薬学部と埼玉県内の病院薬剤部とで、県内の医療薬学の裾野を広げ、研究の質の向上を目的として設立されました。 今回の構成は「特別講演」と埼玉県内の薬局、病院および大学から、現場で起きた事象に関する「研究発表」でした。
■特別講演
篠木 真帆先生(東京都薬剤師会および公益財団法人 日本水泳連盟 アンチ・ドーピング委員会委員)をお招きして、「スポーツ競技者のドーピング防止に向けた薬剤師の取組み」といった演題名で講演を賜りました。講演では、臨床で薬剤師が遭遇する可能性がある事例を具体的に示していただきました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控え非常にタイムリーなテーマであるため薬剤師の関心が高く、他県からも足を運ばれた先生もいらっしゃいました。大学、病院、保険薬局といった多方面の各先生方に参加いただき、また、演者への質問も多数あり非常に風通しの良い特別講演でした。
■研究発表
9演題の発表があり、活発にディスカッションされました。そのうち「リハビリテーション科へ入院になった患者の自宅での服用状況の推測とアドヒアランス低下の原因についての検討」を発表された埼玉医科大学病院薬剤部の林田沙綾先生が最優秀発表賞を受賞されました。
城西大学薬学部薬学科からは、2演題が発表されました。
『処方箋以外の情報が加わることによる生活習慣改善および処方提案への影響と医師による採択についての検討 ~薬学生の立場からの試み~』という演題で口頭発表した生理学研究室 加園 恵三 教授
『副作用報告データベース(JADER)を利用した薬物相互作用検出の試みと基礎研究による検証』という演題で口頭発表した薬剤作用解析学研究室 根岸 彰生
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【薬学科(6年制)】薬学科 袁 博 准教授が世界中医薬連合会血液病専門委員会にて最優秀発表賞を受賞しました! 2019年6月28日
薬学科・薬品作用学研究室の 袁 博 准教授が、このたび中国・陝西省・西安市で開催された「世界中医薬連合会血液病専門委員会第4次学術年会」(令和元年6月14日〜17日)にて最優秀発表賞を受賞しました!
受賞タイトルは、Delphinidin sensitizes human leukemia cell line HL-60 to arsenite-induced cytotoxicity by apoptosis induction and modulation of NF-κB activity, intracellular GSH(デルフィニジンは、アポトーシス誘導、NF-κB活性および細胞内グルタチオンを調節することにより、白血病細胞HL-60の亜砒酸に対する感受性を高める)です。
袁准教授は、以前より、急性前骨髄球性白血病治療薬である亜砒酸の治療効果を維持・増強し、投与量の減量により副作用を軽減できる可能性のある新規物質の探索に取り組んでいます。本発表では、ベリー類の果実に含まれる植物アントシアニジン色素の一種であるデルフィニジンが、亜砒酸の治療効果を高める作用を有し、抗がん剤補助薬としての可能性をもつことを報告しました。
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受賞タイトルは、Delphinidin sensitizes human leukemia cell line HL-60 to arsenite-induced cytotoxicity by apoptosis induction and modulation of NF-κB activity, intracellular GSH(デルフィニジンは、アポトーシス誘導、NF-κB活性および細胞内グルタチオンを調節することにより、白血病細胞HL-60の亜砒酸に対する感受性を高める)です。
袁准教授は、以前より、急性前骨髄球性白血病治療薬である亜砒酸の治療効果を維持・増強し、投与量の減量により副作用を軽減できる可能性のある新規物質の探索に取り組んでいます。本発表では、ベリー類の果実に含まれる植物アントシアニジン色素の一種であるデルフィニジンが、亜砒酸の治療効果を高める作用を有し、抗がん剤補助薬としての可能性をもつことを報告しました。
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【薬学科(6年制)】日本生化学会関東支部例会で発表しました 2019年6月28日
2019年6月22日(土)に東京工業大学すずかけ台キャンパスにて日本生化学会関東支部例会が開催されました。
そこで城西大学薬学部薬学科生化学研究室所属の6年生2人(小山真司君、斉藤麗さん)がポスター発表を行ってきました。
学内の卒業研究発表とは違った雰囲気に始めは緊張している様子でしたが、興味をもってくれた学生や先生方に丁寧に説明していました。
頂いた助言等は後輩への引継ぎに役立ててくれることでしょう。
また、特別講演では、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生(東京工業大学)とご関係の深い水島昇先生(東京大学大学院)をはじめ、
ノーベル賞を受賞された先生とゆかりのある先生方のご講演を拝聴することができ、大変貴重な時間を過ごしました。
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そこで城西大学薬学部薬学科生化学研究室所属の6年生2人(小山真司君、斉藤麗さん)がポスター発表を行ってきました。
学内の卒業研究発表とは違った雰囲気に始めは緊張している様子でしたが、興味をもってくれた学生や先生方に丁寧に説明していました。
頂いた助言等は後輩への引継ぎに役立ててくれることでしょう。
また、特別講演では、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典先生(東京工業大学)とご関係の深い水島昇先生(東京大学大学院)をはじめ、
ノーベル賞を受賞された先生とゆかりのある先生方のご講演を拝聴することができ、大変貴重な時間を過ごしました。
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【薬学科(6年制)】6年生 望月 琢矢 君が日本医療薬学会第3回フレッシャーズ・カンファレンスにて優秀演題発表賞を受賞しました! 2019年6月19日
日本医療薬学会第3回フレッシャーズ・カンファレンスが、2019年6月16日(日)に帝京大学板橋キャンパスにて開催されました。
薬学部の学生や大学院生、研究活動の経験が浅い社会人の薬剤師等を主たる対象に、研究活動の成果を発表する本カンファレンスにおいて、薬学科(6年制)製剤学研究室所属の6年生 望月 琢矢 君が、本学の医療栄養学科等との共同研究で、「地理情報システム(GIS)を用いた埼玉県のドラッグストア配置の地域格差の視覚化」という演題名で発表し、優秀演題発表賞を受賞しました。
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