理学部数学科

math-shinro2015

2015年度の卒業生にインタビューを行いました。

企業 (金融、証券、IT分野、小売業)

「金融」 (M.S.さん)
生命保険会社に就職します。地元で金融関係の仕事に就きたいと思い、就職活動を進めました。堅実で安定した職業であることが希望した理由の一つです。大学時代は学業面ではやや苦労しましたが、留年することなく単位修得に頑張りました。1年次からエステ関係のアルバイトを続け、併設されているスポーツ施設を利用したりして同僚のスタッフと楽しく過ごしました。アルバイトを通じて、就職面接に対応できる敬語も身に付けました。就職面接では自然体で自分を素直にアピールするのがよいと思います。面接の練習も必要だと思いますので、友人や家族に協力してもらいましょう。エントリーシートの書き方は大切なので、就職課でアドバイスを受けることをお薦めします。
 
「証券」 (T.Y.さん)
大学4年間で培った数学的教養を活かしたいと思い、証券会社に就職を決めました。数学科出身ならではの証券マンになりたいと思います。
大学時代は社会人硬式野球クラブに所属し、平日は大学に行き、土日は野球をしていました。特に、4年のゼミではメンバーで社会科見学をしたり、クリスマスパーティーをしたり、楽しい学生生活を送ることができました。就職活動で大事な事は「根拠のない自信」を持つ事だど思います。後輩のみなさんは根拠はなくても自信を持ってがんばってください。また、勉強はしっかりとやりましょう。不真面目に学生生活を送っていたのでは留年します。こうなってからでは遅いのでがんばってください。
 
「IT分野」 (N.K.さん)
大学で学んだ情報分野の知識や数学の論理的な思考を生かせる職業に就きたいと思い、情報系の会社を希望しました。就職活動あたって、幅広い業界研究に取り組みました。大学時代は学業面では少し苦労しましたが、友人と助け合いながら努力してきました。社会勉強も兼ねて様々なアルバイトも経験しました。学内では学術団体協議会の会計監査長として各学生会の予算に関わる取りまとめなどに携わりました。学業との両立は大変でしたが、やりがいのある仕事で良い経験になりました。短い学生生活ですが、学生時代にしかできない様々なことに挑戦して充実した学生生活を送ってください。
 
「小売業」 (A.U.さん)
内定先は、コンビニエンスストアをフランチャイズチェーン展開している会社です。総合職の募集だったので色々なことに挑戦できると思い志望しました。
大学3年の夏休みに海外韓国語研修に参加しました。ハングルは日本語と文法が似ているので、少し勉強するだけで韓国の方とコミュニケーションを取ることができて楽しいです。韓国は料理も美味しく、景色もきれいで、卒業までにその後3回、韓国に行きました。大学生活では将来の目標を見つけて、それに向けて頑張ってください。また沢山の友達を作ったり沢山遊びに行って大学生のうちにしかできないことを悔いが残らないように過ごして下さい。

教員

「教員」(M.O.さん)
埼玉県の公立中学校教員採用試験に合格しました。学生時代は文武両道を目標に掲げて生活していました。“文”では、友だちと自主ゼミを開いて学習したり、先生方に積極的にご指導をお願いしたりして、教養を深めました。“武”では柔道部に入部し、日々、心身を鍛錬しました。もちろん、友だちと行楽に出かけたりなどもし、とても充実した4年間でした。また、塾でのアルバイトや「スチューデント・インターンシップ」によって教員としての基礎を築けたと思います。後輩のみなさんも、目標を持って充実した学生生活を過ごしてください。

大学院進学 (本学、他大学)

「本学大学院」(Y.K.さん)
大学院での研究テーマは現象の数学解析です。数学が日常生活及び自然界のどのような場面にどのように役立っているのか学び、また、教員を目指していますが、得た知識を将来教壇に立った時に活かしたいと思います。学部時代の一番の思い出は塾講師アルバイトです。教える楽しさを実感しました。
大学での数学は高校までの数学と比べると抽象的でとっつきにくいと思います。しかし、少しでも大学数学の知識を持って高校数学に触れてみると、今までとは異なった視点から見ることができ面白味が増すと思います。どの分野でも良いので、興味を持って頑張って下さい。

「他大学大学院」(A.K.さん)
国立大学の大学院に進学します。数学の専門性を高めるとともに、知見を深めたいと思います。
大学には色々な数学の講義があり、幅広く数学を学ぶことができました。3年次に図書館学生アドバイザーを務めましたが、図書館の仕組みを知る良い「きっかけ」になりました。他学部との交流や、より身近に「本」を感じることで、視野が広がりました。
大学の数学は、わからないことだらけです。わからないことが恥ずかしいのでは無く、わかろうとしないことが恥です。先生や友人に相談しましょう。
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